パワハラ対策の全知識|パワハラ上司との付き合い方、復讐・仕返し例も

「パワハラ上司からの嫌がらせ、どう対策したらよいのだろう」パワハラは対策しようがなく、放置してしまい、辛い思いをしていませんか?しかし、パワハラは対策できるのです。パワハラは放置すると、うつや最悪の場合自殺につながってしまいます。一刻も早い対策が必要なのです。この記事では、今何をすべきなのか、パワハラを受けたらどうすれば良いのか、具体的なパワハラ対策の実践方法をご紹介します。

パワハラ上司の心理3つ

上司がパワハラを行う時の心理には、大きく分けて3つのパターンが考えられます。どのパターンも自分よがりで、パワハラを受ける被害者にとっては納得できないことばかりです。パワハラに屈しないためには、相手の心理を把握しておくことが必要です。まずはその内容を確認してみましょう。

1.立場が上であることを誇示したい

パワハラ上司は、自分が先輩であり、役職や会社での立場が上であることをとにかく誇示したくて仕方ありません。部下を威圧し、上から見下すことで、自分が優位に立っていることを証明したいのです。ひどい場合は目の前で土下座させたりすることもあります。

2.自分の想い通りに事を動かしたい

自分の想い通りに事を動かしたいがために、新入社員や自分より年下、格下の社員に命令をしたり、やり方を強要するパワハラ上司が多くいます。たとえそれが的外れな内容であっても、とにかく自分が一番正しいという姿勢を見せ、部下が困っている様子を見ることで快感を感じています。

3.現在の状況にストレスを感じており、それを人にあたって発散したい

自分が現在の状況に何らかの理由でストレスを感じているパワハラ上司は、人に当たることでそのストレスを発散しています。部下は格好のターゲットです。上司でありながら自分をコントロールできない未熟さを持ち、人に当り散らしてすっきりした気分になっています。

人前で「お前は仕事が遅い!できない!無能だ!何をやってもダメだ!」と怒鳴りつけて、恥さらしにするという非人間的なやり方をするパターンもあります。

パワハラ上司の特徴や心理に関しては以下の記事でより詳しくご紹介していますので、この記事と併せてご覧ください。

パワハラ上司から身を守るパワハラ対策や仕返し|パワハラ上司の特徴や心理も

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2017.12.13

パワハラ上司の末路

パワハラを辞めず、警告を受けた後の上司はどうなるのでしょうか。パワハラ、セクハラ、体罰など現代社会では許されることのないNG行為です。それなりの罰則が待っていて当然と言えるでしょう。

左遷・部署移動

パワハラ上司が行き過ぎた言動を行っていると、そのうち部下やその状態を見た人から、会社へ報告が入ることになります。会社は職場環境を整え、社員が快適に仕事ができるようにする義務があり、それを怠ることにより社員が病気になったり、退職することがあれば責任問題です。

会社の社会的責任は重要視されているので、パワハラがある実態を見過ごすことは、会社の経営にも影響を及ぼすことになりかねません。

その結果、その元を作ったパワハラ上司を左遷、もしくは部署移動という形で処理します。今まで自分の想い通りに威圧的な言動を取っていた上司が突然左遷の島流しに合い、その時初めて自分がしたことの過ちに気づくことになります。

懲戒解雇・早期退職

あまりにひどい精神的、肉体的ダメージを部下に与えた場合は、懲戒解雇を告げられたり、早期退職を促されることもあります。そこまでいくといくら反省しても後の祭りです。パワハラによる言動はとても社会的責任が大きく、自分自身の今後の生活基盤まで揺るがすことになる、大変な事だと実感することになるでしょう。

パワハラ上司に物申す、パワハラ上司への復讐・仕返し

パワハラ上司にやられっぱなし、言われっぱなしにしておく必要はありません。非常識なパワハラを制裁すべきです。仕返しをする方法はいくつかあります。1人で悩まず、できることから前向きにトライしてみてください。

公的な相談窓口(労働監督署やハローワーク)に報告・相談する

上司から受けたパワハラに悩んだら、労働監督署やハローワーク、その他の機関に報告や相談することができます。相談したからすぐに解決できるということではありませんが、誰にも言えず1人で悩み続けているより、相談して何か糸口を見つける方が自分自身のためにプラスになります。近くの相談窓口を検索して、ぜひ足を運んでみてください。

厚生労働省 全国労働基準監督署の所在案内

あかるい職場応援団 相談窓口のご案内

転職する際に複数人で退職し、パワハラ上司が原因と伝える

パワハラを受けているのは自分だけではないかもしれません。同じ目にあっている複数人でよく相談し、一斉に退職を試みてはいかがでしょうか。そして退職時にパワハラ上司が原因だと会社に報告します。社内のコンプライアンスを正常化するためにも、パワハラ上司には間違いなく厳重な処罰が言い渡されるでしょう。

厚生労働省が推奨する、企業や会社でのパワハラ対策

厚生労働省では、会社がパワハラの防止や対策ができるように取り組み方の資料を公開しています。平成28年7月に公表された「パワーハラスメント対策導入マニュアル」(第2版)においては、社内での相談があった時の対応のしかたや事実の確認方法、会社として取るべき措置などを詳しく解説しています。

具体的な調査結果も報告されているので、一通り目を通しておくとパワハラの現状や措置や対応はどうあるべきかがよく理解できます。自分が置かれている状況も客観視できるので、資料をダウンロードして確認してみましょう。

厚生労働省 パワーハラスメント対策導入マニュアル

無視や強要をするパワハラ上司との付き合い方5つ

退職すればパワハラ上司から逃れられますが、どうしても仕事を続けたい場合は、付き合い方を考える必要があります。無視や強要などひどいパワハラを続ける上司に立ち向かうための5つの方法をご紹介します。

1.はっきりとできない事は出来ないと断る

大声で怒鳴られたり、厳しい言葉ばかり投げかけられていると委縮してしまいますが、パワハラ上司に強く言い返す勇気も必要です。あれもやれ、これもやれと無理難題を押しつけられたら、「これ以上はできません!」「時間が足りないので期限まで間に合いません!」とはっきり出来ない事を断りましょう。

パワハラ上司は反発しないおとなしい部下には、いい気になってますますエスカレートする傾向があります。言われっぱなしではなく、ガツンと言い返す強さを持つことも大切です。

2.理不尽な判断には立ち向かって意見する

パワハラ上司は、理不尽なことばかり要求します。これは絶対にあり得ない、常識はずれ、理不尽すぎると自分が判断したら、立ち向かって意見してみてください。1人で不安な場合は、同じ目にあっている仲間と一緒に立ち向かえば心強いはずです。パワハラなんかにひるまない、屈しない態度を見せるのが効果的です。

3.曖昧な態度や言葉を発しない

威圧的な言動ばかり浴びせかけられていると、返事する声が小さくなったり曖昧な態度や言葉を返してしまいがちです。パワハラ上司はその部分につけこんで、「いい加減な返事をした」と更に語気を強めます。発言する時はしっかり、態度は明確に表現するようにしましょう。

4.弱い人だと思わせない態度や言動を意識する

本当は自分自身が弱いのでパワハラ上司は、更に弱い人を見つけて押しつぶそうとします。弱い人だと思わせないような態度や言動を意識してみてください。しばらくはパワハラがエスカレートするかもしれませんが、肝の小さなパワハラ上司は「いじめ甲斐がない」「逆襲されそう」とあきらめてくれるかもしれません。

5.パワハラを受けた際にはっきりと「パワハラです」と明言しておく

パワハラという言葉は大きなダメージを伴う言葉です。他の社員がいる前で、「今のはパワハラですよ」と明言してみましょう。否定するかもしれませんが、パワハラ上司と皆に認識されるようになると、常にそのような目で見られきっと居心地が悪くなるはずです。

パワハラ対策7選

パワハラに打ち勝つためには、強い勇気と対策が必要です。何もアクションを起こさずされるがままになっていてはいけません。できることから始めてパワハラ対策に早速乗り出しましょう。

1.パワハラを受けた詳細をノートなどに書き留め整理する

パワハラが2人きりの時に行われた場合、証拠が残りません。上司がやっていないと言えばそれまでです。パワハラを受けたらどのような場所で、どんな言葉や態度だったのか詳細にノートなどに書き留めておいてください。年月日も忘れずに記入しておきましょう。証拠集めはパワハラに打ち勝つための大切なツールです。

2.ICレコーダーなどで録音したり、証拠を集める

パワハラを受けたメモと同じく、実際の音声は強力な証拠となります。ICレコーダーやスマホの録音機能を使って、上司の罵声や叱声、自分が怯えて謝っている言葉などをしっかり録音しておきましょう。スマホならば仕事中でもそばに置いていることが多いので、怪しまれることなく録音が可能です。証拠集めはぬかりなく、しっかり行いましょう。

3.社内の相談窓口や公的相談窓口へ相談する

大手の会社では社内にパワハラやセクハラの相談窓口を設けているところもあります。その場合はすぐに相談するようにしてください。社内にない場合は各行政が公開している公的な相談窓口に相談しましょう。パワハラの実態を第三者に知ってもらうことは、閉鎖的になりがちなパワハラの認知にもつながります。

4.パワハラで悩む同士を募る

パワハラを続ける上司がいる会社には、同じようにパワハラで悩む同士がいるはずです。情報収集をして結束を固めましょう。1人では太刀打ちできなかったパワハラも、集団になればパワーが倍増します。

5.「パワハラに感じます」と意思を伝える

パワハラ上司は、パワハラが悪いということは知っているはずです。ただ自分がやっている意識はないケースもあります。パワハラを受けたら、はっきり「パワハラに感じます。」「今のはパワハラですよ!」と伝えましょう。あなたの言動はパワハラなんですよ、という意識を相手に明確に示すことが、解決の第一歩になります。

6.上司の上司に相談する

直属の上司は、自分の部署のトラブルを嫌がる傾向にあります。それは自分の実績にも関わるからです。その時はパワハラの実態を上司の上の上司に相談してみてください。上司がその上の上司からパワハラの実態を告げられたら、きっと早急に対処しないではいられなくなるはずです。

7.精神的に病んだら病院で診断書作成してもらう

ひどいパワハラに長期間悩まされ続けていると、出社自体困難になり、精神的に病んでしまうことになります。そうなってしまったら受診した時には必ず病院で診断書を作成してもらいましょう。問診時には、パワハラの状況をしっかり医師に伝え事実を診断書に明文化しておくことで、その後の会社の対応が変わってきます。

パワハラ対策で録音するための方法

パワハラの証拠を残すために効果的なのが録音です。しっかり効果的に証拠を残すためのテクニックをご紹介します。すぐに実践してみてください。

携帯の録音機能を使う

携帯の録音機能は、相手に知られずに録音しやすいのでおすすめです。パワハラの実態を逃さず録音できるように、デスクの上に置いた携帯の録音ボタンをいつでもオンにできるようにしておきましょう。

ICレコーダーを持ち歩く

外出時にパワハラ上司からの仕打ちを受けることもあります。いつどこでその状態になるかわからないので、ICレコーダーを持ち歩いてすぐに録音できるようにセットしておきましょう。

パソコンの音声録音ツールを開いておく

デスクに携帯を置けない場合は、パソコンの音声録音ツールを開いておくことも効果的です。いつおこるかもしれない上司の気分的な感情によるパワハラは、すぐに対応できる柔軟さが必要。使える証拠を集めるためには細心の注意と準備が必要です。

パワハラ対策でもダメなら、転職も考える

ご紹介したような様々なパワハラ対策を試みて、どうしても改善されなかった場合は転職も視野に入れましょう。転職はパワハラから逃げるのではなく、自分を守るための防衛手段です。

転職をどうやってやればいいのか分からない時は、転職希望者の多くが利用する転職エージェントをのぞいてみましょう。転職エージェントは、転職に関するノウハウを熟知しているので、きっとストレスなく転職活動を進められるはずです。

より詳しく転職エージェントについて知りたい方は下記記事にて転職エージェントに関する全ての情報をお伝えしております。

気になる方はチェックしてみてください。

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2017.11.10

おすすめの転職エージェント

転職エージェントによってはキャリアコンサルタントの対応が雑だったり、求人数に差があったりします。

そのため、本当におすすめの転職エージェントを利用しないとあなたの貴重な時間が割かれてしまう可能性があります。

転職初心者の方におすすめしたい転職エージェントは「リクルートエージェント」と「DODA」、「パソナキャリア」の3つです。

複数登録することで、それぞれの転職エージェントの弱みを補いあうことができるので、転職エージェントを利用する際は複数登録することをおすすめ致します。

詳しくは下記記事にて解説しておりますので、ぜひご参考ください。

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「転職エージェントを複数利用したほうが良い」 このような意見をよく聞くことがあります。 結論から言いますとこの知識は正しいのですが、複数の転職エージェント…

2017.11.10

「リクルートエージェント」は、業績や求人数など他の転職エージェントと比較して圧倒的な実績を誇る転職エージェントです。

転職エージェントを利用する際はリクルートエージェントを利用しない手はないでしょう。

リクルートエージェントは転職をする全ての人におすすめの転職エージェントです。

「DODA」は業績、求人数共に業界第2位という大手転職エージェントで、登録者のペースに合わせて転職活動をしてくれますし、転職初心者にも優しいキャリアコンサルタントが在籍しています。

求人数も多く、求人の質も良いので全ての人におすすめの転職エージェントです。

また「パソナキャリア」もキャリアコンサルタントの質が高いと業界で有名な転職エージェントです。

業績は業界で第4位、求人数はリクルートエージェントやDODAに比べると少ないのですが、求人の質も良く、何と言ってもキャリアコンサルタントの質は業界でもずば抜けて高く、とにかく登録者の気持ちを優先して対応してくれますし、転職初心者にも優しくキメの細かいサポートが特徴です。

パワハラ対策は早めに取り組もう

パワハラ上司には言われっぱなし、やられっぱなしが一番よくありません。弱みを見せず気丈に立ち向かい、納得できないことはしっかりパワハラ上司にも会社にも伝えて知っておいてもらいましょう。

人としての人格まで傷つけられかねないパワハラ。1人で悩まず相談できる場所を見つけて早期解決に乗り出すことが大切です。早めの対処がトラブルを最小限に抑えることにもなります。パワハラ対策に乗り出すことは怖いことではありません。ご紹介した情報を踏まえつつ、すぐに始めてみてください。

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