職場での嫌がらせ・いじめでもう悩まない!具体的な対処法をご紹介

 

 

職場でいじめ、嫌がらせに遭ったことがあるという方は意外に多いのではないでしょうか。どのような理由があろうと、いじめや嫌がらせは許せないこと。しかし実際このようなケースは少なくありません。

ここでは職場での嫌がらせの内容、対処法などについてご紹介します。もし今現在、このような被害に遭っている方は参考にしてみてください。

 

職場での嫌がらせ(職場いじめ)とは?

職場での嫌がらせ・いじめにもさまざまなパターンがあります。集団で一人を集中的に攻撃したり、仕事をあえてさせなかったりといったケースもあります。ここでは職場での嫌がらせやいじめについて詳しく見てみましょう。

集団で一人に嫌がらせする行為

職場で発生するいじめ、嫌がらせ行為の多くは集団で一人を攻撃します。理由はまちまちですが、仕事ができない・暗い・付き合いが悪い・コミュ力がないなどの因縁をつけることが多いようです。

複数の人間が嫌がらせに関わることが、職場いじめのひとつの特徴と言えるでしょう。上司や同僚、後輩までもが一緒になって嫌がらせに参加することもあります。仕事の邪魔をする、仕事を任せない、飲みの席などにいっさい誘わないといった行為が考えられます。

約8割の職場で発生

職場での嫌がらせやいじめは、珍しいことではありません。全体の約8割にもおよぶ職場で発生していると言われ、被害に遭った方、今現在遭っている方もたくさんいます。

こうした嫌がらせは、ある日突然始まるかもしれません。職場のリーダー的な存在が、特定の一人に負の感情を抱き攻撃を始めると、周りもそれに引きずられます。いつ今働いている職場で嫌がらせが始まるか、誰も分からないのです。

上司と部下のあいだで起こりやすい

職場いじめは主に、上司と部下とのあいだで起こりやすい傾向にあります。分かりやすいケースだと、自分の言うことを素直に聞く部下には優しく接し、そうでない人には冷たく接するようなケースです。 思い通りにならない部下に対し、ほかの社員を扇動していじめを働くようなことも珍しくありません。

部下は立場上、上司に意見できず、泣き寝入りすることも多いです。また集中的に上司からパワハラを受けるようなこともあります。

職場での嫌がらせの内容は?

具体的に、職場での嫌がらせはどのような内容なのでしょうか。さまざまなパターンが考えられますが、みんなの前で罵倒する、仲間外れにする、セクハラ・パワハラなどが代表的です。詳しくご説明しましょう。

罵ったり怒鳴ったりする

上司から部下への嫌がらせ・いじめとして多いのはこのケースです。正当な理由があっても、罵ったり怒鳴ったりするのは褒められた行いではありません。嫌がらせの場合だと、理不尽な理由で罵倒することがほとんどです。

マンツーマンで罵倒することもありますが、わざとみんなが見ている前でこのような行為に出ることもあります。要するに見せしめであり、さらし者にするためです。罵倒された側は、強い屈辱と深い悲しみの気持ちを抱いてしまうでしょう。

仲間外れにする

まるで子どものようですが、実際このような嫌がらせも多いです。一人を全員で仲間外れにし、輪に加わらせようとしません。仕事をさせなかったり、対象の一人だけをお酒や食事の席に誘わなかったりといったことが考えられます。

疎外感を覚えさせることで、精神的に追い詰めるやり口です。仲間外れにされた人は精神的につらくなります。もしかすると職場を辞めたいと考えるかもしれません。

セクシャルハラスメント

これも代表的な嫌がらせ・いじめの一種です。あえて嫌がらせとして行われることもあれば、本人は悪気なくセクハラをしているというケースも少なくありません。

やった側の人とは反対に、やられた側はひどく傷つけられます。 セクハラと言うと「体を触る」といった物理的なイメージがあるかもしれませんが、言葉によるものもあります。

女性に対して下ネタをふる、恋人の有無を聞く、性的な質問をするといった行為もセクハラになります。

パワーハラスメント

職場で優位な立場にあることをいいことに、高圧的・暴力的な接し方をするのがパワハラです。業務の適正な範囲を超え、精神的かつ肉体的な苦痛を与える行為と考えられるでしょう。

もっとも多いのは上司から部下へのパワハラです。 上司は当然のごとく部下よりも立場が上。部下は上司に逆らえないため、何を言われても我慢することしかできません。ひどいパワハラだと、受けた側が精神を病んでしまうこともあります。

 

自分でできる職場での嫌がらせの対処法

職場での嫌がらせに対処する方法はあります。まず大切なのは、どうして自分がいじめに遭っているのかを分析することです。その上で上司に相談する、記録する、会社に文書で報告するなどの対処法をとることができます。

いじめの原因を分析する

いじめの原因は理不尽なものが多いですが、まずはどうして自分がそのような目に遭っているのかを分析してみましょう。

もしかすると、嫌がらせを受けてしまうような原因があったのかもしれません。 任された仕事をこなさないことが多い、休みが多くほかの社員に負担をかけているなど、過去の行為が嫌がらせに発展している可能性もあります。

自分で考えて分からないときは、仲のよい社員に聞いてみるのもひとつの方法です。

信頼できる同僚や上司に相談する

信頼できる人がまったくいないという状況だと難しいですが、そうでないなら信頼できる上司に相談しましょう。直属の上司が嫌がらせをしている場合は、さらに上役に話をもっていくという手もあります。

上司に相談することで、配置換えが可能かもしれません。また嫌がらせをしているグループに注意をしてくれる可能性もあります。放置していても問題が悪化するだけというケースも多く、信頼できる上司や同僚に相談するのは有効です。

いじめや嫌がらせを記録する

嫌がらせやいじめが原因で、職場を辞めることになるかもしれません。また、うつ病のほか体調不良になる可能性もあるでしょう。

このような場合だと、裁判で慰謝料を請求できることもあります。 裁判を優位に進めるためにも、どのような嫌がらせやいじめを受けたか、いつされたかといった記録を取っておくことです。

また、記録があれば上司や同僚に相談もしやすいので、何かされたときはすぐメモなどに書くようにしましょう。

会社に文書で報告する

最近では職場環境をよりよいものにする目的で、社員の相談窓口を設ける企業も増えています。パワハラやセクハラの問題が大きく取りあげられるようになり、こうした行為の被害に対する専門窓口を設けているところも珍しくありません。

そうした窓口でなくても、社員の言葉を聞くための窓口は用意されているはずです。そこに文書で報告しましょう。文書で報告するときは、できるだけ細かく、丁寧に書き記すことです。

仕返しはしないこと

嫌がらせをされたら、仕返ししようと考えることもあるでしょう。理不尽ないじめや嫌がらせは腹立たしいものですし、そのような気持ちになってしまうのも分からなくはありません。

ただ、仕返しをしてしまうと、負の連鎖がさらに続くことも考えられます。 仕返しの仕返しが行われる可能性もあるでしょうし、余計なエネルギーも消費します。やり返そうとは考えず、根本的な解決を目指しましょう。

 

第三者の力で職場の嫌がらせを止める方法

自分の力で職場での嫌がらせを止めさせることもできますが、ここでは第三者の力で止める方法をご紹介します。法テラス、あるいは労働局の力を借りるというふたつの方法を詳しく見てみましょう。

法テラスに相談する

法テラスとは、弁護士に無料相談ができる公的なサービスです。通常、弁護士に何かを相談すると相談料が必要となります。しかし法テラスでは一定の条件を満たせば、無料で法律相談も可能です。

職場でいじめに遭っているという相談をすることで、そうした問題に強い弁護士の意見も聞くことができます。法律のスペシャリストとしての観点から、適切な解決策も提案してもらえるでしょう。

労働局に相談する

全国の各都道府県には、労働局という機関があります。国の行政機関のひとつであり、厚生労働省の管轄です。企業と労働者のあいだに入り、働く人の環境を改善する役割を持っています。

労働局には専用の窓口も設けられていますし、セクハラやパワハラ、いじめなどの相談もできます。公的な行政機関なので、無料でトラブルの解決をお手伝いしてもらえるのも魅力的なポイントと言えるでしょう。

 

職場での嫌がらせが止まらないときに考えること

職場での嫌がらせやいじめが止まないと、仕事への意欲も持てません。精神的にも追い詰められてしまい、心を病むこともあるでしょう。ここでは、職場での嫌がらせが止まないときに考えるべき以下4つのことをお伝えします。

  • いじめのある職場は腐った会社である証拠
  • きちんと退職届を提出する
  • 会社都合の退職扱いにする
  • 労災認定を受ける

いじめのある職場は腐った会社である証拠

いじめがあるような職場はろくなものではありません。社員がいじめに遭うような職場は、会社がそうした状況を放置している可能性があります。問題を解決しようともせず、現場の人間に任せっぱなしなので、会社そのものがいじめ体質なのです。

このような職場は腐っているとも言えます。いじめや嫌がらせが止まないのなら、もうその会社には何も期待できないと思ってよいでしょう。しがみつく価値もありませんし、新しい職場を探したほうが精神衛生上にもよいです。無理をするくらいなら転職も考えてみてください。

きちんと退職届を提出する

いじめや嫌がらせなどが原因で会社を辞める決心をしたのなら、きちんと退職届は提出しましょう。退職願と退職届、どちらを出せばいいのかと悩む方もいますが、退職願ではなく退職届を用意します。

退職願は「辞めてもいいでしょうか?」と伺いをたてるもの、退職届は「辞めます」という意思表示です。 後者を提出するということは、会社を辞めるという意思が固いことを示しています。

もしかすると、この段階で会社側が対応の誤りに気づき、何かしら話を持ちかけてくるかもしれません。ひとまずは辞める強い意志があることを示すため、きちんと退職届を提出してください。

会社都合の退職扱いにする

会社都合の退職扱いにすれば、失業給付金を早く受け取れるメリットがあります。自己都合での退職だと、待期期間7日と3ヶ月を過ぎるまで失業手当を受け取ることができません。

会社を辞めてすぐに仕事が見つかればいいのですが、職場が決まるまでに時間がかかることも考えられます。できるだけ早めに失業手当はもらいたいもの。会社都合の退職にしておけば、待期期間7日と1ヶ月後に支給されます。

労災認定を受ける

パワハラやセクハラ、いじめなどは労災がおります。昔だとセクハラやパワハラは労災だと認められないこともあったのですが、今は認められる時代になってきました。

労災認定を受けるには、本人やその家族が労働基準監督署に訪れて申請を行う必要があります。病院での診断書ももらい、書類を労働基準監督署に提出しましょう。こうした問題に強い弁護士に依頼すると、手続きもサポートしてもらえます。

 

まとめ

職場でのいじめや嫌がらせは決して珍しいものではありません。無理をしてそのような職場にい続けると、精神を病むことも考えられるので、早めに対処するようにしましょう。自分で対策できないなら、第三者を頼るのもおすすめです。

基本的にいじめを放置しているような会社は取るに足りず、早めに見切りをつけたほうがいいかもしれません。

 

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