職場いじめを撃退する5つの対策|原因・対処法、相談する相手やいじめる側の心理も

日本全国で社会問題となっている、職場でのいじめやパワハラ。年々、労働局に設置された相談窓口への相談件数は増え続け、早急な対策が求められています。この記事では、職場でいじめが起きてしまう原因や、万が一職場でいじめに遭ってしまった場合の対処法を解説します。

職場いじめの原因

近頃、全国の小中学校での「いじめ問題」が取り沙汰されていますが、いじめは子供の世界に限ったことではありません。悲しいことに、大人の世界にもいじめは存在しています。

各都道府県の労働局に設置された相談窓口では、年々いじめやパワハラに関する相談が増加しており、全国的に職場でのいじめが問題になっています。

一体、何が原因でいじめが起きてしまうのか。ここでは、一般的にいじめを引き起こしやすいと言われている3つの要因を解説します。

誤解や勘違い、無視などから生じる意思疎通コミュニケーション不足

職場いじめの原因として多いのが、コミュニケーション不足による人間関係の摩擦です。職場にはいろんな人がいるため、中には他人とのコミュニケーションが苦手な人も存在します。

自分の意思や仕事上の指示を明確に伝えられない、声が小さくて聞き取りにくいなど、コミュニケーションを取る上でこうしたハンデを抱えていると、あらぬ誤解や摩擦を引き起こしてしまうことがあります。

また、仕事上のちょっとしたミスが原因で大きな問題に発展してしまったり、些細なすれ違いからいじめに繋がる場合もあります。

どんな理由であれいじめは決して許されることではありませんが、不必要な摩擦を引き起こさないためにも、普段からしっかり自分の意志を伝えるなど、スムーズなコミュニケーションを心がけることが大切です。

仕事のスキルが低いまたは高すぎる

仕事のスキルも、場合によってはいじめを引き起こす原因となることがあります。

例えば、仕事のスキルが低すぎる場合。何度注意されても同じミスを繰り返したり、同じ仕事内容でも人より時間が掛かってしまうなど、仕事をこなす能力があまりにも低いといじめの標的になる場合があります。

一方、仕事のスキルが高すぎると、かえって同僚や上司の反感を買ってしまうことも。本来、仕事ができる社員は会社への貢献度が高く評価されるべきものですが、中には自分より能力の高い人を逆恨みする社員も存在します。

とりわけ「周囲との協調性」が重視される日本企業では、仕事のスキルに関わらず、目立つ人が煙たがられる傾向にあります。こうした風潮のせいか、仕事ができすぎる又はあまりにもできない人は、職場いじめのターゲットになってしまうことが少なくありません。

仕事ができる人、仕事ができない人の特徴については以下の記事で詳しく解説しています。いじめられている方の特徴に当てはまっているでしょうか。

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感謝の言葉や謝罪の言葉がない

コミュニケーション不足にも関連しますが、何かをしてもらった時や、ミスをしてしまった時などに、感謝や謝罪の言葉がないと相手の気分を損ねてしまうことがあります。

一度きりなら見逃してもらえる場合が多いですが、何度も同じことが続くと、それが原因となっていじめに発展してしまうケースがあります。

裁判を起こす前に取り組みたい、職場いじめを撃退する対策5つ

万が一いじめに遭ってしまった場合、どのように対処すべきでしょうか。実際にいじめに遭ってしまった場合の有効な対策を紹介します。

職場いじめの証拠を写真やボイスレコーダーなどで残す

職場いじめに遭ったことを証明するために、写真や音声などの記録はとても有効です。記録がないと、例えいじめの存在を訴えても相手や会社側にもみ消されてしまう恐れがあります。泣き寝入りをしないためにも、勇気を出して証拠を抑える準備をしましょう。

最近では、ペン型やUSBフラッシュメモリー型のボイスレコーダーが低価格で販売されており、簡単に手に入れることができます。一見、普通のペンやUSBメモリと見分けがつかないため、周囲に気づかれる可能性も低いです。

詳細をノートに記録する

何月何日、誰に何を言われたかなど、いじめの詳細を記録しておくことも証拠として有効です。嫌味を言われたり怒鳴られたりなど、辛い記憶を辿って記録に残すのは決して楽な作業ではありませんが、日々の記録が大きな証拠となります。

できるだけ感情を排し、客観的にその時の状況や相手の名前などを記録に残しましょう。ノートに書き出すことで冷静になり、この後どのように対処すべきかを適切に判断することができます。

上司や同僚、家族や友人に相談する

証拠を抑える準備を進めるのと同時に、いじめのことを信頼できる人に相談しましょう。いじめの相手と闘ってくれる協力者を見つけることで、精神的な支えになります。特に家族や友人など、あなたのことを大切に思う人なら、親身になって話を聞いてくれるはずです。

また、上司などいじめてくる相手よりも上の立場の人に相談すれば、改善方法を一緒に考えてくれるかもしれません。

職場や公的な相談窓口に相談する

多くの企業では、職場環境を向上させるために、いじめやパワハラセクハラなどの相談窓口を設けています。窓口がない企業でも、総務部やコンプライアンス部など、いじめのことを相談できる部署があります。

社内の人に相談するのが不安な場合は、厚生労働省管轄の労働基準監督署内などにある総合労働相談コーナーを利用しましょう。対面もしくは電話で話をすることができます。利用料もかからないため、気になることがあれば気軽に利用することができます。

異動願いを提出する

とにかくいじめから逃れたい、という場合は、別の部署に異動させてもらう方法もあります。いじめを大ごとにしたくないなど、何らかの理由でいじめの相手と闘いたくない人も存在します。

そういった場合は、できるだけ早く平穏に仕事ができるよう、相手と離れるのも速やかにいじめを止める有効な手段です。

職場いじめから逃れる対処法

「いじめられるから会社に行きたくない…」いじめは辛いものですし、いじめを「どうしようもないこと」のように感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、ちゃんといじめには対処法があります。うまくいじめに対処していくのが大事です。以下、いじめの対処法をご紹介していきます。

極力いじめる人と関わらない・距離をとる

いじめてくる相手と出勤時間やシフトをずらすなどして、物理的に遭遇しないようにすると、いじめが止む場合もあります。可能なら、相手と距離を取るようにしてみてください。

ただし、相手の執着心が強い場合は、こちらが距離をとったとしてもいじめが止まない可能性があります。

受け流すスキルを高める

いじめをする人間は、ターゲットの反応を面白がっていることが多いです。軽い嫌味や、仕事に支障をきたさない程度の嫌がらせなら、受け流すことでいじめを止めることができるかもしれません。

「いじめをするような人間は相手にする価値がない」と考え、淡々と自分の仕事に集中しましょう。

動じない態度で立ち向かう

多くの場合、いじめの標的になりやすいのは気の弱い人です。「こいつは何を言ってもやり返してこない」と認識されてしまうと、嫌がらせがエスカレートしてしまうことがあります。

いじめを止めるには、毅然とした態度ではっきりと意思表示するのも有効です。非常に勇気のいることですが、最初にしっかりと意思を伝え、自分の領域に入らせないようにするのは大切なことです。

感謝の言葉や謝罪の言葉を忘れない

「ありがとうございます」や「申し訳ございませんでした」という言葉は、時には挨拶よりも大事なコミュニケーションです。例え苦手な相手だとしても、必要な時には必ず感謝や謝罪の念を伝えるようにしましょう。

日頃から丁寧にコミュニケーションを取ることは、円滑な人間関係を築くことに繋がります。

円滑な人間関係を築く方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

職場いじめする人・女性の特徴・心理

あなたの職場には、いじめてくる女性はいませんか?女性のいじめは男性よりも陰湿でなため、女性からのいじめが原因で心に傷を負っている方もいるでしょう。以下、そんな職場でいじめをする女性の特徴をご紹介します。

自分に自信がない

いじめをする人の心理として、自分のコンプレックスや劣等感を誰かにぶつけていることがあります。

自分に自信がなさすぎるあまり、特定の誰かを下に見ることで、自分のプライドを守っているのです。特に、仕事能力や容姿が優れている、年齢が若い人などは、このタイプの標的にされやすい傾向にあります。

人の悪口などの不幸話が好き

いじめをする人には、他人の悪口や不幸な話を好む人も少なくありません。自信のなさとも繋がりますが、常に誰かの欠点をあげつらうことでコンプレックスを隠しているのです。

もし職場に悪口を好む人がいた場合は、面倒ごとに巻き込まれないためにもなるべく距離を置くようにしましょう。

仕事や人生に対して、不安や不満を多く持っている

自分の生活に満たされている人は、わざわざ貴重な時間を使って他人をいじめるようなことはしません。

しかし、家庭や仕事、人間関係に何かしらの不満を抱えている場合、そのはけ口としていじめをするケースがあります。この場合、いじめられる側に非はなく、ほんの些細なことに言いがかりをつけて嫌がらせをすることが多いです。

職場いじめから逃げるために退職・転職する選択肢もある

職場いじめが止まない場合、会社を退職したり、別の会社に転職するという選択肢もあります。いじめが起きる職場というのは、元々風通しの悪い職場であることが多く、いじめ以外にも様々な問題を抱えていることがあります。

退職や転職は大きな決断ですが、より良い職場環境で健全に働くためにも、自分に害を及ぼす環境とは決別しましょう。

今や、転職は当たり前の時代です。

世の中には、いじめやパワハラなどが存在しないクリーンな職場もたくさん存在します。辛い環境で心に傷を負いながら働き続けるのはナンセンスです。

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職場いじめにあったら、まず第三者に相談を

いじめを引き起こす原因は様々ですが、一つ確かなことは、いじめは絶対に許されない卑怯な行為であるということです。

どのような原因に関わらず、いじめは加害者側に非があり、被害者には声を上げて闘う権利があります。万が一職場いじめに遭ってしまったら、決して一人で抱え込まず、まずは信頼できる人に相談しましょう。

 

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