給料が上がらない理由5つとその対策3つ|給料上がらない会社の特徴も

「たくさん働いているのに給料が上がらない理由がわからない…」あなたも何年も働いているのに給料が上がらず悩んでいるのではないのでしょうか?しかし、実は給料が上がらない理由は会社側、個人側でちゃんとした理由があるのです。この記事では、給料が上がらない理由を会社側、個人側から詳しく解説し、更に給料が上がらない場合の対処法も詳しくご紹介しています。

給料が上がらない時代でやる気がでない人も多い

終身雇用制度が保証されなくなってきているいまや、年齢を経ても給料が上がらない時代になってきています。毎月の給与明細を見て、思わず「は~」とため息をつきたくなる人もいるのではないでしょうか。

若い時分ならともかく、出費が多くなる40代・50代に差し掛かると、給料が上がらないことへの不安は増していくばかり。

では、なぜ会社の給料が上がらないのか、その理由を確認してみましょう。

給料が上がらない理由5つ

経済産業省の企業の調査によると、給料が上がらないのには5つの理由があるそうです。以下、5つの理由を順にご紹介していきます。

1.会社の業績が悪い

給料が上がらない理由1つ目は、会社の業績が悪いからです。

会社の給料は相対評価が基準になっており、会社全体の人件費はあらかじめ決まっています。会社の業績が悪い以上、固定費である人件費を変えるわけにもいかず、給料が上がることはまずありません。

会社はまずは何より社会での存続がかかっているので、業績が悪ければ、いくら社員のパフォーマンスがよくてもボーナスを出すわけにはいきません。将来の競争率の高さや需要の増減を考えても、一時的に得た利益は貯蓄しておこうと思うのはごもっともです。

もし給料が上がらないと嘆いているのなら、一度会社の業績を確認してみてはいかがでしょうか。会社が利益を出せているかは、経理担当に訊いたり、会議に参加したりすることですぐにわかります。

2.アベノミクスの恩恵を受けない業種

安倍晋三内閣が打ち出した経済政策「アベノミクス」。金融緩和を柱とし、円高不況の解消、大型公共投資事業など、アベノミクスの効果は企業の業績などにも目に見えるほど出始めています。

特にダイハツ、日野などの自動車企業、キヤノンやリコーなどの電機企業や、各業種の海外への輸出企業に著しい効果が見られます。

しかし、こうした企業はかなり限定的で、まだまだアベノミクスの恩恵を受けない企業や業種の方が多いのです。

世の中がアベノミクス効果に浮かれていても、自社はその恩恵にあやかっていないというのが、給料が上がらない理由として考えられます。

3.会社が社員に還元していない

会社の業績は明らかに上がり、利益を得ているはずなのに、給料が上がる様子がない。そんな状況だと、思わず首をかしげたくなるのもわかります。

それは会社が利益を将来への蓄えとして、内部留保していることが考えられます。終身雇用制度がなくなりつつある上に、将来の先行きも不安という状況では、会社としては資産を増やすことが最優先事項になります。

この場合、業績が上がり続ければ、給料が上がることも十分あり得ます。ボーナスに反映されることもあるかもしれません。あまり期待するのは禁物ですが、今のままのペースで仕事をしていれば、給料が下がることはまずないでしょう。

ただし、将来への蓄えではなく、社員に利益を還元する気はさらさらない、いわゆるブラック企業であれば問題です。そうした企業は給料以前に、処遇や待遇に疑わしいものがあります。自社がそうでないか、きちんとチェックしておきましょう。

以下の記事でブラック企業の見分け方や特徴を詳しくご紹介していますので、自分の会社が当てはまっていないか確認してみてください。

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4.適正な評価を受けていない

最近はベンチャー企業を始め、仕事ができる人にはそれ相応の給料にするけれど、そうでない人は現状維持、もしくは減給とはっきり格差を設ける会社が増えてきています。

そんな会社なら、評価次第でいくらでも昇格し、それに伴う給料アップも決して夢ではないのですが、そもそも評価制度を設けていない会社や、年功序列が根強く残っている会社では、どう評価されようと給料が上がることはありません。

評価制度のある会社なのに、一向に給料が上がらない場合は、適正な評価を受けていない可能性があります。ただ、本人は一生懸命仕事しているつもりでも、あいにく努力が会社に伝わっていない可能性もあります。

自分がすべき役割はきちんと果たせているか、自分に求められている仕事がきちんと把握できているか、上司との折り合いはよいか、今一度考えてみましょう。

5.自分のスキルが低い

終身雇用制度が崩れ、ベンチャー企業が台頭してきている昨今、自分のスキルが低ければ、給料が上がらないのは当然と言えます。

仕事がなくても、デスクに座っているだけで給料が発生するという時代は終焉を迎えつつあります。逆を言えば、スキルや実績を身につければ、給料が上がる余地は十分にあるということです。

会社そのものに昇給制度があるなら、制度に則った努力をすべきです。会社によっては、資格手当がつくところもあるので、自身のモチベーションをアップするためにも、ぜひチャレンジしてみましょう。

スキルアップし、実績を積んで行けば、役職手当や勤続年数による昇給手当もついてきます。まずは自分を磨きましょう。

スキルアップを目指す際に大事になってくるのが目標設定力と、効率的に仕事をすることです。スキルアップを目指すのであれば、以下の記事は必読です。

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給料が上がらない時の対策3つ

では、給料が上がらない理由がわかったところで、どのような対策をすればいいのでしょうか?

1.会社内での人間関係を良くする

がむしゃらに会社のために働くよりも、プライベートを重視する会社が増えてきたとは言え、時間中はいろいろな人といっしょに仕事をするものです。

チームワークを組んで仕事をする以上、プライベートばかり優先させていては、協調性がない人と判断され、会社内での人間関係に支障が出てきます。

同じミスをしたとしても、好感の持てる人であれば許せるものですが、好感の持てない人は許せないものです。何かあってもすぐに助けてもらえるよう、普段から会社内の人間関係を良くしておくことが寛容です。

人間関係を良くする方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

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2.可能な限り他の仕事もフォローする

会社は働く人みんなの働きをみています。評価の対象は何も仕事の早さや正確さだけでなく、同僚とのやり取り、取引先など外部の意見など、すべてが評価対象になります。

自分の時間を犠牲にしてまで残業ばかりというのは考え物ですが、たまに発生する残業くらいには、同じ場所で働く仲間として協力し合って対処することが大切です。

自ら進んで仕事を買って出る人は、上司からのウケがよくなり、同僚や取引先からも好意的な目で見てもらえます。

「自分の仕事はこれだけ」と変に割り切ることなく、可能な限り他の仕事のフォローもするようにしましょう。

そうすると、あなたは「仕事が出来る人」として、どんどんあなたの評価は上がっていき、給料アップにつながるでしょう。

仕事が出来る人については、以下の記事で特徴を詳しくご紹介しています。また、仕事が出来る人の今すぐマネしたい考え方もご紹介していますので、あなたも仕事が出来る人の考え方をインプットし、結果につなげて給料アップを果たしましょう!

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3.実績を出し会社の利益に貢献する

会社を成長させ、かつ存続させていくことを使命とする限り、会社の経営陣にとって最もありがたいのは、会社に貢献してくれる社員です。

貢献するとは、上司のご機嫌を取り、ひたすら一生懸命に仕事に取り組むことではありません。一生懸命仕事をするのは大前提で、結果が伴わなければならないのです。

結果とは利益を出すということです。たとえサボっているように見えても、一目で利益とわかる結果さえ出していれば、会社に文句を言われることはまずありません。

給料が上がらないと嘆く前に、まず実績を積み重ねましょう。知らない間に、あなたの給料は上がっているかもしれません。

給料が上がらない時のモチベーションの上げ方

給料アップのために頑張っていても、いつまでも努力が認められなかったり、給料アップの体制がない会社だとモチベーションが下がってしまいます。モチベーションを上げるにはどうすればいいのでしょうか。

今よりも給料が良い所への転職を考える

今の会社の給料やシステムに不満があるなら、いっそのこと今よりも給料が良い所への転職を考えるのが一番です。

給料が上がる確約があれば、少なくとも給料が上がらないことに対する不満はなくなります。それに、愚痴りながら給料が上がらない会社で勤め続けるよりは、精神的に楽になるでしょう。

給料上がらない会社の特徴5つ

昇給は仕事へのモチベーションアップにつながるのはもちろん、生活に潤いを与え、自分の能力を認めてもらえたことの証でもあります。

では、給料が上がらない会社にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.従業員の入れ替わりが激しい

給料が上がらない会社の特徴1つ目は、従業員の入れ替わりが激しいということです。

いわゆる離職率が高い会社は、パワハラや衛生面などの問題で居づらい雰囲気であることが多く、従業員が長続きしない分、昇給制度を設けていないところも多いです。

入社する時だけはやたらと低姿勢なので、最初のうちこそ気分よく仕事していられるのですが、時間が経つにつれて会社の実態が明らかになると、どんどんモチベーションが下がっていくことに。

結果、長くいればいるほど損という感覚になってきて、有能な従業員こそよりいい給料を求めて去って行くのです。

2.家族経営で幹部が親族だらけ

給料が上がらない会社の特徴2つ目は、家族経営で幹部が親族だらけということです。

親族経営は決して珍しいことではありませんが、中には会社が親族の私物になっていることがあります。役員幹部はすべて親族のみで構成され、大した仕事もしていないのに、給料だけはたっぷりもらうなんてこともあり得ます。

親族であることが昇給の条件である会社は、親族でない社員に対して、利益を還元することはまずありません。そんな事実がわかった時点で転職を考えるのが賢明と言えるでしょう。

3.会社の利益を社員に還元しない

給料が上がらない会社の特徴3つ目は、会社の利益を社員に還元しないことです。

俗に言うブラック企業は、社員のことを「会社に利益を与えてくれる人材」と考えるのではなく、「使い捨てのコマ」くらいにしか思っていません。

使い捨てのコマゆえに、代わりはいくらでもいるし、昇給する意味なんてないと思っています。「社員がいてこそ会社が回る」とは、微塵も考えられないので、コストをかけてまで教育や研修を行うこともありません。

経営が不調であれば、設備投資を制限するより、真っ先に社員の首切りにかかります。そしてまた、募集の時だけ低姿勢になって、新しい社員を入れるのです。

こんな体制の会社にいても、自分自身が壊されるだけです。さっさと見切りをつけて、転職するのが一番です。

4.正社員で基本給が上がらない

給料が上がらない会社の特徴4つ目は、正社員なのに基本給が上がらないことです。

経済産業省の調査によると、正社員の基本給の昇給額は、年に1000~2000円未満が最も多いとされ、役職手当や勤続年数による昇給額は、4000~6000円未満が最も多いとされています。

ただ、この調査結果はあくまで平均値なので、基本給が上がらない会社も存在するわけです。基本給のベースが高いならまだいいのですが、上がってはいるけど依然給料は低いままというのであれば、元々の基本給が低すぎる可能性があります。

いずれにしても、正社員なのに基本給が上がらないのは辛いところです。これではモチベーションが下がる一方なので、転職など何らかの対策を練る必要があるでしょう。

5.設備投資の頻度が少ない

給料が上がらない会社の特徴5つ目は、設備投資の頻度が少ないことです。

会社が成長すれば、さらに多くの人材が必要になるし、その分働く環境を整えたり、時代にあった設備投資をする必要があります。

常に前進し続ける会社であれば、設備投資がいかに業務効率を上げることにつながるかよくわかっています。しかし昔ながらのやり方にこだわって、新しい意見をまったく受け入れようとしない会社もあります。

そんな人たちには、いくら設備投資の重要性を説いたところで、どこ吹く風というのが現状です。作業を効率化するよりも、自分たちのやり方を変えられるのが怖いのでしょう。

とは言え、設備投資が不十分では、社員たちのやる気を奪ってしまいます。どこかで設備の効率化を図らないと、会社の経営自体が傾いてしまうかもしれません。

給料が上がらないのは違法なのか

多くの会社が昇給するシステムを導入していますが、実のところ、就業規則に昇給についての規定がなければ、給料が上がらなくても違法にはなりません。

まして、違法にならない事実を社員も納得しているのであれば、極論を言えば初任給のままでも問題はないとされています。

しかし、実際に給料が上がらないことを社員すべてが納得できるかと言うと、能力や勤続年数を考えると難しいのが現実です。

それに、働くにはモチベーションが欠かせません。よほど仕事が好きであるとか、生きがいであるという以外は、給料が上がらないとモチベーションが付随してこないのは当然のことです。

その点、現在でも年功序列制度が根強く残る公務員は、勤続年数による昇給が採用され続けているので、働くモチベーションを維持するのには最適な職業と言えます。

10年間給料上がらない、正社員で基本給が上がらない場合は転職も視野に入れ、辞める選択も

給料が上がらないことに不満を感じつつも、実際は会社を辞めるわけにもいかず、会社の提示するままの給料で働き続けている人が大半かと思います。

しかし、10年間給料が上がらない、正社員でも基本給が上がらないというのであれば、転職も視野に入れ、会社を辞めるという選択肢もありです。

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給料上がらない理由を見つけ、給料アップを目指そう

給料が上がらない理由は、「自分のスキル不足が原因」といったよほど明確な分析がない限り、勤めている会社自体に問題がある場合がほとんどです。

最近は転職が当然という風潮になってきていることもあり、転職市場もどんどん広がってきています。もし給料が上がらないことに不満があるなら、思い切って転職するのもひとつの手です。

「もう若くないから」「大したスキルもないから」と、最初から諦めてしまってはいけません。チャンスは自分で掴みにいくものです。

現在は転職エージェントの支援サービスが充実しているのですから、ぜひとも転職にチャレンジしてみましょう。

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