観光の仕事|種類や内容を知って理想のキャリアを手に入れよう

観光の仕事と聞くと、バスガイドやツアーコンダクターなど華やかな仕事をイメージすることでしょう。しかし、観光の仕事はバスガイドやツアーコンダクター以外にも表に出ないような仕事はたくさんあり、様々な仕事の人々が協力して観光の仕事が成り立っています。この記事では、観光の仕事にはどのような種類の仕事があるのか、観光の仕事をするためにはどうしたらよいか、やりがいや魅力、更には観光の仕事で大変な部分など、詳しく紹介していきます。

観光の仕事の内容・業務

現在、日本を訪れる外国人観光客は、どれくらいいるのか知っていますか?2017年6月の時点で、日本を訪れた外国人観光客の数は、234万6500人で1年前の6月と比べてみると、18.2%増えています。外国人の観光客だけでなく、国内での日本人観光客の数も増えていて、観光業界は盛り上がっています。

観光客の手助けになっているのが、観光のお仕事をされている方々です。観光のお仕事は、観光客が観光に訪れる際の様々な手続きやお手伝いなどをする仕事で仕事の種類は多岐に渡ります。

実際には、ツアーを企画したりする仕事や、ツアーに一緒に同行する仕事、インターネットを使ってツアーを販売する仕事など、世の中にあまり知られていないような観光の仕事もあるので、この記事で様々な観光の仕事を詳しく紹介していきます。

観光の1日の仕事の流れ

では、観光の仕事の中でも、みなさんが1番イメージしやすい仕事でもある、バスガイドさんの1日の仕事の流れを、例として見て行きましょう。

  • 6:00 出勤・1日の準備

バスガイドさんの朝は早いです。バスが出発する1時間前には出社します。30分ほどかけて、お客様がバスに乗る準備をしてきます。座席にある網ポケットの中にエチケット袋が入っているかの確認や、お客様用に配るお水の準備、ガイドマイクの確認やガイドさんが持っている旗の点検などをします。

  • 6:50 事務所でミーティング

今日という1日を、お客様に満足してもらえる為に、運転手さんとツアーの流れの確認などを確認するため、念入りにミーティングをします。また、事務所内の方ともミーティングをし、その日の天気や注意事項などを共有します。

  • 7:00 出庫・お客様のお迎え

ミーティングが終わると、お客様のお迎えに向かいます。バスが到着すると、添乗員さんと顔合わせをします。お客様の荷物をバスに積み込むお手伝いもします。お客様がいらっしゃったときは、バスの外に出て笑顔でお客様を迎えます。

  • 7:45 出発・アナウンス開始

まずは、バスの中でお客様の人数確認をします。人数の確認ができたら、出発です。アナウンスで「バスが発車しますのでご注意ください」などと伝えます。出発し始めたら、ご挨拶や乗車中のアナウンスをして、観光地に到着するまでの間、お客様に地理や歴史のお話をして楽しんでもらいます。

  • 9:00 観光地到着・ガイドとして観光地を案内する

バスが目的の観光地に到着すると、外に出てお客様をお出迎えをして、観光地まで誘導しながら案内します。

  • 12:00 昼食

お客様と一緒にいただく場合もあります。一緒にいただかない場合は、乗務員室という専用の場所で、お客様と同じメニューを食べたり、乗務員用のメニューをいただいたり、時と場合によって変わります。

  • 14:45 集合・出発

集合の時間になったら、お客様をバスまで誘導してバスに戻ります。バスの中では、カラオケをしたり、お話をしたり、DVDを見たりします。お客様の様子をみて、疲れている様子でしたら休憩の時間をつくるなど、ゆっくり休んでもらいます。

  • 16:00 解散

解散場所に到着したら、お客様の忘れ物がないかチェックします。最後は、姿が見えなくなるまで、心を込めてお客様をお見送りします。

  • 16:20 車内清掃

車内のゴミを集めたり、座席のシートを元に戻したり、窓を閉めてカーテンを閉める、などといった作業をします。次にバスを使う方の事を考えて清掃をします。

  • 17:20 退社

事務所に到着して、本日の業務報告と次の日の業務を確認し、退社します。

バスガイドさんの1日の仕事の流れは、このような流れになっています。お客様に楽しんでもらう為に、バスに乗車しない日には事務所で観光地についての知識を増やすために情報収集や勉強をしていることも多いです。

観光の仕事の種類

バスガイドさんの、1日の仕事の流れを紹介しましたが、観光の仕事には、バスガイド以外にも様々な仕事があります。主なものに以下のような仕事があります。

  • ツアープランニング
  • ツアーオペレーター
  • カウンターセール
  • アウトセールス
  • メディアセールス
  • チケッティング
  • ツアーコンダクター
  • 海外駐在員/ツアーガイド
  • トラベルライター
  • 観光局スタッフ

聞いた事のある仕事から、聞いた事のない仕事まで幅広いのが観光の仕事です。一つ一つ、簡単に仕事内容として、どんなことをしているのかをみていきましょう。

ツアープランニング

ツアープランニングとは、観光の仕事の中でも最も人気の高い仕事です。仕事内容としては、旅行会社に勤務して、旅行の企画を考えたりする仕事です。企画を考えるだけではなく、航空券の手配をしたり、旅行先での飲食店の手配、パンフレット作りまで、全てを担当することが特徴です。そのため、旅行好きな人に向いている仕事といえます。

ツアーオペレーター

「ツアー」という商品の中身は、飛行機、ホテル、観光アトラクション、飲食店などの旅行の素材の集まりです。

この素材を集めてくる仕事が、ツアーオペレーターになります。どれだけ安く、いい素材を集めてこれるかで、ツアーという商品の価値が変わってくるため、ツアーオペレーターはツアー成功のための大事な鍵を握っています。そのため、ツアーを満足度の高いものにするためにランドオペレーターという手配専門の業者を使うこともあります。

カウンターセール

旅行会社の店舗内のカウンターで対応してくれる人のことをカウンターセールといいます。特徴として女性が多いのが特徴です。

お客様は、それぞれ求めている内容が違います。ツアーを希望なのか、ホテルや飛行機のみを手配希望なのか、何も決まっていないのでいいプランを探している、など、お客様の求めている事に対して、しっかり答えていかなければならないので、トーク力や知識が求められます。

アウトセールス

アウトセールスとは、団体旅行を扱う仕事になります。団体旅行は、修学旅行や会社の研修旅行などが分かりやすいかと思います。アウトセールスは、学校、一般企業、宮内庁など多くの業界、団体に向けて旅行の企画を提案し、手配、販売まで担当します。

最近では、会社の団体旅行などは減ってきているのが現状です。しかし、一件契約が決まると大きな金額が動く仕事なので、達成感は大きく、非常にやりがいを得られる仕事です。現代社会の中で、斬新なアイディアを持ち、知識と行動力があれば、アウトセールスで活躍できるのではないでしょうか。

メディアセールス

今、次世代の販売方法として注目されている方法が、メディアセールスです。店舗を持たずに、インターネットを使い、観光をアピールして販売まで取り付ける仕事です。

インターネットなどのネットの世界での反響は分かりやすく、うまくいくと休む暇もないくらいに忙しくなります。その反面、個人情報の管理などを問われることも多いので、情報管理はしっかりとしなければなりません。

チケッティング

名前の通り、チケットを発券する担当のことです。取り扱うチケットは様々で、航空券、フェリーのチケット、コンサートチケットなどです。そのなかでも、難易度が高いのが航空券です。航空券には複雑な運賃計算があるため、機械で全てをすることは不可能です。

目的地までの経路を、お客様の要望に沿える様に計算して、最善の経路を見つけ出し、発券するのが大きなやりがいとなる仕事です。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターとは、日本語でいう「添乗員」になります。無料で旅行に行けていいな、というのが一般的なイメージかもしれませんが、非常に大変な仕事です。

朝は誰よりも早く起きて、朝食の手配をしたり、夜は、遅くまで次の日の確認作業などすることがたくさんです。また、海外からの観光客とコミュニケーションを取ることも多いので語学力や知識なども必要です。

ツアーコンダクターは、忙しい時期になると自宅にほとんど帰れない仕事なので、旅が好きで、自宅にほとんど帰らなくても大丈夫な人には、向いている仕事です。

海外駐在員/ツアーガイド

勤務地や会社での役職などによって仕事内容は変わってきますが、基本的には日本からのお客様のお迎えからお見送りまでのお世話をする仕事になります。レストランの予約をしてあげたり、観光アトラクションなどの手配をしてあげたりします。お客様が現地で安心して楽しめることができる為には、必要不可欠な仕事です。

トラベルライター

トラベルライターとは、主に観光スポットや有名なレストランなどを取材して雑誌などで紹介する仕事です。トラベルライターは趣味が発展して仕事にしている人も多いのが現状です。

最近では、ブロガーなどが自称トラベルライターと名乗っている時代なので、生き残るのは大変ですが、好きなことを仕事にできるというのはとても魅力的な仕事だと思います。

観光局スタッフ

観光客を誘致するためのオフィスで働く人のことをいいます。このオフィスというのは、各国の政府が日本の様々な場所に設置しています。あまり知られていませんが、日本には100箇所以上のオフィスがあります。

観光局スタッフは、主に日本人観光客にスタッフの出身国を訪れてもらうためのプロモーション活動を行います。旅行会社に情報を提供したり、イベントを開催したりします。観光局スタッフは国と国を繋ぐ需要な役割を担っている仕事と言えます。

観光の仕事のやりがい

観光の仕事とは、お客様が楽しく観光をする為に、様々な角度からお客様を支える仕事なので、「やりがい」そのものの仕事と言えるでしょう。お客様を満足させるために、いくつもの仕事のメンバーが協力し、一つのツアーを企画、運営します。

お客様からの、「一生の思い出に残ったよ!」「こんなツアーを企画してくれてよかった!」「本当に日本を楽しめた!また日本に来たときは素晴らしいツアーをやってほしい!」といったような言葉や、お客様の笑顔を見ると、心から達成感ややりがいを感じられます。

観光の仕事の辛い部分

華やかなイメージの観光の仕事ですが、辛い部分もあります。以下が観光の仕事で主な辛い部分です。

  • ストレスが大きい
  • 残業が多い
  • 世界情勢などによって景気の浮き沈みが激しい

観光業というのは、世界情勢によって、不景気になると仕事が減るので、旅行会社ごと潰れることが多い業界です。そのため、安定しているとは決して言えません。また、観光の仕事は責任ある仕事を若いうちから任せられる事が多い為、残業の多さやストレスで体調を崩し、辞めていく人が多いのも辛い部分です。

観光の仕事には、「タフさ」、「本当に観光が好きという気持ち」、「人とのコミュニケーションが得意」といった要素をもった人でないと厳しいでしょう。

観光の仕事をするには

観光や旅行の業界で働く為に必要な資格は主にこちらの4つです。

  • 旅行業務取扱管理者
  • 旅程管理主任者資格
  • AXESS実用検定試験
  • 旅行地理検定

これらの資格があれば、就職には有利となります。とはいっても、海外からのお客様とコミュニケーションをとることも多いので、人柄やコミュニケーション能力、語学力を重視している会社が多いです。また、マナーや作法、人間力を磨く事も大事になってきます。

また、観光の仕事に就くためには、大卒でないと就職できないわけではありません。観光の仕事をする上で必要になるマナーや作法、基礎的な知識、語学力が習得できるカリキュラムを組んでおり、専門的に観光の仕事について学べる専門学校があるので、観光の仕事がしたいと思ったら専門学校に通い直すのもありでしょう。

また、転職エージェントを利用することで簡単に就職することができます。

転職エージェントは完全無料で利用することができ、転職や就職に関わるほとんどの面倒な作業を代行してくれ、転職のプロであるコンサルタントからアドバイスをいただくことができるため、転職初心者の方は使わない手はないです。

より詳しく転職エージェントについて知りたい方は下記記事にて転職エージェントに関する全ての情報をお伝えしております。

気になる方はチェックしてみてください。

転職エージェント|全てを理解し正しく使うための全情報

「転職エージェントって何?」 「転職エージェントの仕組みが知りたい」 「転職エージェントってどうやって選べば良いの?」このように悩みを抱えている方はとても…

2017.11.10

おすすめの転職エージェント

転職エージェントによってはキャリアコンサルタントの対応が雑だったり、求人数に差があったりします。

そのため、本当におすすめの転職エージェントを利用しないとあなたの貴重な時間が割かれてしまう可能性があります。

転職初心者の方におすすめしたい転職エージェントは「リクルートエージェント」と「DODA」、「パソナキャリア」の3つです。

複数登録することで、それぞれの転職エージェントの弱みを補いあうことができるので、転職エージェントを利用する際は複数登録することをおすすめ致します。

詳しくは下記記事にて解説しておりますので、ぜひご参考ください。

複数の転職エージェントを掛け持ちで利用すべき?理由付きで徹底解説

「転職エージェントを複数利用したほうが良い」このような意見をよく聞くことがあります。結論から言いますとこの知識は正しいのですが、複数の転職エージェント…

2017.11.10

「リクルートエージェント」は、業績や求人数など他の転職エージェントと比較して圧倒的な実績を誇る転職エージェントです。

転職エージェントを利用する際はリクルートエージェントを利用しない手はないでしょう。

リクルートエージェントは転職をする全ての人におすすめの転職エージェントです。

「DODA」は業績、求人数共に業界第2位という大手転職エージェントで、登録者のペースに合わせて転職活動をしてくれますし、転職初心者にも優しいキャリアコンサルタントが在籍しています。

求人数も多く、求人の質も良いので全ての人におすすめの転職エージェントです。

また「パソナキャリア」もキャリアコンサルタントの質が高いと業界で有名な転職エージェントです。

業績は業界で第4位、求人数はリクルートエージェントやDODAに比べると少ないのですが、求人の質も良く、何と言ってもキャリアコンサルタントの質は業界でもずば抜けて高く、とにかく登録者の気持ちを優先して対応してくれますし、転職初心者にも優しくキメの細かいサポートが特徴です。

観光の仕事の主な就職先

観光の仕事をする上で就職先となるのは、大学生の就職先として就職人気ランキングの常連でもある、「JTB」、「HIS」、「近畿日本ツーリスト」といったような観光業界の企業や、全日本空輸(ANA)や、JALといった航空会社がメインとなります。

観光の仕事はとても魅力的

観光の仕事は、お客様に現地の魅力や新しい発見を、自分のアイデアを生かして伝えたりすることができる仕事です。

また、観光の仕事は一人ではなく、何種類もの仕事の人々が、お客様を満足させるツアーをつくるために一致団結して協力し、アイデアを出し合い、働いています。

そのため、ツアーが成功したときは達成感は非常に大きく、お客様の笑顔が見れたときは報われ、観光の仕事をしていてよかったと心から感じられます。

観光の仕事は、今後ますます増える海外からの観光客の需要もあって伸びる業界ですし、お客様の人生の中で一生の思い出に残る記憶を作ることができるという素晴らしい魅力をもったお仕事なのです。

※記事の内容は、執筆時点での最新の情報となり、サービス内容・利用料金等を保証するものではありません。この記事の情報を基に行動する利用者の判断について、当社は一切の責任を負いかねます。サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、しかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

このエントリーをはてなブックマークに追加

現役転職エージェントが全力でまとめた、おすすめ転職エージェント16選 ランキングをチェックする