転職エージェントのメリット・デメリット|企業側も理解しよう

「転職活動を始めたいけど、転職エージェントを使うかどうか迷っている」という人も多いのではないでしょうか。

「自分のペースで転職活動をしたいけれど、転職エージェントに登録すると自分のペースでできないのでは?」「費用がかかるのかな?」「どれくらい転職のサポートをしてくるのか不安」など、転職エージェントに登録して利用したいけれど、どんなメリットやデメリットがあるのだろうと思っている人もいるでしょう。

転職エージェントに登録したけれど、思っていたのと違っていたということがないように、転職エージェントのメリットとデメリットをきちんと把握しておかなければなりません。

当記事では、そんな転職エージェントのメリットとデメリットを徹底解説していきます。

転職エージェントを使うメリット

転職エージェントを利用するメリットとしては以下があげられます。

  • 非公開求人を紹介してくれる
  • 自分の強みを知ることが出来る
  • 面接対策などを行ってくれる
  • 転職手続きを代行してくれる
  • 年収交渉もしてくれる
  • 自分を売ってくれる
  • 利用しているだけで内定率が高くなる

転職エージェントのメリットを把握することで、あなたが転職エージェントを利用すべきかどうかの判断する材料にしていただけましたら幸いです。

非公開求人を紹介してくれる

転職エージェントでは、求人情報を見ることができるのですが、どの転職エージェントもおよそ8割が非公開求人ということで、登録しなければ非公開求人を見ることができません。

非公開求人は、その転職エージェントが独占案件として保有しているもので、他の転職エージェントにはない求人です。

良質の求人が多く、大企業や優良企業の求人、年収や待遇の良い求人は、ほとんどが非公開求人となっています。

質の良い非公開求人を見ることができるのは、登録している人のみのメリットです。

自分の強みを知ることが出来る

転職エージェントに登録すると、自分専任のキャリアコンサルタントがつきます。

キャリアコンサルタントは登録者の履歴書や職務経歴書を見ながら面談を行いますが、登録者がわからなかった強みや、長所を見つけてくれることもあるのです。

職務経歴書の添削を行ってくれるのも転職エージェントの特徴で、普段自分が職務経歴書に書いている自己PRだけではなく、そこにプラスして新たな自分の強みや長所を書き足すことができるのです。

面接対策などを行ってくれる

転職エージェントの大きなメリットとして面接対策が挙げられます。

一般的な面接対策ではなく、転職エージェントは取引している企業情報に詳しいため、その企業がどのような人材を求めているのか把握しています。

ですので、企業ごとに面接対策を行ってくれたり、それぞれの業界で採用されやすい人の特徴なども把握していますから、一般的な面接対策ではなく、ピンポイントで面接する企業に対応できる面接対策を行ってくれるのです。

つまり、1人で転職活動をするより、数倍転職に成功しやすい面接対策を行ってくれるのが転職エージェントなのです。

転職手続きを代行してくれる

転職活動をする中で、様々な手続きや必要書類の作成が出てきます。

履歴書や職務経歴書を書き、添削を行うのは転職活動で必ず必要ですし、求人を探して応募をしたり、企業と直接面接日の調整を行ったり、配属先や年収、役職などの交渉や雇用契約書の確認、入社日の調整や入社時に必要な手続きなど、1人で転職活動を行うと、手続きだけでも大変なものになります。

特に、雇用契約書の確認はしっかりしておかなければ、後になって「そんな話は聞いていない」「いや、雇用契約書に書いてあるよ」ということになりかねませんので、雇用契約書の確認は特に注意が必要です。

また、求人を探すのも時間がかかりますし、応募して面接日の調整を行うのもスケジュール調整が大変です。

ですが、これらの手続きを全て転職エージェントが代行で行ってくれるので、現在仕事をしている人でも楽に転職活動を進めることができるのです。

年収交渉もしてくれる

外国では当たり前となっている年収交渉も、日本では「年収交渉をすると企業に悪い印象を与えてしまうのでは?」「いつ年収交渉すればいいのかわからない」と、年収交渉をしない人が多いのです。

ですが、本来年収交渉は入社する側にとっては当然の権利ですので、年収交渉は行うべきなのです。

と言われても、年収交渉はお金が絡むことなので言い出しにくいという人がほとんどでしょう。

そこで頼りになるのが転職エージェントです。

キャリアコンサルタントと面談をした時に自分の希望年収などを話していますから、その年収に近づけるようにキャリアコンサルタントが企業と交渉をしてくれるので、登録者は年収交渉をする必要がありません。

実際、転職エージェントを利用している人の多くが、年収アップして転職に成功していますから、とても大きなメリットとなるのではないでしょうか。

自分を売ってくれる

転職エージェントのキャリアコンサルタントは企業との絆も深く、面接が終わったあとに連絡を取っています。

採用の場合も不採用の場合も、今後の面接対策に活かすために企業側もキャリアコンサルタントには話してくれるのです。

そして、面接後に連絡を取る理由は採用・不採用の理由を聞くだけではありません。

キャリアコンサルタントは、人事担当者と連絡を取り、面接では伝えきれていない登録者の強いや長所を推してくれるのです。

面接では緊張して自分の想い通りにはならないことが多いのもキャリアコンサルタントはわかっています。

本来不採用だったはすが、キャリアコンサルタントの売り込みで採用に変わったということもよくあるのです。

質の高いキャリアコンサルタントほど交渉能力が高いため、キャリアコンサルタントの質が良い転職エージェントを選べば採用される確率も上がり、確実に自分のメリットとなるでしょう。

利用しているだけで内定率が高くなる

転職エージェントを利用するメリットは、ここまでのお話で十分伝わったのではないでしょうか。自分一人で転職活動をするより、内定率が高くなることもご理解いただけたかと思います。

また、転職エージェントを利用しているたけで内定率が高くなるというメリットもあります。
それは、先ほどお話しました非公開求人は、企業が、その転職エージェントを信頼して求人を任せてくれています。

企業側は「この転職エージェントなら」と信頼できる転職エージェントに求人を依頼しているので、その転職エージェントに登録しているだけで企業からは信頼できると判断されるのです。

この時点で内定率は高くなっていますから、転職エージェントの他のメリットを考慮しても、自分一人で転職活動をするより、数倍内定率は高くなるため、転職エージェントは利用するべきでしょう

転職エージェントを使うデメリット

転職エージェントを利用するデメリットは以下になります。

  • そもそもサービスを受けられない場合がある
  • 転職を急かされることがある
  • ブラック企業に転職させられる可能性がある
  • 転職する気がないと相手にされない
  • キャリアコンサルタントが人によって実力差がある
  • 転職活動に時間がかかる
  • サポート期間が3ヶ月程度しかない

デメリットをしっかり把握しておくことで「こんなはずではなかった」ということが防げますから、これからご紹介するデメリットをしっかり把握しておきましょう。

そもそもサービスを受けられない場合がある

転職エージェントは、誰でも登録できるというわけではなく、どうしても転職が難しい人や正社員での採用が困難と判断されると求人の紹介がなかったり、あっても少ない、もしくはレベルの低い求人ということがあります。

登録できればよいのですが、場合によっては登録すらできないことがあるのです。

例えば、現在の年収がかなり低い(年収200万円以下など)、高齢である、正社員で働いていた時からブランクの期間が長い、転職に消極的で転職したいという意思が伝わってこないなどが挙げられます。

また、転職エージェントによってはハイキャリアやハイクラスの求人を扱っているところもありますし、転職エージェントも質の高い求職者を確保したいため、求職者の市場価値が低いと判断すると登録できない、もしくはサービスを受けられない可能性があります。

転職を急かされることがある

転職エージェントも慈善事業で行っているわけではなく、仕事として転職活動のサポートとしていますから、実績はとても重要です。

転職エージェントによって特徴は違い、登録者のペースに合わせてくれる転職エージェントがあれば、転職を急かす転職エージェントもあります。

転職を急かすというのも、紹介してもらった求人の中から、どの企業に応募するのかを急かされたり、いくつか内定をもらっている場合は、どの企業に入社するのか早い回答を求められることがあります。

もちろん、強制されることではないのですが、早く転職を決めたいからとキャリアコンサルタントのうまい営業トークに釣られて回答を早まってしまったということもあります。

自分の転職活動のビジョンがある人は、きちんとキャリアコンサルタントに伝え、自分の意思をしっかりと持ち伝えることが大切です。

自分のペースで転職活動をしたいという人は転職エージェントではなく転職サイトを使う人が多いようですが、転職エージェントの中でも登録者のペースに合わせてサポートを行ってくれるところはありますので、急かされたくなのであれば、自分のペースに合わせてサポートしてもらえる転職エージェントを探す必要があります。

ブラック企業に転職させられる可能性がある

転職エージェントからの求人なのにブラック企業があるのかと驚かれた人も多いのではないでしょうか。

実際、転職エージェントから紹介された求人に応募して入社してみたもののブラック企業だったということは残念ながらあります。

ただし、転職エージェントがブラック企業とわかっていた取引したのではなく、以前から取引があった企業が、いつのまにかブラック企業になっていたということがあるのです。

もちろん、内情をきちんと把握していない転職エージェント側にも問題はありますが、取引はあっても長い間転職成功者がその企業に入社していなければ、内情を把握することは難しいので、転職エージェントの責任ばかりではありません。

求人情報を見て、応募したいなと思った企業は自分で調べることも大切です。

インターネットを使って調べることができますから、今後に影響を与えるような大切なところは、転職エージェントだけに頼らず、自分で調べる必要があります。

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2017.11.07

転職する気がないと相手にされない

転職エージェントは転職したい人のためにキャリアコンサルタントが転職サポートをしてくれるので、転職に対して意欲がないと転職の意思がないと判断され十分なサポートを受けることができなかったり、相手にされないということがあります。

キャリアコンサルタントも実績を上げなければなりませんから、転職意欲がある人を積極的にサポートします。

そのため、転職する気がないと判断すると優先順位は後になってしまいます。

転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントと面談する時は、転職意欲があるということをアピールしなければ相手にされないということもあるでしょう。

キャリアコンサルタントが人によって実力差がある

転職エージェントに在籍するキャリアコンサルタントはそれぞれ業界経験者であったり、知識、経験に長けている人ばかりです。

しかし、キャリアコンサルタントも人間なため完璧ではありませんし、それぞれの経験や知識なども違います。

そのため、キャリアコンサルタントの実力は一定ではなく差が出てきてしまうのです。
これは、全く同じ経験をしてきている人たちではありませんし、得ている知識や情報量も違いますので仕方ありません。

ですが、中にはキャリアコンサルタントの質が低すぎて、返って転職活動の妨げになるような人もいます。

キャリアコンサルタントになりかけの人や、質の低いキャリアコンサルタントの場合は転職活動をしにくくなる可能性がありますので、自分に合わないと思った時は、エージェントに直接相談して担当を変えてもらうように交渉する必要があります。

転職活動に時間がかかる

個人で転職活動をすると、自分と企業との間でやりとりをするので、面接日を決めたり、入社日を決めるのも、すんなり進むのですが、転職エージェントを通すことで、自分と企業の間に転職エージェントが入るため、やりとりも一度転職エージェントを通りますから転職活動に時間がかかります。

転職エージェントを利用すれば、転職に関するほとんどのことをエージェント側が行ってくれるため、ラクに転職活動をすることができますが、自分と企業との間に転職エージェントが入るため、転職活動の進み具合は遅くなるでしょう。

どれだけ早くても1社の面接から内定を得るまでに1週間はかかります。

長い時は急いでも1ヵ月以上かかることもありますから、すぐにでも転職したいという人は個人で転職活動をするか、転職エージェントに登録する時に「いつまでに転職したい」ということを伝えておきましょう。

サポート期間が3ヶ月程度しかない

転職エージェントを利用すると転職活動に時間がかかるというお話をしましたが、それなら遅い分にはいつでもサポートしてくれるのかと言えばそうではありません。

基本的に転職エージェントでは3ヵ月を目安にして登録者を転職成功に導くことになっています。

もちろん、登録者のペースに合わせて転職活動をしてくれる転職エージェントが多いのですが、あまりに長すぎるサポートは行っていません。

転職ですから、普通に考えればあまり長い間活動をすることではありませんし、3ヵ月以上もかけて転職活動をするということは、転職の意思がないと判断できます。

また、どれだけ頑張ってもなかなか転職が決まらないという人もいます。

そういう人は自分のスキルやキャリアよりはるかに高い希望条件を提示していたり、求人を選びすぎていることが多く、高望みしすぎていることが多いのです。

転職活動は初速が大切ですので、長引けば長引くほど転職が決まりにくくなりますし、それだけの時間をなかなか転職が決まらない登録者に費やすより、転職成功しやすい人に時間をかけた方を優先するでしょう。

ですので、転職しようかどうか迷っている段階で転職エージェントに登録したり、いつまでに転職したいという期限が決まっていない場合は、安易に転職エージェントに登録しない方が良いでしょう。

企業側が転職エージェントを使うメリット

転職エージェントは登録者だけではなく、求人を出す企業側にもメリットがあります。

登録者は、転職エージェントに登録することで転職活動を楽に、有利に進めることができます。
では、企業側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

転職エージェントは登録者と企業側双方にメリットがなければ成り立ちません。

つまり、企業側にもメリットがなければ企業が転職エージェントを利用することはないのです。

では、企業側にはどんなメリットがあるのか解説していきましょう。

自社にあった求職者を採用できる

個人で転職活動をしている人が応募をしてきても、企業が得られる求職者の情報は履歴書と職務経歴書、そして面接時の短い時間しかありません。

ですが、転職エージェントに登録している求職者の場合、キャリアコンサルタントと登録者は面談を行い、さらに詳しい登録者の情報があるため、個人で応募してくる人より情報量が多くなります。

キャリアコンサルタントは、これまでにも数多くの登録者を担当しているため、人を見る目が養われていますし、企業が求める人材を把握した上で、その企業にふさわしい人材を企業に紹介してくれます。

ですので、転職エージェントから求人を出した方が、自社にあった求職者を採用できるのです。
個人で応募してきた求職者の場合、入社して様子を見てみたら自社に合っていなかったということは多々あります。

そうなると教育するのも大変ですし、すぐに辞めてしまう可能性も高いので、教育係を変えたり、新たに求人を出すなど、新しい人材を確保するまでに時間もお金も余分にかかってしまうのです。

ですが、転職エージェントに求人を出せば、自社に合った求職者を確保できる可能性が高いので、企業側からすればお金の面でも時間の面でもメリットがあるのです。

マナーがしっかりしてるため面接が不快でない

転職エージェントに登録している求職者は、面接対策を受けています。
個人で応募する場合は、面接対策は自分で行わなければなりませんし、中にはマナーの悪い人もいるのです。

面接とは程遠いマナーの悪さの求職者もいるため、1日に何人も面接を行う企業側にとっては、このような求職者は不快な思いをしたまま面接を続けなければならないのです。

ですが、転職エージェントに登録している求職者はしっかりと面接対策をしているため不快な思いをすることなく、しっかりと面接することができます。

多少条件が悪くても採用できる

企業側が提示している条件は様々です。
とても良い条件を出しているところもあれば、条件が多少悪い、もしくは条件が悪い企業もあります。

企業ごとに収益も労働時間帯なども違い、社風も違うため、一般的な方法で求人を出しても面接にすら人が来ないということもあります。

ですが、転職エージェントから求人を出すと、企業が出す条件と求職者の希望条件などを見てキャリアコンサルタントが人材を紹介してくれますし、企業が出す条件が多少悪くても、キャリアコンサルタントが企業を勧めてくれますから、採用することもでき、何度も求人を出すことなく人材を確保できるのです。

企業側が転職エージェントを使うデメリット

企業側のメリットが分かったところで、次はデメリットについて解説していきましょう。

求職者側だけではなく、企業側にもデメリットはあります。

企業側のメリットとデメリットを見ると、転職エージェントがいかに企業と求職者の両方が納得できるように動いてくれているかがわかります。

では、企業側のデメリットを解説しましょう。

紹介コストがとても高い

一般的な求人サイトや求人雑誌に求人情報を掲載する費用と、転職エージェントを利用して求人を出すのとではコストが全く違います。

ハローワークに至っては無料で求人情報を掲載できるため、それをコストを考えると転職エージェントに人材を紹介してもらうのは、企業側にとってはとても経費がかかることなのです。

転職エージェントは、登録者を企業に紹介し、その登録者が採用となった場合、登録者の年収の約3割を企業から報酬として受け取る形になります。

年収300万円で採用が決まった場合は、その3割ですから、90万円を報酬として転職エージェントにしはらわなければならないのです。

金額を見ると、転職エージェントに支払う紹介コストは高いと感じますが、一般的な求人情報や求人サイトは求人を掲載する費用は安いですが、自社に合う人材に出会うまでは求人を出し続けなければなりませんし、よりよい人材を期待すればするほど長い間求人を出さなければならなくなります。

もちろん、一発で良い求人を確保できる可能性もありますが、確実ではありません。
その点、転職エージェントに求人を出せば、企業のことを熟知しているキャリアコンサルタントが企業がほしい人材を探してくれるため、長い間人手不足に悩むことはありません。

また、よりよい人材を紹介してくれるので、良い人材を確保するためと思えば、転職エージェントに登録した方が欲しい人材を短い間に確保することができます。

もし、一般的な求人情報サイトや求人誌などを利用した場合、長期にわたり求人を掲載すると、結局転職エージェントに支払う紹介コストより経費がかかる上に、良い人材に出会えなくても妥協して採用しなければならなくなりますから、良い人材の確保と長期にわたって求人情報を掲載することを考えれば転職エージェントを利用した方が企業側に有利になることもあるのです。

経歴を多少盛られる可能性がある

企業側が転職エージェントを利用して生じる一番大きなデメリットは、経歴を盛られるということではないでしょうか。
転職エージェントに在籍するキャリアコンサルタントは企業が欲しい人材を把握しています。

その企業に紹介したい人材の経歴が、企業側が欲しいと思っている人材より少し劣っている場合でも、キャリアコンサルタントの営業力を活かして企業側に納得させることは可能です。

ですが、中には企業が欲しいと思っている人材より登録者が少し劣っている場合、経歴を多少盛って書いている場合があります。

なんとか登録者を採用させてあげたいという思いからだとは思いますが、経歴を見る限り問題ないと思っても、採用して仕事が始まった途端に思っていた仕事ができないという可能性があります。

キャリアコンサルタントが登録者の履歴書や職務経歴書の添削を行うので、その時点でキャリアやスキルが低い場合は、履歴書や職務経歴書を多少盛る可能性があるので、企業側は細かく紹介された登録者のことを確認することが必要でしょう。

転職エージェントの選び方

求職者側、企業側が転職エージェントを利用することで生じるメリットやデメリットを解説してきました。

企業側は昔から取引がある転職エージェントを利用していたり、自社の中で信頼のおける転職エージェントが決まっているところがほとんどです。

では、求職者が転職エージェントを選ぶにはどんなことに注意すればよいのでしょうか。転職活動をラクに、有利にするには転職エージェント選びがとても大切です。

自分に合った転職エージェントを選ぶことが前提ですが、自分が進みたい道、また自分が進みたい道が、まだ見えていない場合など、自分の目標によって転職エージェントの選び方は変わってきます。

ですが、基本的な選び方は同じです。

基本は、総合型の転職エージェントと特化型の転職エージェントの両方に登録することが重要です。

その中で、自分に合う転職エージェントを見つけていきますので、まずは総合型転職エージェントと特化側転職エージェントのことを解説していきましょう。

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2017.10.16

総合型転職エージェント

総合型転職エージェントとは、様々な業種や職種を扱い、ハイキャリアやハイクラス求人など、多くの求人に対応できます。

特に大手転職エージェントは総合型の場合が多く、業種や職種が多いので求人数も多くなっています。

求人数が多いところでは10万件を超えるほどの取り扱いがあるので、まだ自分の進むべき道が見えていない人に有利です。

転職エージェントに登録して自分の強みや長所が見えてくれば進むべき道が見えてきます。

進むべき道が見えた時に、どんな業種や職種の求人も扱っているのが総合型転職エージェントですから、道が見えてから転職活動をすることができます。

ただし、アパレル系やエグゼクティブ求人に応募したい人、面接が特殊な外資系に転職したい人は、それらの業界に特化した転職エージェントに登録した方が良いので、それ以外の人は総合型の転職エージェントで十分、転職活動を行うことができます。

キャリアコンサルタントに至っては、どの職種や業種にも対応できる知識や経験は持っていますが、それぞれの業界や職種の特別な知識には弱いので、進むべき道が見え、その業界や職種の専門的な知識や経験を持ったキャリアコンサルタントにサポートしてほしい場合は、新たにその業界や職種に特化した転職エージェントへの登録が必要です。

特化型転職エージェント

特化型の転職エージェントは求人数こそ多くはありませんが、その業界や職種に特化した求人ばかりですので、求人数が多い総合型転職エージェントより自分が求める求人が多くなることが多いのです。

キャリアコンサルタントは、その業界や職種の経験者ということが多く、総合型転職エージェントのキャリアコンサルタントより知識も情報量も経験も多いでしょう。
また、面接が特殊になる外資系のように、それぞれの業界や職種に適した面接対策をしてくれますから、自分の進むべき道が見えている人は、特化型の転職エージェントには必ず登録しておきたいところです。

また、未経験OKという案件を保有していることが多いので、「自分のやってみたい仕事が未経験だから転職は難しいのでは?」と考えている人は、専門的なサポートを行ってくれる特化型の転職エージェントに登録すると良いでしょう。

ただし、特化型転職エージェントは中小企業やベンチャー企業の求人を取り扱っていることが多いので、大企業への転職を考えている人には向いていません。
中には大企業との取引をしている転職エージェントもありますが、求人の数は多くありませんので、求人の争奪戦となるでしょう。

また、総合型と比べると求人数がかなり落ちますので、今ある求人を押し付けてくるようなキャリアコンサルタントもいますし、キャリアコンサルタント自体、質が悪いというところもありますので、もしキャリアコンサルタントが合わないを思った場合は、転職エージェントに相談しましょう。

おすすめの転職エージェント

転職エージェントのメリットとデメリットをご紹介してきましたので、ここでおすすめの転職エージェントをご紹介しておきたいと思います。

これまでの転職エージェントのメリットやデメリットを踏まえた上で、どの転職エージェントを選ぶと良いのかを考慮していますので、参考にしていただければと思います。

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2017.06.19

DODA

DODAは、実績・求人数ともに国内第2位を誇る大手転職エージェントで、総合型となります。

求人数は非公開のものを合わせると10万件を超えると言われており、求人のうちの約8割は非公開求人となっていますので、良質の求人が揃っています。

非公開求人DODAの独占求人ですから、他の転職エージェントでは見ることができません。
大企業との取引も多々ありますが、他にも中小企業やベンチャー企業との取引もあり、様々な求人を扱っています。

キャリコンサルタントの質も良く、キャリアコンサルタントの実力の差がほとんどないので、どのキャリアコンサルタントも親切で丁寧に教えてくれますから、DODAに所属するキャリアコンサルタントの質は業界でもトップクラスです。

登録者のペースに合わせて転職活動をしてくれるため、自分のペースで転職活動をしたいという人に向いていますし、ハイキャリアやハイクラス求人も数は少ないですが取り扱いがありますので、さらなるキャリアアップや年収アップを目指したい人にも向いています。

パソナキャリア

パソナキャリアは、業績は国内第4位と良い実績を持っていますし、求人数は約3万件と少なめですが良質の求人を揃えています。
取引している企業数は15,000社以上と多く、大企業からベンチャー企業まで幅広い求人を保有している総合型の転職エージェントです。

パソナキャリアの求人の多くも非公開求人となっていますので、良質の求人はパソナキャリアの独占求人となっています。

パソナキャリアの大きな特徴は、何と言ってもキャリアコンサルタントの質の高さでしょう。
DODAのキャリアコンサルタントも質が高いと業界でも有名ですが、パソナキャリアのキャリアコンサルタントは一つ抜きんでている存在です。

初心者にも親切で丁寧に教えてくれるのはもちろん、登録者にとってキャリアップ、年収アップできるように転職活動をさせてくれますから、登録者からの人気もとても高い転職エージェントです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業績・求人数ともに国内第1位の最大手転職エージェントです。
総合型の転職エージェントで、求人数は15万件を超えています。
これだけの求人数を保有していますから、登録者数も多くなっていますが、リクルートエージェントは求人数と登録者数が多いから業績第1位になっているわけではありません。

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントも、これまでの転職エージェント同様にとても優秀です。
リクルートエージェントでは登録から3ヵ月で転職成功させることを目標に転職活動をサポートしています。

つまり、それだけの知識と経験、実力を兼ね備えているキャリアコンサルタントだからこそ、3ヵ月という短い期間で転職成功している人が多いのです。

ただし、求人を選択する時や、何社か内定が出ている時に回答を急かされることがあります。
これも、3ヵ月で転職成功させるために必要なことなのですが、自分のペースで転職活動をしたいという人には向いていません。

ですが、早く転職したいという人には向いており、様々な求人を保有していますし、求人数が多いので、自分が求める求人を保有している可能性が高いと言えるでしょう。

転職エージェントの使い方

転職エージェントを利用すると生じるメリットやデメリットを見てきて、転職エージェントを利用する方がメリットが大きいと考える人の方が多いのではないでしょうか。

転職エージェントは、転職に関する処理を全て行ってくれますから、今仕事をしている人も楽に転職活動ができますし、年収交渉や待遇交渉など自分ではやりにくい交渉も代行してくれます。

また、1人ではできない履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も行ってくれますから、転職エージェントを最大限に活用することで、転職活動が成功にさらに近づくことになるでしょう。

では、転職エージェントを大再現に活用するとはどのようなことをすればよいのでしょうか。転職エージェントを最大限に利用できる使い方を解説していきたいと思います。

使い方は難しいことではありませんが、転職活動を左右する内容も含まれていますので、転職エージェントに登録する前に必ず把握しておきましょう。

また、より詳しい使い方については下記記事にて紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

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複数登録する

転職エージェントに登録する際に大切なことは、「複数の転職エージェントに登録する」ということです。

転職エージェントのタイプなどを解説しましたが、転職エージェントには総合型と特化型の2つのタイプがあります。

この、どちらかに登録するのではなく、両方に登録することはもちろん、最低でも3社くらいには登録しておきたいところです。
比率としては総合型2社、特化型1社のように、自分がやりたい仕事が決まっているなら、この比率で登録し、自分がやりたい仕事が決まっていない場合は、まずは総合型2社に登録をし、やりたい仕事が決まれば特化型1社に登録するという形が望ましいでしょう。

複数の転職エージェントに登録することで、それぞれの求人(独占求人を含む)を見ることができます。
多くの求人を見ることができれば、それだけ自分が希望する条件の求人に出会う確率も高くなります。

また、1社のみに登録していると1人のキャリアコンサルタントに依存してしまい、連絡が取れなければ不安になったりイライラしたりと転職活動を円滑に進めることができません。
ですが、複数の転職エージェントに登録すれば、登録したエージェントの数だけキャリアコンサルタントがいますので、1人のキャリアコンサルタントに依存することはないのです。

複数の転職エージェントを使うことに関してより詳しく知りたい方は、下記記事にて紹介しているので、チェックしてみてください。

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2017.11.10

キャリアコンサルタントをやる気にさせる

転職エージェントを使う際に、とても重要なのが「キャリアコンサルタントをやる気にさせる」ということです。

キャリアコンサルタントも仕事ですから、転職意欲の低い登録者より、転職意欲の高い登録者を優先しますし、転職活動を頑張っている人の応援をしたいと思うものです。
ですので、キャリアコンサルタントをやる気にさせるには「転職意欲が高い」と思ってもらうことが大切です。

また、複数の転職エージェントに登録していることも話しておいた方が良いでしょう。
他のエージェントに登録者を取られたくないとキャリアコンサルタントはやる気になります。
その登録者が転職意欲が高ければ、なおさらキャリアコンサルタントはやる気になります。

このように、キャリアコンサルタントをやる気にさせることで、手厚いサポートを受けることができ転職活動を円滑に勧めることができるのです。

自分に合ったキャリアコンサルタントを選ぶ

転職エージェントを最大限に活用するなら、自分に合ったキャリアコンサルタントでなければなりません。
人それぞれ性格が違うように、キャリアコンサルタントにも性格はありますし、それぞれの転職エージェントで違いますし、同じエージェント内でも実力差、知識の差、経験の差も違います。

転職活動という人生の転機をサポートしてもらうのですから、自分に合わないキャリアコンサルタントでなければ、サポートしてもらうはずのキャリアコンサルタントの存在が邪魔になってしまいます。
ですが、自分に合うキャリアコンサルタントに出会えれば、何でも相談でき、丁寧に指導をしてもらい、その指導を素直に受け入れることができ、最高の転職活動ができるのです。

転職エージェントを最大限に活用するなら、キャリアコンサルタントの存在は無視できません。
自分に合うキャリアコンサルタントを選ぶことで、転職エージェントを最大限に利用できるのです。

まとめ

転職エージェントのメリットやデメリットを解説してきましたが、いかがでしたか。
転職エージェントは万能ではありませんし、完璧ではありません。
ですが、転職活動をする上でメリットとなる部分がとても多いのです。

キャリアコンサルタントも同じ人間ですから、衝突することがあるかもしれません。
ですがその衝突も、キャリアコンサルタントが登録者を転職成功させたい一心だということを忘れてはいけません。

ただし、どうしてもキャリアコンサルタントと相性が合わないことがあります。
この場合は、迷わず転職エージェントに相談しましょう。

また、転職エージェントごとにも社風があり、自分に合う、合わないがあります。
いくら評判のよい転職エージェントでも自分に合わなければ意味がありません。
転職活動を有利にし、転職エージェントを最大限に生かすには、自分に合った転職エージェント、自分に合ったキャリアコンサルタントを選ぶことが最も大切なことではないでしょうか。

※記事の内容は、執筆時点での最新の情報となり、サービス内容・利用料金等を保証するものではありません。この記事の情報を基に行動する利用者の判断について、当社は一切の責任を負いかねます。サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、しかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

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