アニメの仕事|種類や内容を知って理想のキャリアを手に入れよう

アニメの仕事いうと、声優や監督など、華やかなイメージがあるかもしれません。しかし、表に出ているのはほんの一部の人たちで、中では多くの人たちがアニメ作りに力を注いでいます。ここでは、アニメ業界で活躍する人たちの仕事内容はもちろんのこと、1日のスケジュールや仕事の辛いことまでを詳しく紹介していきます。知られざるアニメ業界の裏側を垣間見ることができるかも。

アニメの仕事の内容・業務

子どもの頃から親しんできたアニメは一体どうやって作られているんだろう…と疑問に思ったことはありませんか。実は、1本のアニメが出来上がるまでには、様々な職種の人たちが関わっているのです。では、アニメの仕事の世界をのぞいてみましょう!

アニメの1日の仕事の流れ

アニメ業界で活躍する人は、どのような1日を過ごしているのでしょうか。ここでは、一番馴染みのあるアニメーターと声優の一日を追ってみましょう。

アニメーターの一日

  • 9:30出社

事務所や作業場に出社します。前日の作業が長引いた時は、昼頃に出社することもあります。

  • 10:00作業開始

丁寧に、スピードを重視して作業します。多いときは月に300枚も描くこともあります。慣れてくると500枚を目指します。

  • 13:30 休憩

忙しいときは休憩がとれないこともしばしばあります。

  • 19:00 作業終了

何もなければ帰宅しますが、納期前など終わらない時はそのまま徹夜、泊まり込みに突入することもあります。

アニメーターの1日はシビアで時間との闘いとなります。絵は多いときでは1日に20枚ほど描くこともあり、自身のペースで仕事できるのがよいところですが、納期などが近いと休暇を取るのも難しくなります。

声優の一日(アニメ収録)

  • 8:00 起床

取材やロケがあればもっと早く起きることもあります。朝は声が出ないので、お風呂に入って喉を温める人もいます。その後、出かける準備をします。

  • 9:30 スタジオへ

新人のうちは、現場へは早めに到着するようにします。また収録時間は決まっているため遅刻は厳禁です。余裕をもって着くようにし、収録に備えコンディションを整えます。

  • 10:30 収録開始

30分のアニメでも3時間以上はかかります。収録はリハーサルを2回行った後、本番に入ります。自分の出番が少なくてもすぐに帰れるわけではありません。出番がないときは、先輩たちの演技やマイクワークを見て勉強します。

  • 12:30 休憩

前半の収録が終わり、休憩を取ります。

  • 13:30 収録再開

後半部分の収録を行います。前半と同様、テスト、リハの後に本番となります。最後に全員で「ガヤ」といわれるざわめきなどの収録を行います。

  • 16:00 収録終了
  • 17:00 事務所でレッスン

実力を伸ばすためのレッスンに参加します。レッスンは肉体訓練、発声、ダンスなど。レッスンがない日はアルバイトをすることもあります。

  • 22:00 帰宅

帰宅後は、早口言葉などの自主トレーニングを行います。出演するアニメの台本の読み込みや、翌日のスケジュールの確認を行い、就寝します。

アニメ業界の人は朝が早く、夜が遅い生活だったりと不規則であることが多いです。そのため、ハードスケジュールにも耐えられる体力と精神が必要です。

アニメの仕事の種類

アニメが出来上がるまでには、実に多くの人が携わっています。作画を描く、構成を練る、キャラクターに命を吹き込むという人から、絵は描かないけれどストーリーを考える人、アニメを盛り上げるための音響を考える人などその役割は多岐に渡ります。

一体どんな人たちが活躍し、アニメを世に送り出しているのでしょうか。順番に見ていきましょう。

企画、発案者

まず、どのようなアニメを作るかを考えます。すでにあるアニメや小説をアニメ化する場合は、どの作品をアニメ化するかを考えます。

脚本家

監督と協力してあらすじ(プロット)を考えます。原作がある場合は、そのまま使うのかアレンジを加えるのかなど細かく構想を練っていきます。

演出家

脚本家のプロットをもとに絵に描き起こします。また、声優への指示や出来上がりの最終的な確認なども行うため、作品全体を見渡す目が必要です。

アニメーター

キャラクターの作画、動画、彩色を行います。新人はまず動画から始め、その後キャリアを積めば、原画、作画監督、総作画監督、監督への道もあります。

撮影

出来上がった原画をまとめ、背景と組み合わせることによって動く絵に仕上げていきます。

CG

コンピューターを使用して映像を作ります。アニメーションでもCGを取り入れられることが多くなってきました。

音響

アニメを盛り上げるための音楽や効果音を作ります。また、セリフなどの演出について声優に指示を出すこともあります。

声優

アニメのキャラクターに声をあて、命を吹き込みます。キャラクターの人格を決める、重要なポジションです。

アニメの仕事のやりがい

アニメ業界でのやりがいは、「みんなでひとつのものを作る喜びを感じることができる」「自分の作ったものが世に出たときの感動を味わうことができる」ことにあるでしょう。

アニメ制作の仕事は、必ずしも自分がやりたい作品だけをやれるわけではないですし、労働条件も厳しいので、ただアニメが好きなだけでは続かない仕事です。

しかし、アニメ制作の仕事は様々な職種の人が協力して成立するので、様々な職種の人でチームで協力し、苦労して作品を作り上げたときにやりがいを感じるでしょう。

アニメの仕事は作品として評価が分かりやすいので、自分が関わった作品が良い評価を受けたときは、アニメが完成した時以上に、感動を味わえます。初めてアニメの仕事でかかわった作品のスタッフロールに自分の名前が載っていたら、なんとも誇らしく、一生忘れられない出来事になります。

アニメの仕事の辛い部分

アニメ業界は一見花のある職種のように感じますが、楽しい反面、辛いことも多いです。以下がアニメ業界で特に辛いとの声が寄せられたものです。

  • 給料が安い
  • 拘束時間が長い
  • 納期がキツイ

アニメ業界は給料が安いことでも有名です。労働時間の長いアニメーターの給料は、特に安く、手取りで13万円などといわれています。特にアニメーターの仕事はとてもハードで、家に帰れない、徹夜は当たり前です。そのせいで辞める人も多く、離職率も高い職種となっています。

 

アニメの仕事をするには

アニメ業界に入るにはどのようにすればよいのでしょうか。基本的にはアニメーター、声優であれば専門学校で学んだり、脚本家や演出家はシナリオスクールに通ったり、自ら売り込むなどしたあとにそのまま就職する人が多いですが、他にもいくつかルートがあります。

  • アニメーターや声優など、アニメーション部門のある専門学校に入る
  • 美大に入る
  • アニメーション部門のある大学に入る
  • ネットなどで求人を見つける

基本的に実力主義であるため、どんなに有名な大学を出ていようが、テクニックが備わっていなければやっていけない業界です。そのため、学歴は関係ありませんが、専門学校を卒業したあとにアニメ業界に入る人が大半です。

アニメの仕事に就職するなら専門学校と大学どっちがいいのかわからないという人もいますが、早めにアニメ業界に入りたいのであれば、専門学校に入学することをお勧めします。専門学校で専門的なスキルや知識を身に着けることで即戦力になれるからです。

アニメーターの場合、新人は最初「作画マン」としてのキャリアをスタートさせます。その後実力が認められると「原画マン」と呼ばれる原画を描く部門へのステップアップができます。

声優の場合も同じで、専門学校からすぐにプロダクションに入れる人は少なく、大部分がプロダクション所属の養成所に入ります。

養成所で声優として活躍する技術を身に付けた後に実力が認められると現場に出ます。ただし、最初は役をもらえることは少なく、ガヤというその他大勢の役から入る人が多いです。ギャラは作品1本あたり15,000円ほどが相場となってきます。

アニメーションの世界はとても厳しく、「好き」以外にも様々なことに向き合わなければならない職業です。

また、転職エージェントを利用することで簡単に就職することができます。

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転職エージェント|全てを理解し正しく使うための全情報

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転職エージェントによってはキャリアコンサルタントの対応が雑だったり、求人数に差があったりします。

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 アニメの仕事の主な就職先

アニメ業界を目指すのであれば、大手制作会社を狙うのがよいでしょう。大手制作会社は、大手テレビ局とつながっていることが多いため、優秀なアニメーターがたくさんいる可能性が高く、大きな仕事や有名な作品に携われる確率も高くなります。

また、声優であれば、大手のプロダクションは独自の「キャスティング権」を持っており、「このアニメにはうちから何人」という枠をもっています。そのため、大手に行くほうがチャンスは広がります。

待遇がとてもよいため、競争率は激しいですが、「しっかりしたところでスキルを身につけたい!!」と思うのであれば、大手がおすすめです。以下がアニメの仕事の主な就職先です。

  • アニメーター

株式会社 ガイナックス
株式会社 TripleA
有限会社 スタジオイースター
株式会社 サクセス
株式会社ぎゃろっぷ
東映アニメーション株式会社

  • 背景美術

株式会社スタジオジブリ
有限会社小林プロダクション
株式会社ととにゃん
株式会社京都アニ メーション
ウォルトディズニージャ パン株式会社
東映アニメーション株式会社

  • 音響

株式会社四季
株式会社 オムニバス・ジャパン
株式会社テクノサウンド
株式会社ダックスプロダクション
円谷プロダクション
株式会社キュー・テック

  • 声優

アイムエンタープライズ
青二プロダクション
81プロデュース
アミュレート
ホリプロ
アーツビジョン

アニメの仕事はとても魅力的

知られざるアニメーターの世界をご案内いたしました。アニメ業界の仕事は、普段は地味で地道な作業ですが、いざ、作品が世に出たときの喜びはひとしおです。

また、アニメはひとりで作るものではなく、様々な分野の人たちがお互いの力を出し合ってひとつのアニメを作っていくのです。

日本のアニメは世界でも愛される日本の大切な財産です。「愛されるキャラクターを自分の手で動かしてみたい!」その思いがあれば、やりがいを感じることができるでしょう。

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