職場の人間関係を良くする方法5つ|人間関係に疲れた時の対処法も

 

 

離職してしまう原因はいろいろ考えられますが、人間関係が悪くて仕事を辞めてしまうケースはとても多いです。人間関係が悪いと仕事もスムーズに進まず、やる気もそがれてしまうでしょう。

ここでは職場での人間関係のチェック方法や、関係を少しでも円滑にする方法などをお伝えします。快適に働けるよう、ぜひ参考にしてみてください。

 

職場の悪い人間関係は離職の原因

人間関係の悪さは、退職理由の上位を占めていることをご存じでしょうか。上司との関係や、成果主義が人間関係に影響を及ぼすこともあります。ここでは職場の悪い人間関係について、詳しく見ていきたいと思います。

職場の人間関係の悪さは退職理由の上位

会社を辞める理由は人によってまちまちです。仕事が合わない、通勤時間が長すぎるといった理由で辞める方もいますが、人間関係の悪さを理由に退職する方もたくさんいます。人間関係を理由に退職を選ぶ方はかなり多く、退職理由の上位に食い込むほどです。

職場ではいろいろな人と関わりを持つことになりますし、業種によってはチームで業務にあたることもあるでしょう。そのため人間関係が悪いと仕事が円滑に進まなくなり、居心地も悪くなってしまいます。職場にいづらくなり、結果的に辞めるという道を選んでしまうのです。

上司との関係が職場の空気に影響

上司は部下の仕事を評価する立場にあります。評価する側とされる側という構図になり、この関係が良好だと職場もよい空気になるでしょう。例えば、きちんと部下の仕事ぶりをチェックし、正当な評価を下してくれる上司なら職場の雰囲気はよくなるはずです。

しかし逆に、部下の仕事をきちんとチェックしておらず、正当な評価を下してくれない上司だとどうなるでしょうか。上司に媚を売るような人が評価され、媚を売らず真面目に働いている人が評価されないとなると、職場の雰囲気は悪くなってしまいます。

成果主義も職場の人間関係に影響

最近では成果主義を掲げる企業も増えてきました。きちんと成果を出せば評価してもらえるのですが、これが人間関係に影響している事実があります。成果を出すためには、ときには周りを蹴落とすことも必要となるため、同僚間での競争も激化してしまうのです。

競争が激化すれば、お互いが協力し合わなくなることも十分考えられます。自分が成果を出すため、周りとは協力せずスタンドプレーに走ってしまうような人もいるでしょう。このような人が何人もいると、自然と職場の空気も悪くなり人間関係も悪化してしまいます。

 

あなたに原因があるかも?人間関係チェック

人間関係が悪くなってしまう原因は、周りの社員に問題があるケースだけではありません。自分自身に問題がある可能性もあります。チェックポイントをご紹介するので、自分に当てはまっていないか確認してみてください。

  • 他人の悪口やイヤミを言う
  • ネガティブな発言が多い
  • 挨拶やお礼を言わない
  • 日常コミュニケーションを避ける
  • 飲み会などの誘いは常に断る
  • 自分に非があっても謝れない

他人の悪口やイヤミを言う

人の悪口を言うと自分に返ってくると言われています。本人がいないところで悪口、陰口を言ったりしていませんか?

人の悪口を言うような人だと、周りの人からの信頼も失ってしまいます。「平気で人の悪口を言う人」というレッテルも貼られてしまうでしょう。 人の悪口を平気で口にするような人とは、誰だってなるべく関わりたくないもの。悪口を言う人だと周りに知れてしまうと、どんどん孤独になっていきます。

類は友を呼ぶと言うように、「悪口・イヤミばかりの信頼できない」人物が寄ってくるかもしれません。結果、人間関係も悪くなってしまい、自分も悪口を言われるようになります。

ネガティブな発言が多い

ネガティブな発言は聞いていて気分のいいものではありません。聞いているだけで気持ちが滅入ってしまいますし、周りの人からも距離を置かれてしまうでしょう。

もし日ごろからネガティブな発言を繰り返しているようであれば、注意が必要です。 仕事や特定の人に対する不平不満などは、特に嫌われるもとです。そのような愚痴を言いたくなることもあるでしょうが、頻繁に聞かされる人の身にもならなくてはなりません。

話を聞かされてもどうしようもありませんし、なるべくあの人とは関わりたくないと思われてしまうでしょう。

挨拶やお礼を言わない

挨拶はコミュニケーションの基本です。その基本的なことができないのは、社会人として失格と言えるでしょう。特に相手が挨拶をしてくれているのに、挨拶を返さないというのはいけません。人を不快な気持ちにさせてしまい、人間関係の悪化につながります。

また、何かをしてもらったときにはお礼を言うのが普通です。何かをしてあげた人も、お礼を言われれば「また助けてあげよう」と思うもの。お礼を言われたくてやっているのではないでしょうが、さもそれが当たり前のような態度を取られると腹立たしく感じます。

日常コミュニケーションを避ける

会社ではたくさんの人が働いており、業務を円滑に進めるにはコミュニケーションも絶対的に必要となります。人間関係が悪いと感じている場合、日常のコミュニケーションを避けている可能性もあるので、日ごろの自分を振り返ってみましょう。

コミュニケーションがきちんと取れていないと、ちょっとしたことで誤解を生んでしまうこともあります。誤解を招いた結果、人間関係が悪くなるということも十分考えられるでしょう。職場の人とは適度にコミュニケーションを取らなくてはなりません。

飲み会などの誘いは常に断る

会社での飲み会や食事会などを常に断っているという方もいるでしょう。どうしても行けなくて断るのであればまだしも、行きたくないからという理由で断っていると人間関係が悪化します。付き合いが悪い、コミュニケーションが取れない人とも思われかねません。

良好な人間関係を築くには、こうした飲み会や食事会などの席へはなるべく参加したほうがベターです。会社ではできない話もできるほか、絆を深めて人間関係もよりよくできるでしょう。特にみんな参加しているのに、一人だけ参加していないという状態だと余計に人間関係は悪化してしまいます。

自分に非があっても謝れない

仕事をするうえで失敗してしまうこともあります。チームでの作業中にミスをしたり、判断を誤って損害を与えたりすることもあるでしょう。このようなときは、素直に謝るのが普通です。

明らかに非があるのに謝らないと、非常識と捉えられてしまいます。 非があるのに謝らないような人と一緒に仕事をしたい人は、まずいません。不快な気持ちにさせられるだけですし、できるだけ関わりたくないと思われるでしょう。チームで行う仕事の場合、このような人がいると和が乱れてしまいます。

 

職場内で自分の接し方を変えるポイント

人間関係を悪化させないような接し方を意識することで、快適な職場環境へ近づくかもしれません。ここでは、職場内で自分の接し方を変える以下5つのポイントについてまとめてみました。ぜひ試してみてください。

  • 常に「私」を主語に話して気持ちを伝える
  • 感情的に物事を伝えない
  • 相手の心情も察する
  • 説明時は数字を交えて具体的に伝える
  • 感謝の言葉を述べる

常に「私」を主語に話して気持ちを伝える

きちんと自分の気持ちを伝えるのは大切なことです。常に「私」を主語に、言いたいこと、伝えたいことを言葉にするようにしましょう。はっきりと自分の気持ちを伝えないと、仕事でミスが起きることもあります。

こうしたことを防ぐにも、私を主語として気持ちを伝えることが必要です。 「この仕事に関して、私はこう思います」と伝えることで、相手に考えが伝わります。気持ちや考えのすり合わせもできますし、より効率的に業務を進められるでしょう。勘違いによるミスなども減るため、人間関係も良好に保てます。

感情的に物事を伝えない

すぐ感情的になるような人と、一緒に仕事をしたいと思う人は少ないはずです。すぐに怒り出す、泣き出すといった人は面倒くさく、なるべく一緒に仕事をしたくありません。何かを伝えるときには、感情的にならず落ち着いてしっかり伝えるようにします。

感情的になりそうなときは、一度深呼吸をしてみてください。深呼吸は心を落ち着けるのに効果的なので、怒りそうになったとき、思わず泣きそうになったときなどにおすすめです。また一度頭の中で口にする言葉を整理し、そのうえで発するようにしましょう。

相手の心情も察する

良好な人間関係を築くには、自分のことばかりではなく、人のことも考えてあげる必要があります。人間関係が悪くなってしまう大きな原因の一つが、自己中心的な考えです。自分のことばかりでなく、常に相手の心情も察してあげるようにしましょう。

仕事でも「もし自分があの人の立場だったら」「あの人ならきっとこう考えるのではないか」と考えてみます。「自分はこうだからこうに決まっている」という早とちりはNGです。相手の心情を察した発言、行動ができれば、人間関係も良好になります。

説明時は数字を交えて具体的に伝える

曖昧な説明だと、本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。そのため何かを説明するときは、数字を交えてできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

「いくつか用意しておいて」「だいたいの数でいいよ」といった伝え方はやめたほうが無難です。 曖昧な伝え方をしたばかりに、大きなミスとなることも考えられます。会社に大きな損害を与えることになるかもしれませんし、そうなると人間関係にも影響を及ぼすでしょう。

こうしたミスを回避するためにも、できるだけ数字を用いて具体的に伝えることが大切です。

感謝の言葉を述べる

当たり前のことですが、仕事で何かしてもらったときには、感謝の気持ちを述べます。言わなくても分かるだろうと思うかもしれませんが、想いは言葉にしないと伝わりません。

分かっている、と思っているのは自分だけ。きちんと言葉にして感謝の気持ちを伝えてみてください。

また、常に感謝の気持ちを忘れないことです。ちょっとしたことにも感謝の気持ちを表すようにしてみましょう。気持ちも晴れ晴れとしますし、周りの人にもよい印象を与えます。周りの人からのサポートも受けやすくなるでしょう。

 

職場の仕事外でのコミュニケーションの付き合い方

職場での適度なコミュニケーションはもちろんのこと、仕事外での付き合い方も大切です。人間関係を悪化させず、良好な関係性を築くための、以下仕事以外のコミュニケーション方法について見ていきます。

  • 飲み会などの誘いは適宜参加する
  • お誘いに参加できない場合は代替案を提示する
  • 参加できない場合は理由を正直に伝える

飲み会などの誘いは適宜参加する

若い方の中には、会社の飲み会や食事会には参加したくないという人も増えてきました。職場以外で仲良くしたくない、仕事が終わったら自分のために時間を使いたいという気持ちも理解できます。

しかし良好な人間関係を築きたいなら、なるべく飲み会などの誘いには参加するのが無難です。 もちろん、すべての誘いに応じる必要はありません。どうしても参加できないこともあるでしょう。

なるべく参加するように心がけるだけで大丈夫です。毎回断っていると付き合いが悪いと思われますし、今後二度と誘ってもらえなくなるかもしれません。適宜参加するようにしてみてください。

お誘いに参加できない場合は代替案を提示する

代替案を提示するだけで、印象がまったく違ってきます。「行けません」「参加しません」とストレートに断るよりもソフトになりますし、コミュニケーションを取る気はあることをアピールできます。 「お酒が飲めないので、レストランでの食事会にしませんか」など代替案を提示すれば、それが通るかもしれません。

興味のない誘いを受けると断りたくになりますが、興味を持てるような代替案を提示すれば積極的に参加できるでしょう。一つだけではなく、複数の代替案を提示すると、誘ってくれた人も助かるかもしれません。

参加できない場合は理由を正直に伝える

どうしても参加できないような状況なのに、無理に参加しようとするとストレスになります。そのストレスが人間関係の悪化につながるかもしれません。難しい場合はがんばりすぎず、不参加にしましょう。

その場合の理由は、なるべく正直に伝えることが大切です。 嘘の理由を伝えて、それが後でバレたときは大変です。

SNSをやっている場合だと、行動が周りの人に筒抜けということも珍しくありません。「嘘の理由で誘いを断った」となり、職場で無視されるような羽目になる可能性もあります。できるだけ正直に参加できない理由を伝えましょう。

 

自分の接し方で人間関係を改善できないときの対処法

自分の接し方を変えたものの、それだけでは人間関係を改善できないというときには、どうすればいいのでしょうか。上司や同僚への相談、家族や友人、人事部に相談するという手もあります。ここで詳しく見てみましょう。

上司や同僚に相談する

とりあえず、同僚に相談してみてはいかがでしょうか。同僚があいだに入って、うまく関係を修復してくれるかもしれません。また直属の上司に相談するのも一案。

上司は部下が仕事をしやすいように努めることも仕事のうちです。 上司は普段から部下の働きを見ているため、どうして人間関係が悪化しているのか把握している可能性もあります。

上司としての視点からアドバイスをもらえるかもしれませんし、うまくとりなしてくれるかもしれません。直属の上司では話にならないという場合は、もっと上役に話をもっていく手もあります。

家族や友人に相談する

自分の欠点は自分では分からないものです。自分では接し方や考え方を変えたつもりでも、実はそんなに変わっていなかったということもあるでしょう。身近な存在である家族や友人に相談すれば、あなたのどこに問題があるのか適切に指摘してくれるはずです。

また家族や友人の経験談を聞けるかもしれませんし、それを参考に人間関係の改善が進む可能性もあります。ストレスが溜まってイライラし、それが原因で人間関係が悪くなっている場合は特に有効な方法です。家族に話すことでストレスが緩和され、周囲を気遣う心の余裕が生まれるでしょう。

人事部に相談する

人事部に相談してみるのもよいでしょう。どうしても人間関係の改善ができない、今の部署では働けないという場合だと、人事部への相談がもっとも適切です。もっと働きやすい部署に配置換えしてくれる可能性があります。

人事部に相談するときは、具体的にどのような状況なのかを丁寧に説明することが大切です。今のままでは生産性が悪い、仕事へのモチベーションも下がってしまうといったことも伝えたほうがベター。また人間関係を改善するために努力したものの、それでも無理だったということも伝えてみてください。

 

どうしても職場の空気が悪くて耐えられないときは?

いろいろ努力したものの、職場の空気が悪くてもう耐えられないとなったとき、どうすればいいのでしょうか。割り切ってしまうか、環境を変えてしまうか、自分の心と現在の状況を見つつ決断しましょう。

お互いにプロフェッショナルと認める

同じ業界で働くプロフェッショナルとして、認める気持ちが大切です。自分もプロであり、相手もプロだと認めることで、相手を敬う気持ちも芽生えるかもしれません。プロフェッショナルということを強く認識すれば、人間関係も気にせず仕事に邁進できるようになる可能性もあります。

言うまでもなくプロフェッショナルは、結果を出すことが第一です。そのための努力をするべきですし、それを理解できれば多少職場の空気が悪くても我慢できるでしょう。

仕事と割り切る

プライベートで関わりを持っているわけではないので、これも仕事と割り切ってしまいましょう。就業時間のあいだだけ我慢すればよく、仕事が終われば悪い人間関係に悩まされることもありません。この人との関係はあくまで仕事の上に成り立っていると、強く念じます。

仕事をしている目的はお金を稼ぐため。日々の生活のためにお金が必要で、それを稼ぐために働いているはずです。そう考えると、人間関係の悪さもあまり気にならなくなるでしょう。仕事だから周りの人との関係性など気にしない、考えないと思ってください。

転職する

最終的には転職も視野に入れます。いくら仕事だと割り切っていても、人間関係の悪い職場にいるのはつらいものです。だんだんと仕事に行くこと自体が億劫になるなど、いつまでもそのような職場にいるのは精神衛生上よくないでしょう。

転職すれば、新しい職場でのびのびと働ける可能性があります。ただし自分自身に問題がある場合は、職場が変わってもまた人間関係を悪くしてしまうかもしれません。そうならないよう、自分に問題がないかどうかは確認しておく必要があります。

 

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まとめ

人間関係が悪い職場は離職につながりやすく、なるべく良好な人間関係のもとで働きたいのは誰しも同じです。まずは自分に人間関係を悪くしてしまっている原因がないか、確認してみましょう。そのうえで接し方を変えてみてください。

ただ、いづらい職場にしがみつく必要はないので、どうしても居心地が悪いときは転職も考えましょう。

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