理学療法士の仕事|種類や内容を知って理想のキャリアを手に入れよう

皆さんは理学療法士の仕事と言うと「リハビリをサポートする仕事」と思われるでしょう。実際理学療法士さんって一日何をしているの?どんな種類がある?やりがいや辛い事、就職先は病院だけ?有利な資格はある?など、理学療法士を目指すあなたの疑問を全てを解決いたします!また、理学療法士の仕事の辛い部分まで隠さずご紹介していきます。

理学療法士の仕事の内容・業務

理学療法士の仕事は病気や怪我、高齢により体に不自由を感じている人や、今の機能を維持する為に医師の指導の下でリハビリテーションを行って機能の回復・維持・健康促進をサポートするお仕事です。

英語では「フィジカルセラピスト(PT)」とも呼ばれています。

ですから病院でよく見かける事も多く、実際にお世話になって「自分もあんな風になりたい!」という思いを胸にこのページをご覧になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

作業内容を細かく説明すると「立つ」「歩く」「座る」「寝返りを打つ」などの機能を回復させるサポートをするのが専門的な理学療法士の作業内容になります。

その為にも体のあらゆる部分を熟知しておく事が重要で、一人一人にあったリハビリテーション方法を医師と相談して進めていく事になります。

また理学療法士の他にも作業療法士、言語聴覚士などの職業もありますが、理学療法士の業務内容は機能のサポート・維持などに対して

  • 作業療法士….手芸や工芸などの細かな作業を使ったリハビリテーション方法
  • 聴覚言語士…生まれつき障害や脳機能に障害があって話す、聴く事が不自由な人の為に言語や聴覚の機能回復のリハビリテーション方法

と1つ1つの職業で違ったアプローチ方法でリハビリテーションを進めていきます。

理学療法士の1日の仕事の流れ

次は理学療法士の一日の流れを例を使ってご紹介いたします。

  • 8:15~ミーティング

出勤してすぐ始まるのがミーティングです。ミーティングや勉強会などをします。

大切な重要事項の伝達や患者さんの状態などを改めて確認・報告しあいます。ミーティング後に看護師さんなどに詳しく話を聞いて疑問点がないようにするのも重要です。他にも過去のリハビリ歴なども確認します。

  • 8:30~使用する機器のセッティング

患者さんによってはすぐに用意できるものと大きな機器などを使う場合もありますのでミーティング後はリハビリを効率よく進める為にも、あらかじめセッティングをしておきます。

  • 9:00~リハビリ室でリハビリ

理学療法士は一日の大半を患者さんと歩行訓練などのリハビリで過ごします。ですから患者さんとのコミュニケーションや些細な事もメモに書き残して変化を見逃さないようにする事も大切です。

  • 12:00~休憩

各自休憩を取ります。この時間帯は患者さんの食事の動作練習や様子を見学する理学療法士もいます。

  • 13:00~病棟でのリハビリ

病院に入院している患者さんのところに行き、起き上がる・寝返り・立つ・座るなどのリハビリを行います。

  • 15:00~病棟回診

医師と患者さんのところに行き、経過やメモを確認して今後のリハビリ法を相談します。人によっては計画とは違うリハビリ法になる事もあります。

  • 17:30~カルテに入力

今日患者さんと行ったリハビリについて、患者さんの経過などをカルテに入力します。

カルテに入力が終わったら理学療法士の一日は終了です。ミーティングは夜はスタッフの集まりが悪い事が多いので朝のミーティングが重要視されています。

理学療法士の仕事の種類

次は理学療法士の仕事の種類・療法をご紹介いたします。現代の理学療法は大きく分けて2つ。

物理療法と運動療法です。どちらも1つずつご紹介いたします。

物理療法・電気療法

神経性障害疼痛やヘルニアなど体の上位に麻痺や痛みを感じる患者さんには、高電圧パルス電流治療法、干渉法電流治療法が主に用いられます。

物理療法・温熱療法

打撲や捻挫、神経痛など体の軟部組織に疼痛を感じている患者さんには、深さ6cmまでの超音波、深さ8cmまでの超短波を使って体の深部まで温熱刺激を加えます。

物理療法・水療法

体の部位に腫れや発赤など炎症反応が見受けられる患者さんには、冷水・温水の交互浴、シャワー、あんぼう、蒸気・熱気浴などを用います。

物理療法・光線療法

慢性疼痛や軟部組織の癒着、損傷がある患者さんには超音波、骨折や浮腫みなどにはレーザーなどを用いて組織の修復、疼痛の緩和などをはかります。

運動療法・歩行訓練

平行棒や杖を使って足が不自由な患者さんと普段の歩行、段差や階段、スロープなどを一緒に歩いたりのぼる訓練をします。

運動療法・関節可動域訓練

運動障害に麻痺のある部分は動かさないと固くなってしまう事から患者さん自ら、または理学療法士が動かして訓練します。

運動療法・筋力増強訓練

怪我や事故などで部分的に筋力が衰えていたり、現在の筋力を維持させる患者さんには残されている筋力を維持し、回復を促進するために様々な器具を使用して訓練します。

運動療法・自動車関連動作訓練

肢体が不自由な患者さんには、車いすから車に乗り込む為の訓練や車いすを車に積み込む訓練、自動車のシミュレーターを使った訓練をします。

理学療法士の仕事のやりがい

理学療法士の仕事のやりがいについてご紹介いたします。実際に理学療法士の方の貴重なコメントもご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてください。

  • 担当した患者さんの笑顔を見る事が出来る

事故や怪我で障害を負ってしまった人は絶望と悲しみに心を閉ざしてしまい、自分の殻に閉じこもってしまったり自暴自棄になる事が多くあります。

そんな時に自分がその人の為のメニューを組んで一緒に頑張って機能回復してきた時、嬉しそうな患者さんの笑顔を見る事が出来る。それがこの作業療法士のやりがいです。

  • 患者さんの生活の質をあげる事が出来る

作業療法士として一人でも多くの患者さんの生活の質をあげる、これは作業療法士にしか感じる事ができないやりがいを得る事が出来ます。

一緒に寄り添って辛い時も嬉しい時も分かち合う…。これもやりがいを感じる事が出来ます。

  • 患者さんのこれからをサポートする事が出来る

作業療法士は機能が回復したらそれで終了ではありません。機能を維持するのも作業療法士の仕事。という事は患者さんのこれからの人生を一緒に歩み、サポートする事が出来ます。

理学療法士の仕事の辛い部分

  • 肉体面

理学療法士は力仕事でもあります。患者さんを支えたりと肉体面で辛い部分があります。

患者さんの中には自分よりも身長が高い人、体重がある人など様々ですから実際に理学療法士になったが辞めてしまった、という人の中には肉体面での理由がありました。

  • 精神面

リハビリを頑張ったからと言ってすぐに機能が回復するとは限りません。ですから患者さんから不信感を得たり心にもない事を言われたりと精神的にも辛い面があります。

  • お給料が少ない

理学療法士は国家資格ですが、働く場所によってはお給料も違っていてどんなに経験年数を増やしても昇級額が少ない、昇級しないなど肉体的にも精神的にも辛いに関わらずお給料が少ないという意見もありました。

理学療法士の仕事をするには

理学療法士の仕事をする時に有利になる資格をご紹介いたします。

  • 認定理学療法士

認定理学療法士の資格は理学療法の専門的な知識を持っているという事になりますので、資格を持たないよりは将来的に勤務条件で優遇される可能性があります。

認定理学療法士になるには最短で一年で指定された単位を取得、日本理学療法士協会のプログラムを修了する事が必要です。

  • 専門理学療法士

専門理学療法士は認定理学療法士の上位資格で、専門的な臨床技能を高めるだけでなく専門分野の学術面でも強化しなければなりません。

専門理学療法士になる為には認定理学療法士のように日本理学療法士協会の新人教育プログラムを修了、そして7つの専門分野の中でひとつ以上の専門分野に登録、最短で5年の研修をして取得します。

  • 看護師免許

看護師免許は准看護師試験を合格してから看護学校に看護師過程で2年間通って取得する事が出来ます。

作業療法士だけでなく看護師としての免許を取得する事によって活動の幅が広がり、給料面でも優遇されるという実体験があります。

  • 福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員とは、福祉用具を使って自立したサポートをする福祉用具の専門職です。

介護保険を利用している人の福祉用具選びを手伝ったり、利用する時の計画を立てる、調整をする、取り扱い説明や点検、使用状況の確認を行うのが主な業務です。

資格を取得するには都道府県知事が指定した「福祉用具専門相談員指定講習」というものを受講後、50時間のカリキュラムを修了して取得します。

理学療法士として働いていると担当する患者さんは若い人だけでなく高齢な方も多いのが現状です。

そこで福祉用具専門相談員の資格を取得しておけばお家や外へ出かけた際の安全を確保してあげる事が出来るのです。生活しやすいお手伝いをするのも作業療法士の仕事です。

  • 義肢装具士

義肢装具士とはその名の通り、義肢装具の採寸や適合、調整を行う専門職です。

この資格を取得していると義肢装具士が勤務していない時間帯でも患者さんの義肢装具の採寸などをする事が出来てスムーズに対応する事が可能になります。

義肢装具士になるには大学や専門学校などへ入学して、規定にされている単位を修了してから国家試験である義肢装具士の受験資格を得る事が出来ます。その試験に合格すれば資格を取得する事が出来ます。

  • アロマセラピスト

例えば頭痛などの身体の悩みを患者さんが相談してきた時にアロマテラピーを使って緩和したり気持ちを前向きにしてあげる事が出来ることからこの資格も取得しておくと有利です。

またマッサージだけでは対応出来ない痛みにも効果があり治療自体の回復にも効果が期待できます。

アロマテラピーに関する資格はアドバイザー、インストラクターと種類がありますが病院や施設などでアロマテラピーを行う際に有利なものはアロマセラピストです。

まずアロマテラピー検定1級に合格してアロマテラピーアドバイザー資格を取得、そこから認定スクールで必須履修科目を修了し、学科試験と実技試験に合格して習得する事が出来ます。

また、転職エージェントを利用することで簡単に就職することができます。

転職エージェントは完全無料で利用することができ、転職や就職に関わるほとんどの面倒な作業を代行してくれ、転職のプロであるコンサルタントからアドバイスをいただくことができるため、転職初心者の方は使わない手はないです。

より詳しく転職エージェントについて知りたい方は下記記事にて転職エージェントに関する全ての情報をお伝えしております。

気になる方はチェックしてみてください。

転職エージェント|全てを理解し正しく使うための全情報

「転職エージェントって何?」 「転職エージェントの仕組みが知りたい」 「転職エージェントってどうやって選べば良いの?」このように悩みを抱えている方はとても…

2017.11.10

おすすめの転職エージェント

転職エージェントによってはキャリアコンサルタントの対応が雑だったり、求人数に差があったりします。

そのため、本当におすすめの転職エージェントを利用しないとあなたの貴重な時間が割かれてしまう可能性があります。

転職初心者の方におすすめしたい転職エージェントは「リクルートエージェント」と「DODA」、「パソナキャリア」の3つです。

複数登録することで、それぞれの転職エージェントの弱みを補いあうことができるので、転職エージェントを利用する際は複数登録することをおすすめ致します。

詳しくは下記記事にて解説しておりますので、ぜひご参考ください。

複数の転職エージェントを掛け持ちで利用すべき?理由付きで徹底解説

「転職エージェントを複数利用したほうが良い」このような意見をよく聞くことがあります。結論から言いますとこの知識は正しいのですが、複数の転職エージェント…

2017.11.10

「リクルートエージェント」は、業績や求人数など他の転職エージェントと比較して圧倒的な実績を誇る転職エージェントです。

転職エージェントを利用する際はリクルートエージェントを利用しない手はないでしょう。

リクルートエージェントは転職をする全ての人におすすめの転職エージェントです。

「DODA」は業績、求人数共に業界第2位という大手転職エージェントで、登録者のペースに合わせて転職活動をしてくれますし、転職初心者にも優しいキャリアコンサルタントが在籍しています。

求人数も多く、求人の質も良いので全ての人におすすめの転職エージェントです。

また「パソナキャリア」もキャリアコンサルタントの質が高いと業界で有名な転職エージェントです。

業績は業界で第4位、求人数はリクルートエージェントやDODAに比べると少ないのですが、求人の質も良く、何と言ってもキャリアコンサルタントの質は業界でもずば抜けて高く、とにかく登録者の気持ちを優先して対応してくれますし、転職初心者にも優しくキメの細かいサポートが特徴です。

理学療法士の仕事の主な就職先

  • 病院

理学療法士としての就職先で1番多いのが病院です。病院と一口に言っても「急性期病院」「回復期病院」などの種類があります。

急性期病院は発症直後の緊急性のある患者さんの治療をし、回復期病院はある程度回復を見込まれている患者さんの治療にあたります。

  • 介護施設(老人保健施設)

介護老人ホームではなく、老人保健施設と言い医療と介護の中間施設と呼ばれる場所です。

老人保健施設では医師、看護師、リハビリに関わる人も全て国家資格を持っていることが勤務の条件です。そして法律上、理学療法士が必要な場所でもあります。

  • 通所・訪問リハビリテーション

在宅生活をしている要介護者の方が施設に通い、食事や入浴、リハビリを受けるサービスを通所リハビリテーションと言います。

理学療法士の治療によって利用者さんの身体の機能を維持する事が出来、家族の介護負担も軽減させてあげる事が出来ます。

訪問リハビリテーションは、利用者のお家に訪問し、寝たきりで外出が難しいために現在の環境でリハビリテーションを希望する高齢者に適したサービスを提案し、提供する事がお仕事です。

  • プロスポーツリハビリテーション

理学療法士は病院や老人保健施設などだけではなく、プロスポーツの分野や障碍者のスポーツの分野でも就職する事が出来ます。

就職したい場合、スポーツリハビリテーションに力を入れている医療機関やプロのスポーツチームが運営するチームに就職するのが一般的です。

怪我をした選手へのリハビリテーションだけではなく、日々のコンディションの調整や怪我の予防、パフォーマンスを向上させるためのトレーニングの指導も作業療法士の仕事です。

理学療法士の仕事はとても魅力的

今回は理学療法士を目指している方、現在資格を取ろうと考えている方に向けて仕事内容や種類、やりがいや辛い事、就職先をご紹介いたしました。

体力面や精神面はどうしてもその人によって変わりますが、昔のように、患者さんが「痛い!」というような悲鳴をあげていて聞くのがつらいというような状況はなくなりました。

それは機器や新しい治療法が増えて患者さんも治療しやすい環境が整ってきたという事でしょう。お給料の件については有利になる資格を合わせて持つ事で改善する事も報告されています。

患者さんの為に、患者さんと一緒に歩んでいく、他では味わえないやりがいをあなたも感じてみませんか?

※記事の内容は、執筆時点での最新の情報となり、サービス内容・利用料金等を保証するものではありません。この記事の情報を基に行動する利用者の判断について、当社は一切の責任を負いかねます。サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、しかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

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