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ノートの取り方・まとめ方が上手い人はマイルールを持っている

ノートの取り方・まとめ方が上手い人は必ずと言っていいほどマイルールを持っています。ただ言われたことや、ボードに記載していることをノートに書くのではなく、理解しやすい独自のまとめ方をしているのです。そのまとめ方が自分に合うまとめ方であればあるほど、同じことをしていても覚えも早いし、仕事では効率よく作業に取り掛かることができるという違いが出てくるのです。
マイルールの例としては、ノートを取るときに、メモ書きをする余白欄を設けたり、重要なことを付箋に書いて分かりやすくしたりと、事柄がどのようにつながっているのかなどがきちんとまとめられています。そうすることで、後から見直したときに、どのように理解していけばよいかが記載されているため理解度も高まります。
ノートの取り方のポイントを1つずつ試し、自分に合ったものを取り入れる

ノートの取り方は様々な方法があります。どの方法が自分に合っているかとノートの取り方のポイントをまずは1つずつ試してみましょう。続けて取り入れていけることなのかどうかも含めて検討することが重要です。自分に合ったノートの取り方だというものを取り入れていくと良いでしょう。
わかりやすいノートのまとめ方のポイントや10の対策

常にノートをわかりやすくまとめている方が、あなたの周りにもいらっしゃると思います。わかりやすくノートをまとめられるようになりたいですよね。わかりやすいノートのまとめ方には、どのようなポイントがあるのでしょうか。基本的なノートのまとめ方のポイントや10の対策をご紹介いたします。
1.1ページごとに日付、連番、テーマなどを記載する
必ず1ページごとに日付や連番を記載するようにし、必ずそのページのテーマを書きましょう。どんなにわかりやすくノートをまとめていたとしても、日付などの記載がないと、どこにまとめたのか、いつまとめたのか、またどんなテーマだったのかがわからなくなります。
また見返した時にノートのどこに書いたか探すことに手間がかかってしまいます。何についてまとめてあるページなのかをわかるようにするためにも、1ページごとに日付、連番、テーマなどを記載し、改めて見返した時もわかりやすくするようにしましょう。
2.大見出し、中見出し、小見出しの区別をつける
ノートに内容をまとめるときは、必ず〔大見出し〕〔中見出し〕〔小見出し〕の区別をつけて記載することです。見出しが無い状態で記載していると、どこに何が書いてあるかが人目で分かりづらい印象のノートになります。全て同じ出だしから記載していくのではなく〔大見出し〕より〔中見出し〕〔小見出し〕は段落を下げて書いたり、また大見出しを四角で囲うようにして区別をすることで、より見やすくわかりやすいノートになります。
3.色ペンは3色で、色の使い分けを決めている
いくら見やすくしたいからと言って、たくさんの色を使いすぎると、どの部分が重要なのか、覚える必要があるのかなどが分かりにくなってしまいます。色ペンは3色まで、と決めて使うようにするとまとまって見え、すっきりとわかりやすいノートになります。
例えば、赤は大変重要なことの時に使用し、黄色は注意した方が良いことに線引きをするといったように、ルールを決めて色の使い分けをすると良いでしょう。また、大事な言葉をオレンジのペンで記載すると赤シートをかぶせた時にその部分が見えなくなる効果があります。そうすることでまとめたノートを自分なりの問題集とすることもできます。
4.文字を詰め過ぎず、余白を持たせ、後から書き足せるようにする
ノートをまとめようまとめようとしていると、どうしても文字を詰め過ぎてしまうことがあります。余白があるともったいないと思い、追加のテーマも続けて書きたくなってしまいます。しかし、余白を取らずに文字を詰めて書いてしまうと、異なるのテーマも同じ場所にまとめて書いてしまうことになり、結局どこに何が書いてあるのかわかりにくくなってしまうのです。
ノートは大胆に使用し、余白を持たせるようにしましょう。たとえば、右側1/3は余白として取っておき、後から調べて分かったことや、学んだこと、またその事について感じたことを余白に書き足せるようにすると、自分自身の理解度と連動してノートをまとめることができ、記憶にも残ります。
5.疑問点や気づきをメモする
ノートはただ事柄を記載することだけに使うのではなく、疑問点や気づきをメモもしていくことにも使用できます。授業中や講習の際に、先生や講師が言っていることなどで不明確な部分や疑問点をノートに記載します。そうすることで、疑問を持った事柄を調べるということを忘れませんし、どのように理解したかという結果を記載することでより理解力を高めることができます。
また気づきをノートに記載することで、ワーキングメモリーを高める効果にもつながります。その時どうだったのか、ということをノートにメモすることで、ノートに記載したときの状況までを記憶する能力を高めることができるのです。疑問点や気づきをメモしたことが無かった方はぜひ今日から初めてみましょう。
6.罫線・マス目に基づいて記入する
ノートはなるべく罫線・マス目に基づいて記入するようにし、揃えて記載するようにしましょう。そうすることで、見返すときに大変わかりやすくまとまって見えます。ノートをどのようにまとめても後から自分自身で理解できていて成績等にも何も支障がないという場合は、どんなに汚い書き方でも全く問題はありません。
しかし、後からノートを見直していてどこに何が書いてあるかわからない状態であったり、自分でも何をまとめたかわからないという場合は、ノートをきちんと丁寧に書くことから始めることは必要不可欠です。
始めは、ノートを見返した時にいかにわかりやすいかということが重要です。そこから、少しずつメモを加えたりしてノートで理解できるようにすることがポイントです。
7.情報が足りない場合は、付箋で付け加える
ノートだけでは情報が足りない場合、追加事項を付箋で付け加えることもわかりやすくまとめるポイントです。付箋には様々な色やサイズがありますので、色やサイズごとに重要度を分けて書き、ノートに貼る事で分かりやすくまとめることができます。
また、付箋の中に要点まとめて書く必要がありますので、そのことが頭に記憶されやすくなります。タスクを付箋に記載して、終わったものや覚えたものから付箋をはがしていくのも良いですね。
8.図やグラフを活用する
ノートに図やグラフも記載して活用することで理解しやすくなります。簡単な図やグラフは手書きでも記載することができますが、複雑なものや時間がかかる場合はコピーして貼ると良いでしょう。また、その図の詳細などを記載したり、ペンやマーカーで重要部分に印をすることで分かりやすいノートになります。
9.文字の大きさを均等にする
ノートを見やすくするには、文字の大きさを均等にすることも大切です。文字の大きさが様々だとごちゃごちゃした印象からまとまりがなく見えてしまい、結果的にノートを見返してもわかりづらくなってしまいます。わかりやすいノートにするために文字の大きさは均等にするように心がけましょう。
10.マーカーは最低限の使用にする
特に女性がしがちなのが、マーカーでノートをカラフルにしてしまうことです。後から見返したとき、様々なマーカーを利用していると、どこが重要なことだったのか、調べなくてはいけなかったのかなどが直ぐにわからなくなってしまいます。色ペンを3色利用する場合はマーカーは1色のみにした方が良いでしょう。そうすることでどこが重要かが直ぐにわかります。
社会人の仕事に役立つノートの取り方

社会人になってノートを取ることはありますか。もちろんYESです!しかし、ノートと言っても、何をノートに取るのか、どのようにまとめるのかはその人次第です。どんな方法でもノートを取る事は仕事をする上で大変大事なことです。社会人の仕事に役立つノートの取り方を見ていきましょう。
アイディアを書く
社会人が仕事で使うノートには、アイディアを書いておくのがオススメです。ふとした時に思いつくアイディアは、時間が経つと忘れてしまうことはありませんか?アイディアが思いついたときにすぐにノートにメモをしておくと忘れずに済みますし、ノートに書いておくことで見返すことが出来れば仕事でもとても役立ちます。
考えをまとめる
考えがなかなかまとまらないときは、ノートに書いてみましょう。考えたことをひたすら書いて可視化することで、考えの共通していることや、他に考えなくてはいけない事柄など、まとめるべきことがわかってきます。何かに思い悩んだときや、考えがまとまらない場合には、ノートに書くことがとても役に立ちます。
人から聞いた役立った話や情報をメモする
人から聞いたことはその時に良いと思っていてもすぐに忘れてしまうものです。忘れないようにするために、聞いたことはもちろん、役立った話や情報をノートにメモをしておきましょう。後々見返すときに、仕事に役立つ情報になるかもしれません。
仕事の流れ、必要な物などまとめる
仕事の流れや、必要な物などをまとめるのにもノートは適しています。たとえば始業前に今日の仕事の流れをタスクのように書き出しておくことで、頭の中も整理することができます。終わったことは分かるようにしておき、未だ終わっていないものがどれなのか、分かるようにしておくことで、仕事の流れを常に把握することができます。
またタイムスケジュールをノートに記載しておけばで仕事の流れをより理解しやすくなります。ノートには、仕事に必要なものを記載しておくこともオススメします。仕事では様々なことが発生しますので、必要なものなどは忘れがちになります。ノートを見返せばその時に必要なものが絶対書かれている!ということがあると仕事に役立ちますね。
上手なノートのまとめ方を画像でまとめて見る
それでは、実際に上手にノートにまとめている方を見てみましょう。
https://twitter.com/fairwindstudent/status/92746506863098265
図が記載されていて大変分かりやすくまとめられています。図を書くのが得意ではない場合は、コピーして貼り付けると早くまとめることができます。
https://twitter.com/120persona/status/924599570113339392
コピーした図を貼り付けて、すっきりまとめられていますので、とても分かりやすいノートになっています。
https://twitter.com/QKerika819/status/905087311511134208
うまくまとめられていると、とても分かりやすいため何度も見返したくノートを作ることができます。
https://twitter.com/newsbungu/status/875594042108649474
付箋を貼ったノートのまとめ方と、図式でまとめることで、考えやアイディアがまとまってきます。後から見返すときも大変見やすくなっています。
https://twitter.com/Honey2lifeplus/status/879712945248358401
思いついたときにアイディアはノートにまとめておくことで大変役立ちます。
ノートの取り方に関するおすすめ本
ご紹介したとおり、ノートの取り方は様々です。ノートの取り方を一から学びたい方は書籍でじっくり学ぶのも良いですね。それでは、ノートの取り方に関するおすすめの書籍をご紹介いたします。
図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
仕事のミスの85%は整理術で解決できる。日本一わかりやすい整理術の教科書。一流有名企業の“できる社員”がビジネスシーンで実践している3つの整理術をあますことなく大公開。「仕事をしていて些細なミスが多い」「どうしても仕事がスムーズに進まない」。このような悩みを持つ方にぜひ読んでもらいたい1冊。
ノートの取り方ってなかなか人に教えてもらう機会がないですよね。この書籍は特にビジネスで活用できる基礎知識を分かりやすく教えてくれます。今、ミスが多くて悩んでいる、仕事ができず迷惑かけていることに悩んでいる方、必見です!
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
なぜ同じことを経験しているのに、きちんと身につく人と、そうでない人とで違いが生まれるのでしょうか。
- 仕事はメモする段階で差がついている!
- 仕事ができる人の「ノートの中身」を公開
- スーパーサラリーマンの「ノート術」
基礎的なノートのまとめ方から、実践的なノート術までまとめられている書籍です。ノートを取るときに使うと良いおすすめの文房具まで紹介されています。仕事で結果を出したい方向けに効率よくノートをまとめる方法とは何かが書かれています。
たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術
日本でいちばんノートを売る会社が実践する、最強のノートメソッド100!ノートの企画・販売において最高の歴史と実績をほこる、コクヨがおとどけするノート活用のハック集。方眼・横線・無地、3種のノート本来の活用方法と、コクヨ社員自らが実践する「成果があがるノートの技術」100メソッドを本邦初公開!
誰もが一度は使ったことのあるノートといえばコクヨ。そんなコクヨの社員、いわゆるノートのプロが実際に実践しているノート術を100種記載されています。どうしてそのノートの取り方をしているのか、こんなノート術もあるのか、を学ぶことができ、その中で自分に合うノート術はどれかを試してみるのにオススメの一冊です。
ノートの取り方は自分に合ったものをマイルールで取り入れよう

スマートフォンの普及率が上がるにつれて、ノートに記載することが減ってきている今、改めてノートの取り方やまとめ方が、脳の整理に良いということで注目を浴びています。自分自身が備忘録で記載することはもちろんですが、聞いたことをメモするということだけでも、短く要点をまとめる能力が身につきます。
アイディアをノートに記載することで、ビジネス戦略ノートにもなりますし、自分の考えをまとめるためにノートに記載して可視化することで考えがまとまります。様々な効率のよいノートのまとめ方はありますが、自分に合ったノートの取り方を見つけて、マイルールで取り入れていけると勉強や仕事の効率が良くなりますよ!