ブラック企業を辞めたいと思ったときにする準備・行動

 

社会問題にもなっているブラック企業。辞めたいと思っている方も少なくないでしょう。ブラック企業で得られるメリットはほぼ皆無ですし、精神的に病んでしまう可能性もあるため、できるだけ早めに辞めるべきです。

ここでは、ブラック企業を辞めるべき理由や、辞めたいと思ったときに取るべき行動などについてまとめてみました。

 

自分がブラック企業に勤めているか確認する方法

周りから見ると明らかにブラック企業なのに、本人は気づいていないというケースもあります。ここでは、ブラック企業に勤めているかどうか、確認する方法をご紹介しましょう。自分の勤める会社に当てはまるかどうか、チェックしてください。

  • 離職率が年10%を超える
  • 上司から罵声を浴びせられる
  • 職場いじめが横行している
  • 無意味で非効率な仕事が多い

離職率が年10%を超える

離職率が年10%を超えるような会社だと、高い確率でブラック企業といえるでしょう。離職率が高いということは、入社しても長続きする人が少ないということです。しかも、1年単位で多くの人が辞めるというのは、それなりの理由があるからでしょう。

上司から罵声を浴びせられる

上司から罵声を浴びせられるというのは、要するにパワハラです。パワハラがこんなにも社会問題になっているのに、それにも関わらずそのようなことをする会社はブラック体質といえるでしょう。辞めるべきです。

職場いじめが横行している

普通、職場でいじめが横行していれば、会社側が対策を練るはずです。生産性を下げてしまいますし、企業イメージの悪化にも繋がってしまいます。ブラック企業は儲け第一なので、社員のいじめなど無関心ということがほとんどです。

無意味で非効率な仕事が多い

無意味で非効率な仕事が多い場合だと、ブラック企業かもしれません。無意味で非効率なことをしていても、生産性も利益も上がりません。経営陣がきちんと機能していない会社だと、このようなことが起こります。

 

ブラック企業をすぐに辞めるべき理由

ブラック企業は、すぐにでも辞めるべきです。得られるメリットはまずありませんし、ストレスで精神的に病んでしまう恐れもあるからです。ここでは、ブラック企業をすぐにでも辞めるべき理由について、まとめてみました。

ブラック企業で得られるメリットはない

一般的な企業で働いている場合だと、キャリアを積める、資格を取得できるといったメリットがあります。しかし、ブラック企業ではそれがありません。従業員の育成に力を入れることは皆無で、得られるメリットはないのです。

サービス残業や休日出勤がなくなる

ブラック企業の多くは、社員を使い捨ての駒のように扱っています。そのため、サービス残業も当たり前のようにありますし、休日出勤を強制することもあります。ブラック企業を辞めれば、このようなこともありません。

上司に怒鳴られるストレスがなくなる

部下に平気でパワハラをするようなブラック企業は多いです。そのせいでストレスを溜め、精神的に病んでしまうということも珍しくありません。ブラック企業を辞めれば、こうしたストレスからも解放されます。

無意味な仕事から抜け出せる

無意味な仕事ほど、ばかばかしいことはありません。時間を無駄にしていますし、本来積めるはずだったキャリアも積めなくなってしまいます。早めに辞めて、キャリアを積める会社に転職したほうがずっとましです。

 

ブラック企業を辞めたいと思ったら考えること

ブラック企業を辞めたいと思ってはいるものの、辞められないという方は意外に多いです。そこで、ここではブラック企業を辞めたいと思ったときに考えるべき以下3つのことを、まとめてみました。

  • 自分が辞めても会社は回る
  • 仲間がいても辞める
  • 円満退職を目指す

では、見ていきましょう。

自分が辞めても会社は回る

責任感が強い方だと「自分が辞めてしまうと会社が回らなくなるのでは」と不安に思ってしまいます。実際には、1人くらい辞めたところで会社が回らなくなることはありません。そのような心配はいっさい無用です。

仲間がいても辞める

同じ会社に勤めている仲間がいても、辞めるべきです。仲間がいるから、と考えてしまうと、いつまで断っても辞めることができません。転職すれば、また新たな仲間はできます。そこだけがあなたの居場所ではありません。

円満退職を目指す

ブラック企業だと、辞めると言い出した社員に対して給料を未払いにするなど、報復措置をとることがあります。そのようなことがないよう、なるべく円満退社を目指しましょう。辞めたくないけど仕方なく、という流れがいいですね。

 

ブラック企業を辞めたいと思ったら準備すること

ブラック企業を辞めたいと思ったら、最低3ヶ月分は生活できるくらいの給料は用意しておきましょう。また、転職は在職中に行う、有給の残りを確認するといったことも大切です。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

最低3ヶ月の生活費分の貯金を用意すること

失業保険は、手続きしてすぐに貰えません。自分の都合で退職したときは、3ヶ月後からの支給となるので、それまでの生活費が必要になります。そのため、最低でも3ヶ月分くらいの貯金は用意しておきましょう。

転職活動は在職中に行うこと

仕事を辞めてから転職活動を始めると、なかなか次の仕事が見つからないということもあります。収入源を断たれてしまうので、精神的にも追い込まれてしまいます。転職活動は在籍中から始めるようにしてください。

有給休暇の残り日数は確認すること

有給が残っているのなら、迷わず消化してしまいましょう。有給が残っているのに、そのまま辞めてしまうのはもったいないです。最後のほうに、まとめて有休を取って消化してしまうというのもアリです。事前に確認してください。

 

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会社を辞めるときの準備・退職方法と注意点

 

退職意思を伝えるポイント

ブラック企業は、一般の企業と違って常識が通じないことも多いです。そのため、退職意思を伝えるときも、いくつか覚えておくべきことがあります。ここでは、ブラック企業に退職意思を伝える以下3つのポイントをまとめてみました。

  • 退職届は内容証明郵便で送ること
  • 記録が残る方法で退職意思を伝えること
  • 1ヶ月半前に退職の意思を伝えること

では、それぞれ見ていきましょう。

退職届は内容証明郵便で送ること

別に退職届を出さずとも、退職はできます。しかし、ラック企業だと、退職届がないので認めないなど、因縁をつけてくることもあります。内容証明で送れば、送ったということを証明できるので、このようなことも起きません。

記録が残る方法で退職意思を伝えること

口頭で伝えただけだと、退職の意思が伝わっていないということで、給料を未払いにされるようなこともあります。内容証明もそうですが、会話を録音しておくなど、記録が残る方法で退職の意思を伝えるようにしてください。

1ヶ月半前に退職の意思を伝えること

退職の意思を伝えるタイミングは、会社の就業規則に従うのが基本です。早めに伝えたほうがいいですが、遅くとも1ヶ月半前には伝えるようにしましょう。ギリギリになると、退職を認めてくれないことも考えられます。

 

【関連記事】

退職理由の本音と建前!会社に伝えるべきこととタイミング

 

次にブラック企業に入社しないための確認の方法

ブラック企業からやっと抜け出せたと思ったのに、新たに就職した会社がまたブラック企業だと、絶望してしまいますよね。そのようなことにならないよう、事前に以下5つのことを確認しておく必要があります。

  • ネットの口コミが悪い会社はNG
  • ホームページが陳腐な会社はNG
  • 離職率が高い会社はNG
  • 毎週のように求人広告を出している会社はNG
  • 面接から即日で採用される会社はNG

ネットの口コミが悪い会社はNG

ネット上の口コミがすべてではありませんが、実際にそこで働いている人の口コミは参考になります。ネットの口コミで悪い評価が多いような会社は、基本的にやめたほうが良いでしょう。候補からも外してください。

ホームページが陳腐な会社はNG

いかにも自作したような、クオリティの低いサイト、何を伝えたいのかよく分からないようなホームページだと危険です。ウェブマーケティングも盛んな今の時代に、陳腐なホームページを運営している事態怪しいです。

離職率が高い会社はNG

離職率が高いということは、それなりの理由があるからだと考えられます。つまり、人が離れていく理由があるということです。年10%以上の離職率なら、とりあえずやめておいたほうが無難でしょう。

毎週のように求人広告を出している会社はNG

頻繁に求人広告を出しているような会社もありますが、これも危険です。慢性的な人手不足に喘いでいるということですし、新人を確保してもすぐ辞めていく会社、と考えられるからです。辞めたほうが無難ですね。

面接から即日で採用される会社はNG

即日採用する会社がすべてブラック企業ということはありません。ただ、一般的な企業だと、受け入れのための体制を整える準備期間があるはずです。それがまったくなく、即日採用というのは少々怪しいと考えられます。

 

【転職する際は転職エージェントを使おう】

転職エージェントについては以下の記事で詳しくご紹介しています。

 

まとめ

ブラック企業に勤めていても、良いことは何1つありません。いたずらに精神を疲弊するだけですし、得られるものも何一つないでしょう。ブラック企業に勤めているのなら、今から新たな転職先を見つけ、退職することを考えてください。早くブラック企業から解放されて、人並みの生活を送れるようになりましょう。

 

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