指示待ち人間になる原因と6つの特徴|脱却させる改善対策法も

気付いたら指示待ち人間になっていた。指示を常に待っていて自分から動けないで悩んでいる人は多いと思います。皆、仕事を始めたときは志も高かったと思うのですが、なぜ指示待ち人間になってしまうのでしょうか?その原因と特徴、そして指示待ち状態から脱却する方法をお伝えします。

指示待ち人間にイライラすることは良くある

会社に入社してから、しばらく時間は経っているのに、中々自分で動けない指示待ち人間にイライラすることはありませんか?

猫の手も借りたいくらいに忙しいときに、指示待ち人間は自分で何をしていいのか分からず、かといって、忙しいし邪魔だろうと思って、指示を仰ぐこともせずにただボーっとしている社員という人もたまにいます。

やはり仕事のできる人達や上司からしたら、イライラもするものです。そんな指示待ち人間を改善して自発的に仕事ができるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?

今回はそんな指示待ち人間についていろいろと伝えていこうと思います。

指示待ち人間は悪くない?指示待ち人間を作っている原因は上司の可能性も

まず指示を出すというのはけっこう曖昧な部分があります。例えば上司が「机の上を拭いておいて」と部下に指示をしたとします。その時にどのふきんで拭けばいいのか、それとも雑巾で拭けばいいのか?そもそもふきんはどこにあるのか?など曖昧な部分が多いにあります。

それで、部下が自分なりに考えて雑巾で机の上を拭いたときに、上司が「それは雑巾で違うだろ!ふきんを普通使うだろう、指示通りに動け!」というように怒ったとします。

そうなるとその部下はもう怒られたくないので、逐一上司に指示を仰ぐようになります。

仕事のできる上司が部下ならそんな状況にはならないのでしょうが、上司が有能すぎて失敗に対してゆとりを持った接し方ができないと、指示待ち人間が作られていくという状況もあるのです。

指示待ち人間・指示待ち症候群になる原因と特徴6つ

指示待ち人間、指示待ち症候群になる原因と特徴を探っていきましょう。

1.言われた仕事しかやりたくない

指示待ち人間は怒られたりするのが苦手です。指示をされたことだけやっていれば、怒られるということも少なくなります。

自発的に考えて仕事をした場合、ミスをすることがあり、そういったときには上司から叱られてしまいますから、指示待ち人間はそのような状況を回避したくて、言われた仕事しかやりたくないのです。

2.仕事の見つけ方が分からない

マニュアル通りにしか仕事をしてきていないので、考えることが苦手であり、言われた通りの仕事しかできなくなります。

3.マニュアルにはない臨機応変が必要な対応は苦手

手順通りの仕事しかしたことがないので、指示待ち人間はいつもだいたいルーティンワークをしています。ルーティンワーク以外のことは臨機応変に対応することが苦手です。

4.疑問を持ったり質問するのが苦手

自分であまり何も考えないので、そもそも疑問に感じるとか自分はこう思うといったような自発的な主張が生まれにくいです。主体性がないので疑問を持つこともあまりないですし、質問することも苦手です。

5.責任をとりたくないので、基本的に意見しない

指示されたように動けば、結果がどうあれ責任を押し付けられることはありませんから、責任を取りたくないのでしょう。

自分の意見を言って動くと必ず責任をとらなくてはいけないので、指示待ち人間は責任を取るのが嫌で基本的には意見をしません。

6.優柔不断

指示待ち人間は物事をなかなか決められずに優柔不断な態度を取ります。

自分であまり考えられないですし、マニュアル通りのことしかやってきていないので自分で決めることもできず、結果指示待ち人間になります。

新人の指示待ち人間を直したい改善対策、脱却法3つ

新人社員の指示待ち人間を直したい上司は多いはずです。ではどうやって改善対策をとっていくのか、指示待ち人間からの脱却方法を3つ挙げていきます。

1.基本的な知識や情報を提供する

指示待ち人間というのは、自分で何かをしたいと思っても、今自分が何をすべきなのか分かっておらず何も見えていない状態ですので、基本的な知識や情報を教えてあげることです。

普通の人なら五割説明すれば分かってもらえるところを、八割、十割説明しなければいけませんが、丁寧に一から十まで説明することによって、ようやく指示待ち人間もどう動けばいいのかということを理解するでしょう。

2.自分で考えて行動してもらう回数を増やす

まず上司が指示を出したら「ではあなたなら、どうする?」と問いかけてみることです。

最初は答えることもできないかもしれませんが、毎回、指示を出す度に問いかけていれば、指示待ち人間も次第に考えられるようになっていきます。

そして考えられるようになり、自分の意見を言えるようになったらそのように行動してもらうようにしましょう。

3.仕事を任せる回数や範囲を徐々に広げていく

最初は簡単な仕事をしてもらっていたとしても、仕事に慣れてきたタイミングを見て、少しづつ責任のある仕事も任せるようにしていきましょう。

最初から全部やらせるのではなく、周りもフォローの姿勢は必要ですが、フォローも最低限度に抑えて、徐々に仕事を任せる範囲や回数を広げていきましょう。

指示待ち人間の改善対策(意見を聞く場合)

意見を聞きだし、その意見を受け入れ、褒める

まず何でも一つの仕事に関して、あなたのやり方が決まっていたとしても「この件に関しては君はどう思うか?君はどうしたら一番いいと思うかい?」という問いを部下に投げかけてみます。

最初はおずおずとしていて少しづつ意見を言うような状態だったとしても、「君のその視点はおおよそ気づかなかった」とか「そういった着眼点もあるから、それもいい意見だ、気を付けよう、ありがとう」などと彼らの意見をまずは受け入れて彼らをほめることをしてみましょう。

ほめられて嫌な部下はいませんし、それが例え的外れな意見だったとしても、ほめられて認められたという経験は部下を大変勇気づけるものとなるでしょう。

的を射てない意見だった場合は、こちらの説明が不十分だったことを謝る

もし指示待ち人間が自発的に意見を言ったとして、その意見が的を射てない意見だったとしてもむやみに否定したり怒ったりせずに、「なるほど、そういう意見もあるが、私の説明が曖昧だったかもしれない。

君の意見も参考になるが、今回はこのような方向性でこんなふうに考えているんだ」といったように説明が不十分だったことを謝ってから、自分の考えや仕事の方向性を伝えるようにしましょう。

謝った上で趣旨の詳細を説明し、違う視点からの意見を再びもらう

まず説明が曖昧だったということを謝ったうえで、今回の仕事はこのような方向で考えているが、何か他のやり方や意見はないか?といった具合に仕事の趣旨の詳細を説明し、また違った視点からの意見を聞くようにします。

最初は的外れな意見が多いかもしれませんが、そういった問いを繰り返しているうちに、指示待ち人間も段々と自分で考えられるようになってきます。

最初はおずおずと意見を言っている状態かもしれませんが、何度も繰り返しているうちに自分で考えて行動できるようになっていきます。

指示待ち人間の改善対策(自ら仕事をしたが一部間違っている場合)

指示待ち人間が自ら仕事をして、でもそれが一部間違っていた場合における改善対策方法をお伝えしていきます。

自ら動いてくれた際は感謝を伝える

まずは自分で考えて動いたということが大きな一歩であり前進であるので、例え一部間違っていたとしても、むやみに怒ったりせずに、動いてくれたことに関して感謝の気持ちを伝えましょう。

今まで考えないで動けなかった部下が自分で考えて動いたということがすごいことですから、まずはその行動に対しての評価をしてみましょう。

次から修正してもらいたい点を提案する

そして、動いてくれたことには感謝を伝えたあとに、一部分の間違いに対して、次回からはこのようにやりましょうといった要点を提案しましょう。

「あなたはこうやって動いてくれた、それは大変ありがたいことだ。」とまずは感謝の言葉を伝えてから、「でもこの点に関しては次からはこうしましょう。

その方がいろいろと事が運び上手くいきます。」といったことを伝えて、こういったやり取りを続けていれば、部下も自らの動きを省みて、適切な動きが徐々にできるようになっていきます。

指示待ち人間の部下にイライラするなら転職するのも一つの方法

もし、あなたが仕事のできる上司だとして、あまりにも指示待ち人間ばかりで全く組織が動かないというのであれば、それは会社全体の体質であるかもしれません。

会社自体がマニュアル通りの仕事しか与えておらず、考える社員を育てようという気持ちがないのであれば、あなたの仕事の才能をその会社に埋もらせておくのももったいないので、転職エージェントを使ってもっと志の高い会社に転職するのも一つの方法です。

転職エージェントであれば、あなたの仕事も正当に評価をしてくれて、もっとキャリアやスキルにふさわしい会社を斡旋してくれると思いますので、転職の道を考えてもいいでしょう。

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指示待ち人間は上司や適職で優良になることも

まずは指示待ち人間が自分の考えで動いてくれたことがあったなら、感謝の意見を述べましょう

そして一つの仕事に対する提案や問いを繰り返していくうちにそういった指示待ち人間も自分で考えて動けるようになっていくでしょう。

上司が部下が自分で動いてしてしまったミスに対して怒るか、感謝をするかといった最初の気持ちの持ち方で随分と変わってしまうものです。

指示待ち人間が一生懸命考えて、行動したことでも、無下に上司に一喝されてしまえば、それからは怒られるのが怖くなって、もう自分から考えて動くということをしなくなってしまうでしょう。

ですので、会社側も上司ももう少し寛容な気持ちを持って、誉めて、問うて、提案するということを繰り返し、新人を育てていくという土壌が出来上がれば、指示待ち人間はかなり少なくなっていくことでしょう。

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