バイトを辞めたい時に守りたい最低限のマナー|具体的な辞め方と辞める理由も

バイトを辞めたい…でも、バイトを辞めることは心苦しく、つい言いだすことを後回しにしてずるずる続けてしまいがちです。もしくは言い出せないまま我慢の限界が来てしまい、バイトを無断で辞めてしまう人も多いです。しかし、このような終わり方は一方的で最悪のコミュニケーションです。この記事では、バイトを辞めたい方必見の、バイトを円滑にやめるためのコツを詳しく紹介しています。

 

バイトを辞めたいと感じるのは1ヶ月、3ヶ月、半年くらいが多い

世の中にはたくさんのアルバイトがあります。また、たくさんのバイトがあるという事は、もちろん自分に合うバイト・合わないバイトが存在するという事でもあります。さらに「実際にバイトを始めてみたら想像してた感じと違った」「人間関係が合わない」など始めてから辞めたくなる事ももちろんあります。

実は、アルバイトを辞めたいと思うのは1ヶ月、3ヶ月、半年くらいが多いのです。

最初の1ヶ月は仕事に体が追いつかなかったり、人間関係が辛いなど、想像してた仕事とのギャップで苦しみやすいです。

3ヶ月経つとだんだんとバイトの要領が分かってきますが、落ちついてバイト先を見つめ直すと嫌な所が見つかりやすくなる時期です。

半年経てばもうアルバイトにも馴染んできて、早い人ならほぼ全ての業務をこなせるようにまでなります。その上で総合的に判断して、辞めた方が自分の為になると感じて辞める事が多いです。

もし、バイトを辞めるか迷っている場合は、自分が辞めたい理由をしっかりと考えて、後悔しないようにしましょう。

バイトを辞めたい時に守りたい最低限のマナー・ラインのポイント

1.バイトを辞めたい希望日の2週間から1ヶ月前には申し出る

民法第627条により、「当事者が雇用の期間を定めなかった時は、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。」と定められているので、法律では2週間前までに申請すれば辞められます。

しかし、2週間前に申請したからといって、店側の意見を聞かずに一方的に辞めてしまうと訴えられる可能性もあります。

社会の常識としては1ヶ月前とされており、店側は基本的には1ヶ月前に申請してくれれば良いと考えている所が多いです。

ちなみにこの「1ヶ月前の常識」というのは具体的に法律で決められている訳ではなく、労働基準法の第20条に「使用者は労働者を解雇しようとする場合においては、少なくともその30日前にその予告をしなくてはならない。」とあり、それが勘違いされて労働者も30日前に予告をしなくてはならないと誤解が広まっているか、もしくは雇用者側がフェアでないと考えて労働者にも30日前に予告をするよう課しているのか、このような1ヶ月前制度が出来上がりました。

お互いの妥協点を探して、お互い合意した上で辞めるようにしましょう。

2.バイト先の繁忙期は避ける

2週間前~1ヶ月前までに申告しようと言いましたが、年末などの繁忙期に辞めるのはアルバイト先にとっては大痛手です。ただでさえ忙しいのに人手が足りなくなる上に新しい人材を募集・面接・教育という手間が重なるのでアルバイト先もよい顔はしません。

なので、辞めるといっても無理に引き止められたりしてトラブルになる可能性が高まります。どうしても、という急な用事以外は繁忙期より先に辞めるか、せめてシフトを減らして繁忙期が過ぎてから辞めるなどの心づかいをしましょう。

3.働かせてもらった事について、感謝を伝えるのも大事

アルバイトは働く職場に守られ、働かせていただくことでお金を得ています。また、バイト先で色んな事を学ぶチャンスを得られますし、業務の教育を通して社会人としての生き方も上司の時間を割いて頂いて学んでいます。

働かせていただくことで得られたものを振り返り、そのことについて感謝を伝えることができれば双方にとっても気持ちの良い別れになるでしょう。

バイトを辞めたい時の辞める理由3つ

学業や資格試験の勉強に専念

ありがたいことに、「学生の本業は勉学」ということは全ての大人が理解してくれます。

なので、「アルバイトと勉強の両立が難しかった」「人生に関わる大事な試験があるので、自分の時間をすべて使って全力を出し切りたい」などのように伝えればよいでしょう。

また、学生でなくても転職のために資格の勉強をしているのなら、「将来の夢の為に必要な資格勉強に専念したい」など、一貫性があればあるほど辞める理由として信用されやすくなります。バイトを続けることにより学業や資格試験に支障が出ることを伝えれば、店長も理解してくれます。

家庭の事情

家庭の事情で辞めざるをえない場合、「家族が体調を崩したので家事を手伝う必要が出てきた」「祖父母の様態が悪くなり、介護の関係で人手が足りない」など、バイトに充てる時間が取れなくなったことを伝えましょう。

また、日本は本音と建て前の社会であるため、「人間関係が合わないから」「職場の方針が合わない」など伝えることがはばかれるようなマイナスの理由であるときは、嘘でもこれらの家庭の事情を持ち出した方がスムーズに辞めやすいでしょう。

体調不良

「体調不良により、自宅でゆっくり療養する必要がある」「生活が忙しすぎて心身ともに疲弊している」など体調不良により、バイトを辞めて療養したい旨を伝えましょう。

バイトを辞めたい時の具体的な辞め方ステップ

いざ、バイトを辞めよう!と思っても、すぐに行動を起こすのは危険です。バイトを辞めるのにはちゃんとしたステップを踏まないといけません。もし、ちゃんとしたステップを踏まないでバイトを辞めようとしたら、結局辞められずにバイト先の人や店長との関係が悪化した状態でずるずると嫌な仕事をしなければならない、なんてことになりかねません。

この章では、バイトを円滑にやめるためのステップを段階ごとに紹介していきます。

1.バイトを辞める日時・タイミングを決める

まずはバイトを辞めなければならない用事などから逆算して、2週間~1ヶ月前にバイトを辞めることを伝える日にちを決めてしまいましょう。また、バイトが始まる前に伝えるのかバイト後に伝えるのかも決めておきます。

2.バイトを辞める理由を用意する

上記で述べた学業や家庭の事情、体調不良などを理由にバイトを辞める時に伝える理由を用意し、スムーズに要点をいえるように練習しておきましょう。誰でもバイトを辞めるのは気乗りしないものです。緊張して上手く辞める理由を伝えられないということはないようにしましょう。

3.バイトを辞める際、引き留められた時の対応も予測し、回答を用意する

もちろんバイトを辞めたいと伝えても「今は忙しいから辞めないでほしい」「人が足りないから新しい人が来るまで辞めないで」「シフトを減らしてもいいから続けてくれ」など引き止められることも想定しておきましょう。

その際、「バイトを今やめないと支障が出る」などバイトを続けることが自分の人生にマイナスに働くことを伝えて、どうしても辞めないといけないと伝えましょう。

4.最初に店長へ直接辞めることを伝える

バイトを辞めると言うことは誰でも嫌な事です。しかし直接会って伝えることは最後の仕事と思って勇気を出して誠意を見せましょう。今までお世話になった職場に対して不義理のないように。

また、最後の別れ方1つで今まで築いてきた人間関係が崩れてしまうのはもったいないです。会うたびに気まずいのも嫌ですよね。今後の自分の人生を楽にするためにも、ラインや電話ではなく直接伝えることを心がけましょう。

すぐバイトを辞めたいけど言えない時の「バイトを辞める切り出し方」

仕事のことで話したいので時間を取って頂けますか

これだけ準備しても、やっぱり直前になって緊張したり、店長とあまり仲良くないので言い出しにくい事もありますよね。バイトを辞める際、スムーズに進めるための一連の流れを紹介します。

まずは真剣な話になるので、手が空いているであろう時間帯に「仕事のことで話したいので時間をとって頂けますか」「真剣な話があるので、今少しお時間宜しいでしょうか?」など、まずは時間をとってくれるか確認しましょう。この時点で店長も大体なんの相談かは分かってくれます。

今忙しいようなら、いつなら時間をとれるか確認します。その後、時間がとれれば「退職のご相談がございます」などと退職の話に進みましょう。

バイトを辞めたいけど引き留められた場合

 

出社が難しいと答える

引き留められても、出社する事で様々な支障が出ることを伝え、出社は難しいと答えましょう。

建前だけでも、「勉強が落ちついてから考えたい」「家族の体調が落ちついたら復帰したい」などと言っておくと「本当は働きたいけど仕方のない理由なんだな。それだけ本気なんだろう」と感じてくれます。

代わりの人が見つかった後で良いかと言われた場合

バイトを辞めたい…でも「代わりの人が見つからないとバイトを辞められては困る」と言われてしまった… そんな時でも、バイトを辞めたいことを切り出すことはできるのです。

15日までは勤務します、と勤務できる日を伝える

それでも店側の都合もあるので、どうしても引き止められる事もあります。ここで大事なのはお互いの妥協点を上手く見つけて、双方が納得して退社できるようにする事です。

代わりの人が見つかるまで辞めないというのは明らかにバイト先にとって有利な条件です。こちらの希望も伝える意味でも「〜日までは出社できます」などと伝えてハッキリと辞める日を決めておきましょう。

バイトを辞めたいけど人手不足で引きとめられた場合

バイトを辞めたいとしっかり伝えたはいいものの「今は忙しい時期だし人で不足だからどうしても君が必要なんだ」と引き止められてしまいバイトを辞められなくなってしまった… でもまだバイトを辞めるチャンスはあるのです。

知人や友人にもバイトを紹介しておきます、と伝える

アルバイトが足りないのは店側の人材管理の問題であり、こちら側に店に留まらなければならない義務はありません。

私は無理だけれど、せめて知人友人に声をかけて協力させて頂きますねという姿勢を貫きましょう。

高校生でバイトを辞めたい時

高校生になって始めたバイト。でも、この先進学や受験勉強でどうしてもバイトを辞めたい…そんなときバイトを辞めるためのコツをご紹介します。

辞めると決断したら早めに店長に直接申し出る

高校生の場合、初めてのバイト先で大人と交渉する事が慣れておらず、怖いと感じると思います。

しかし、高校生でも大学生でも、バイト先で働いている以上社会人として同じ扱いです。怖いとは思いますが早めに申し出ることが双方の為なのです。

バイト先に迷惑が掛からない辞め方を心がける

無断でバイトを辞める事を「バイトを飛ぶ」と言いますが、高校生は怖いのでよくバイトを飛んでしまいます。

しかし、これは一方的なコミュニケーションであり、最悪です。

これから社会に出ると嫌でも目上の人と交渉する事になります。きちんと話し合って迷惑をかけずに去るようにしましょう。

バイトを辞めたい気持ちが続くときは、早めに辞めることを申し出よう

バイトを辞めることを伝えるのはとても勇気がいり、心苦しいことです。しかし、辞めたいのにだらだらと続けても双方の為になりません。最後にできるせめてもの償いとして、早めに伝える勇気も持ちましょう。そうすることでバイト先も早くから人を探すなど時間の短縮にもなり、双方が得をします。

バイトを辞めた後は新しい世界が待っています。バイトで得たスキルや人材を活かして次のステップに進みましょう!

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