自分に合う仕事がわからない人へ。自分に合う仕事の見つけ方を解説

 

 

「今の仕事が自分に合っていない」「働いていてもつまらない」と、不安や不満を抱えている方はいませんか? 自分に合う仕事に出会った人は毎日楽しく働いていて、うらやましいと思うかもしれません。

実は、自分に合う仕事を見つけるポイントは、現在・過去・未来の自分をじっくりと考えることです。そこで、自分の適職を探すための現状の棚卸や自己分析、キャリアプランの構築方法、自分に合う仕事の選び方を紹介します。

 

今の仕事は自分に合っている?セルフチェック

自分に合う仕事と感じられるかどうかは、業務内容に対するスキルの有無や面白さ、職場環境や待遇など、以下9つの基準から決まります。まずは、自分に合う仕事をできているか、セルフチェックをしてみましょう。

  • 仕事で褒められた経験はあるか
  • 平均以上の成績は出せているか
  • 仕事を楽しいと感じられているか
  • 業務を苦だと感じることはあるか
  • 自信を持てる業務はあるか
  • 実力に見合うポジションを与えられているか
  • 給与や待遇に満足できているか
  • 職場の雰囲気がいいと思えるか
  • 仕事で褒められた経験はあるか

仕事で褒められた経験はあるか

仕事で誰かから褒められたことは、自分の適職である可能性が高いと考えられます。相手はあなたの仕事内容を見て、能力の高さを評価しているからです。

たとえば、「仕事ぶりが丁寧」「礼儀正しい」といった小さなことでも構いません。キャリアの棚卸をする中で褒められたことを紙に書き出してみましょう。

平均以上の成績は出せているか

仕事の数値が可視化できる内容の場合、自分の立ち位置が平均より上であるか確認してみましょう。

身の回りの社員と比較して、自分のほうが優れた成績を収めているなら自分に合った仕事である可能性が高いです。

営業成績だけでなく、一時間あたりの伝票の処理数や仕訳数が多くて正確など、意外と自分の能力を可視化できるケースは多いです。ぜひ、今の仕事ぶりを数値化してみましょう。

仕事を楽しいと感じられているか

仕事をしていて楽しいと思う時間の長さは、自分に合う仕事の一番の条件と言えます。スキルがあって得意な仕事も適職の可能性は高いですが、楽しいと思っている人のほうが仕事を長く続けられるはずです。

明日の仕事が楽しみで仕方ないという気持ちがある人は、自分に合う仕事をしているでしょう。

業務を苦だと感じることはあるか

楽しい仕事がある一方、自分に合わない仕事は苦痛に感じる業務も多いです。特に、さまざまな仕事を任されている人ほど、得意な仕事と苦痛に感じる業務がハッキリしやすいと思います。自分に合う仕事かをチェックするとき、苦痛に感じる仕事も考えておくとよいでしょう。

自信を持てる業務はあるか

仕事内容のすべてが得意でなくとも、自信を持てる業務はあるはずです。

たとえば、「営業で新規開拓は苦手だけど商品説明は誰にも負けない」「事務職で伝票処理は苦手だけど電話応対は得意」など、仕事内容を細分化すると、自分の適性に気付きます。その仕事のすべてが苦手と考えず、自信を持てる業務を分析しましょう。

実力に見合うポジションを与えられているか

任されている仕事は自分が思っている以上だったり、反対に自分の適性では簡単にこなせてしまったりと、実力に見合わないポジションに就いている可能性もあります。仕事の向き不向きではなく、実力に合わないポジションを担当しているかもしれません。

給与や待遇に満足できているか

給与や役職への不満が原因で、自分に合わない仕事と感じることも少なくありません。本当は自分に合う仕事内容をしているのに、なんとなく自分に合わない気がすると感じることはありませんか?自分なりに会社の中での立ち位置や市場価値を考え、妥当な条件で働けているかを考えてみましょう。

職場の雰囲気がいいと思えるか

人間関係や職場環境の悪さは働きやすさに大きく影響します。仕事内容が合うか合わないかではなく、実は職場の雰囲気と自分がマッチしていないのかもしれません。自分自身はインドア派なのに職場が体育会系など、会社の社風と自分の相性を考えてみましょう。

 

>自分に合う仕事を見つける2つの方法

自分に合う仕事を見つける具体的な方法は自己分析とキャリアプランの設計です。自己分析で過去と現在の自分を振り返り、キャリアプランの設計で未来の自分を考えながら、自分に合う仕事を見つけましょう。

1.自己分析をする

自分に合う仕事を見つけるためには、能力や価値観、過去の経験をもとに自己分析をしてみましょう。楽しくてやりがいのある仕事は、自分の人間性と合致しています。ぜひ、後述する手法で自分のことを深掘りしてみてください。

2.キャリアプランを考える

職業人の自分の将来を考えることも自分に合う仕事を探すうえで大切です。今できることと将来やりたいことに振り分けてキャリアを設計し、今後の働く仕事や働き方をイメージします。「今の仕事が合う・合わない」という尺度だけでなく、これから自分に合った仕事にするためのステップを考えてみましょう。

 

自己分析のステップ

自己分析は4つの手順で実施しましょう。過去に打ち込んだことを振り返って深掘りを行い、自分の長所やモチベーションの原動力を見つめ直します。具体的なやり方は以下の4ステップです。

  • 1.過去に打ち込んだことを振り返る
  • 2.頑張った経験を掘り下げて分析する
  • 3.過去の経験に共通する自分の長所を見つける
  • 4.過去の経験に共通する「モチベーション」の源を見つける

では、それぞれ解説していきます。

1.過去に打ち込んだことを振り返る

自分の人生の中で熱中したことは何ですか?仕事だけでなく、部活動やアルバイト、趣味など、自分が打ち込んだことを思い出してみてください。仕事との関係性は考えず、熱中したことを単語レベルで紙に書き出してみましょう。

2.頑張った経験を掘り下げて分析する

自分が頑張った経験を具体的な要素に分類して考えると、「なぜ、自分がその物事に熱中できたか?」ということが見つかるはずです。

たとえば、趣味のロックバンド活動に打ち込んでいたとしましょう。同じ趣味でも、「みんなでひとつのモノを作り上げるのが好き」「自分で歌詞や曲を作るのが楽しい」など、人によって好きな内容は異なります。このような手法で、熱中できた要素を具体的に考えてみてください。

3.過去の経験に共通する自分の長所を見つける

自分が今までに経験した出来事のうち、成功体験と自分が長所を引き出せたことを振り返ってみましょう。

部活や勉強、趣味に仕事内容など、自分が能力を発揮できた場面は意外と共通していることが少なくありません。

自分が能力を発揮できた瞬間は、あなた自身にも手ごたえがあり周囲の反応もよかったはずです。

仕事では他人から評価される機会が多いですが、能力を発揮できる機会の多い仕事なら、きっと多くの人から喜ばれます。あなた自身も自分に合う仕事だと感じる機会は増えるでしょう。

4.過去の経験に共通する「モチベーション」の源を見つける

最後に、熱中していたことはなぜ高いモチベーションで取り組めていたのかを考察しましょう。

たとえば、「自分ができないことに取り組んでいるときに燃える」「他人の役に立っていると感じる機会が多くてやる気が出る」など、モチベーションの原動力は人それぞれです。

一方、モチベーションが低い状態を振り返ることも意味があります。自分に合う仕事を探すとき、同時に自分に合わない仕事や働き方が見つかると職業選択がしやすくなるはずです。

 

キャリアプランの考え方

キャリアプランは以下5つのステップで考えてみましょう。将来の目標と今の自分にできること、客観的評価を書き出し、理想像と現状のギャップを照らし合わせながら構築します。

  • 1.人生でやりたいこと・大きな目標を考える
  • 2.自分の強み・自分にできることを考える
  • 3.自分が周囲から求められることの傾向を考える
  • 4.理想の未来像をイメージする
  • 5.理想の未来と現在のギャップを埋めるための戦略を考える

1.人生でやりたいこと・大きな目標を考える

まずは自分の人生で達成したいことや目標を考えてみましょう。自分の価値観や仕事によって社会貢献したいことなど、少し大それた目標でも構いません。 キャリアプランは将来的に変更される可能性も高いです。完璧な計画を立てる必要もないので、まずはシンプルに書き出してみてください。

2.自分の強み・自分にできることを考える

やりたいことや目標を書き出したら、次は自分の強みやできることを考えましょう。ここでは、目標と実際の能力の関係を考えず、いまの自分のスキルの範囲でまとめます。

取得した資格や営業成績、会社の目標に対する到達率など、まずは自分が出した結果を棚卸します。次に、結果に対して自分がどのような行動をとったか、プロセスを分析してみてください。

こうすることで、目に見える結果とそれに対する行動が紐づき、あなたの強みやできることがより意味を持つのです。

3.自分が周囲から求められることの傾向を考える

周囲があなたに頼む仕事は、周りから見たあなたに対する客観的評価と考えることもできます。

たとえば、正確さが求められる仕事を頼まれることが多い場合、客観的に見たあなたは丁寧な仕事をする人です。

往々にして、自分のやりたいことと周囲が求めるあなたにはギャップがあることが多いです。自分の目指す姿とは乖離があって困惑するかもしれませんが、主観的な評価に加えて考えておくとよいでしょう。

4.理想の未来像をイメージする

ここまでの素材が出揃ったら、3年後、5年後、10年後と、自分がどんな仕事や働き方をしていたいかを書き出します。

ここでは、先ほどまでのステップで書き出した「自分が将来やりたい目標」「強み・できること」「周りからの評価」を照らし合わせて考えましょう。

今の自分に引っ張られすぎると目標が小さくなってしまうので、少し難しくても手が届きそうな範囲をイメージするのがコツです。

5.理想の未来と現在のギャップを埋めるための戦略を考える

少し高い目標に設定したあなたのキャリアプランができたら、未来の自分に対する現在のギャップを考えてみましょう。

キャリアプランは自分の価値観や強みをもとに設計されているはずなので、いまの強みを伸ばすか弱みを解消するなどして、ギャップを埋めるための戦略を構築します。

ギャップを埋めるための戦略を考えたら、あとは実行に落とし込むだけです。自分の能力を伸ばすために今の職場で努力をしたり、転職して別の能力を引き出したりするのは、その人のキャリアプランによって異なります。

大切なのはあなたの将来設計にあった行動です。未来の自分に近づけるよう、ぜひアクションしてください。

 

自分に合う仕事を見つけるポイント

自己分析とキャリアプランの構築が終わったら、さらに自分に合う仕事を見つけるために絞り込みを行います。どのような方法で絞り込みを行うのがいいかをまとめてみました。

  • 視野を広く持つ
  • やりたいことより必要とされることを優先する
  • “会社・仕事”ではなく“身につけたいスキル”で探す
  • 完璧な会社を見つけようとはしない
  • 友人や家族の意見を参考にしてみる
  • 自分ではどうしようもないときは専門のアドバイザーに相談する

視野を広く持つ

今までの経験だけで考えても、自分に合う仕事を発見できる可能性は限られています。ほかの人が経験した話を聞いたりアルバイトやインターンシップを体験したりと、視野を広く持つことを心がけましょう。今までは興味がなかった業種や職種の中に、自分が本当にやりたい仕事が隠れているかもしれません。

やりたいことより必要とされることを優先する

自分の憧れに近づこうとすることも大切ですが、自分の適性がなかったり社会的なニーズがなかったりすることも少なくありません。

多くの人が「誰かに感謝された瞬間」にやりがいを感じると言いますが、必要とされることに取り組むことは大切です。自分に合う仕事を見つけるとき、それが周りから必要とされるかを考えておくとよいでしょう。

“会社・仕事”ではなく“身につけたいスキル”で探す

やりたい仕事を会社や業務内容 の単位で考えると、自分に合う仕事が見つかりにくいです。

自分が身に付けたいスキルの軸で考えると業種や職種の選択肢が広がるため、自分に合う仕事に出会える可能性が高くなります。自分に合う仕事を探すときは、一個人としてどんな職業人になりたいかを考えるとよいでしょう。

完璧な会社を見つけようとはしない

どんな素晴らしい会社でも、仕事内容に苦手な部分があったり条件が少し悪かったりすることは仕方ありません。完璧な会社や条件は存在しないため、自分なりに妥協点を考えておくとよいでしょう。

たとえば、「職場環境ややりがいはあるけど少し給与が安い」「給与条件や仕事内容は合っているが通勤時間が長い」など、諦めるポイントを見つけることも大切です。

友人や家族の意見を参考にしてみる

自分に合う仕事を考えるときに周囲からの意見は参考になるので、ぜひ家族や友人の意見を聞いてみましょう。

心理学でも「ジョハリの窓」がありますが、「自分が思う自分」だけでなく「他人から見た自分」もいます。家族や友人は客観的な自分の特性をよく知っている人たちなので、意外と自分に合う仕事を見つけてくれる可能性が高いのです。

自分ではどうしようもないときは専門のアドバイザーに相談する

すでに社会人として働いている人が転職を考えている場合、転職コンサルタントやキャリアアドバイザーに意見を仰ぐのもよいでしょう。

転職エージェントに登録すると担当のアドバイザーがついて、あなたの転職市場での評価や適性診断を実施してくれます。

また、アドバイザーは面談であなたの職業に対する希望や進路をヒアリングして、適性を見つけてくれる存在です。多くの転職希望者と接している人からのアドバイスなので、自分に合う仕事を探している人には頼れる存在になるでしょう。

 

【転職する際は転職エージェントを使おう】

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まとめ

自分に合う仕事を見つけるためには、自己分析とキャリアプランの構築を行い、さまざまな視点から自分の適性を考えることが大切です。

自分の価値観ややりたいことを軸にしながら、他人が求める自分の姿や自分の強みを加味して考えると、自分に合う仕事を見つけられる可能性は高くなります。

楽しくてやりがいのある仕事に出会えるよう、まずは自分のキャリアの棚卸をしてみてください!

 

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