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転職エージェント「ワークポート」の上手な使い方

『ワークポート』は2003年に設立されITビジネス分野に専門特化して採用支援をしてきた転職エージェントです。2014年以降ワークポートはITビジネス分野だけに限らない総合転職エージェントに生まれ変わっています。
ワークポートはIT系の求人に強いだけでなく、ハイクラスの求人に強いなどの特徴があります。以下の記事では、ワークポートの特徴について詳しくご紹介しています。
数ある転職エージェントの中からワークポートをいかに上手に使い、転職活動を実りあるものにすればいいのかご紹介いたします。
もし、まだワークポートの登録が済んでいないということでしたら、以下の記事で登録とその後の流れについてわかりやすく解説しています。ご覧になってワークポートに登録してみましょう。
IT・WEB業界への転職で使う
ワークポートは元々ITやゲーム業界に専業特化していたという経緯からIT・Web業界の転職では登録必須の転職エージェントと言えます。
以下のワークポートの業種別公開求人数の集計を見ると、総合計求人数17,816件のうちIT・Web系の公開求人数が7,605件と実に公開求人数の半数近くがIT・WEB系の求人となっています。公開されている求人は非公開求人を合わせた総求人数の30%程度に過ぎないということなので、単純に計算すると総求人数59,386件そのうちの25,350件がIT・WEB系の求人にあたります。
また転職者をサポートする「転職コンシェルジュ」はIT・WEB系の業界出身者が多く業界や求人企業の内情にも詳しいので、必要な言語・スキルから就職後のキャリアパスの相談まで的確にアドバイスをしてくれます。
さらにワークポートではIT・WEB系が未経験または経験やスキルに不安を持つ転職者でも応募できる求人を数多く用意してくれたり、1か月間の無料エンジニアスクールを開催してくれたりと手厚くサポートしてくれています。
IT・WEB系の転職を考えているのならワークポートは登録すべき転職エージェントだといえます。
<ワークポート公開求人業種別集計(2017/12/26時点)>
業種 | 公開求人数 | |
IT業界 | 4,102 | |
インターネット・Web | 3,503 | ↑ここまでの合計7,605人 |
ゲーム・アミューズメント | 1,945 | |
クリエイティブ | 373 | |
通信・ISP・データセンター | 127 | |
コンサル・シンクタンク | 335 | |
人材サービス | 900 | |
メーカー関連 | 10 | |
商社・流通・運輸 | 341 | |
メディカル・バイオ | 194 | |
金融・証券・保険 | 137 | |
小売・飲食 | 719 | |
不動産・建築・設計 | 2,099 | |
教育 | 182 | |
その他(士業など) | 388 | |
合計 | 17,816 |
出典:ワークポート公式サイト
複数の転職エージェントと併用する
さまざまな業界の求人案件をとにかく数多く検討したい人から転職エージェントの精神的サポートを受けながらじっくりを行いたい人まで、転職活動は人それぞれ異なります。
しかしすべての人の転職活動を一つの転職エージェントでサポートできるというわけではありません。それぞれの転職エージェントの弱みを補いあうことができるので、転職活動は複数の転職エージェントを併用して進めていくべきです。
詳しくは下記記事にて解説してますので、ぜひご参考ください。
ここではIT・WEB系の転職に強みを持つワークサポートと合わせて利用したい3社の転職エージェントをご紹介します。
- リクルートエージェント

業界最大手の転職エージェントといえばリクルートエージェントです。リクルートエージェントは、他の転職エージェントをはるかに凌ぐ圧倒的な求人するを誇っています。IT・WEB業界だけでなく幅広く他の業界の求人も多数検討したいという人にはリクルートエージェントとワークポートとの併用がおすすめです。
- DODA

DODAはリクルートエージェントに次ぐ業界第2位の転職エージェントです。求人数が多いこともさることながら、面接などのサポートが手厚く初めての転職でも相談しやすいなど大手の転職エージェントの中でもキャリアコンサルタントの質が高いと評判です。
IT・WEB系に強いワークポートにDODAを併用することで他の業界の求人数と面接対応など質の高いサービスを確保することで転職活動に厚みを持たせることができます。
- パソナキャリア

パソナキャリアはリクルートエージェントやDODAなどに比べ求人数は劣るものの、キャリアコンサルタントが親身になって相談に乗ってくれ対応が丁寧であることで有名な転職エージェントです。
面接対応などの親身な精神的サポートを受けながらIT・WEB系その他の業界への転職を進めていきたい人には、ワークポートとパソナキャリアの組み合わせがおすすめです。
ワークポートを最大限フル活用するコツについては以下の記事で詳しくご紹介しています。上記でご紹介した転職エージェントと併用し、以下の記事で更に効果的なワークポートの使い方を実践してみてください。
ワークポートの使い方における特徴(サポート・サービス)

ワークポートを使う上でのサポートやサービスの特徴はどんなものでしょうか。
1.レスポンスが早く、ビジネスライクで淡々と進む
ワークポートの大きな特徴としてレスポンスの早さを挙げることができます。初回面談の後その日のうちに10件以上、翌日に数十件といった具合に求人案件をどんどんスピーディーに紹介してくれます。というのもワークポートのポリシーは一人でも多くの求職者に一社でも多くの求人企業を紹介したい、可能性を潰したくないというものです。
他の転職エージェントのように時間をかけてじっくり吟味して結局紹介してもらえる求人がとてもすくないということはワークポートにはありません。時には紹介される求人が希望とはかけ離れた的外れなものに感じることもあるかもしれませんが、送られてくる求人の中には自分では気づかなかった可能性に気づける案件に出会えることもあります。
また担当する転職コンシェルジュのあまりにスピーディーな対応を事務的に感じてしまう人もいるようです。ビジネスライクにどんどん案件を検討していきたい人にはこの対応はとてもありがたいものです。転職コンシェルジュの時には事務的にも感じるスピーディーな対応は一人でも多くの人に多くの求人企業を紹介したいという真剣さの表れともいえるでしょう。
より詳しいワークポートのサービスの流れは以下の記事で紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
2.職務経歴書の雛形(フォーマット)が使いやすい
ワークポートのサイトから履歴書や職務経歴書のフォーマットがダウンロードできます。特に職務経歴書はWebデザイナーやゲームプログラマー、経理/財務など27職種の豊富なテンプレートが用意されています。
たとえばWebデザイナーの場合、職歴詳細欄で過去に就業した各会社毎にプロジェクトの開発期間や業務内容、担当、開発環境・使用言語、プロジェクトでの役割やチーム規模などの記載欄が用意されています。また経理・財務の場合でも売上規模や担当業務などの記載欄が設けてあります。
いずれのフォーマットも職務経歴概要、得意とする経験・分野・スキル、会社経歴、職歴詳細、スキル・資格、自己PR欄がシンプルで記載しやすくなっています。さらにIT系と経理財務、営業など複数の職種を経験している人の場合でも、各職種のエクセルファイルの基本フォーマットが統一されているので、各職種の職歴詳細欄を行コピーで挿入して組み合わせてもピッタリきれいに収まるのがとても嬉しいところです。
ワークポートが提供する職務経歴書のフォーマットは転職者にとって使い勝手がいいだけでなく、多くの応募書類を受け取って内容を確認しなくてはいけない企業の人事担当者にとってもスッキリして見やすく作られています。
3.初回の登録が簡単で楽
ワークポートの転職相談サービスを利用する際に初回に登録する内容は以下の6点だけで完了です。
- 名前(漢字・カナ)
- 生年月日
- 連絡先メールアドレス
- 電話番号
- 希望勤務地(都道府県プルダウンメニュー選択)
- 希望職種
通常、他の転職エージェントのサイトでは初回のサービス利用時に履歴書や職務経歴書に書く内容まで事細かに入力しなければいけない場合もありますが、ワークポートは名前や連絡先などの6点のみでわずか30秒足らずで登録できてしまいます。
さらに初回登録後すぐにワークポートの登録管理センターからメールが届き、面談を予約することもできます。もちろん面談予約も簡単で以下の3つの方法で予約をすることができます。
- LINEで予約する
- 電話で予約する
- 面談予約システムで予約する
- LINEで予約する
ワークポートのメールのリンクからLINEページに行き友達に追加します。チャットページでワークポートの面談日程調整用Botが、名前や携帯電話番号、面談日時を聞いてきますのでBotとチャットするだけで簡単に面談予約をすることができます。
- 電話で予約する
ワークポートのメールの電話番号に連絡して面談予約日時を予約できます。
- 面談予約システムで予約する
ワークポートのメールのリンクから面談予約システムページに行きます。名前、メールアドレスを入力後、当日から3週間後までの10:00~20:30までの面談予定カレンダーが表示されます。表示されたカレンダーの日時を選択し「予約する」ボタンをクリックして簡単に面談予約をすることができます。
4.転職活動状況が分かるスマホアプリ「eコンシェル」が便利
ワークポートの転職相談サービスに登録すると転職活動の進捗が一目でわかる「eコンシェル」が利用できるようになります。この「eコンシェル」はPCやスマホ上で使用でき以下の4つの便利な機能を持っています。
- 面接スケジュール機能
- 応募求人管理機能
- 求人レコメンド機能
- メッセージ機能
以下、詳しくご説明していきます。
- 面接スケジュール機能
転職面接日の管理はとても重要です。面接スケジュール機能により面接日が一目で把握でき、また面接企業の最新のニュースリリースが自動表示され面接の際のトピックとして話題にも使えるようになっています。
- 応募求人管理機能
大量の応募求人の進捗管理は人力ではほぼ不可能です。応募求人管理機能は応募求人がどんなに多くても進捗状況を簡単に把握でき、また求人企業のWEBサイトや求人票にもワンクリックでアクセスできます。
- 求人レコメンド機能
求人レコメンド機能は応募条件にマッチした最新求人情報を自動送信してくれます。
- メッセージ機能
eコンシェルの情報にアクセスしていて急に担当の転職コンシェルジュに連絡したくなっても、システム上からすぐにメッセージが送受信できるメッセージ機能も当然用意されています。
ワークポートの使い方を他社エージェントと比較したメリット

ワークポートを他の転職エージェントと比較したメリットとして以下のものが挙げられます。
平日遅い時間と土日にも面談を受けられる
ワークポートでは平日10:00~20:30開始、土曜日10:00~17:30開始、電話面談は平日10:00~20:00開始で受けることができます。場合によっては日曜・祝日にも面談を受けることもできます。仕事をしながら転職活動をする場合でも、仕事が終わってからの平日のかなり遅い時間や土曜日にも面談を受けることができるので安心です。
担当者のレスポンスが早く、急ぎの転職向き
すぐに転職したい人にとっては短い期間にできるだけ多くの案件を検討したいところです。この点ワークポートの転職コンシェルジュは担当する転職希望者にどんどんスピーディーに多くの案件を紹介してくれます。
一人でも多くの転職希望者に一社でも多くの求人企業を紹介したいというポリシーのもと、効率的にたくさんの案件を紹介してくれるので、ワークポートは一日でも早く転職したい人にはありがたい転職エージェントだと言えます。
転職活動の管理アプリが使いやすい
転職活動ではたくさんの求人企業の紹介を受けるため、それぞれの求人案件に対する進捗管理や面接スケジュールの管理や最新求人の選択など、大量かつ様々な状況の求人情報を効率よくさばく必要があります。
この点ワークポートの転職活動管理アプリ「eコンシェル」は、面接スケジュール管理や応募求人管理、求人レコメンド、メッセージ送受信の4つの機能を持っています。「eコンシェル」の4つの機能は大量の求人情報や面談スケジュールを一括管理でき、また求人情報をいつも最新の状況に保てるのがワークポートを利用するメリットもあります。
ITやWeb業界への転職に強い
ワークポートは最近までITやゲーム業界に専業特化していた転職エージェントであり求人情報の半数近くをITやWEB業界が占めています。また転職をサポートしてくれる「転職コンシェルジュ」はIT・WEB系の業界で働いていた方が多く、業界や求人企業の内情から言語やスキルまで詳細にアドバイスをしてくれます。
さらに他社ではなかなか紹介してもらえない業界未経験者または経験やスキルに不安を持つ転職希望者でも、無料のエンジニアスクールでスキルアップを後押ししてくれたり、応募できる求人を数多く紹介してくれたりするのもワークポートならではのメリットです。
求人件数が多い
リクルートエージェントやDODAのように求人総数10万件を超える最大手の転職エージェントと比べると、ワークポートの求人件数の6万件あまりというのは多少見劣りするようにも思えます。
しかし特にIT・WEB系の求人件数でみると2.5万件以上と業界最大規模の求人件数になります。さらにワークポートは数多くの求人案件をどんどん紹介してくれるので、実質的に紹介を受ける求人件数は最大手の転職エージェントに匹敵します。
ワークポートと他社エージェントと比較したデメリット

ワークポートを他の転職エージェントと比較したデメリットとして以下のものが挙げられます。
大手企業の求人は少なめ
ワークポートはIT・WEB系、ゲーム業界の求人が多数を占めることからどうしてもベンチャー企業や中小企業の求人が多くなる傾向があり、大手企業の求人の絶対数は少ないのが現状です。
そのため他の業界の案件や安定的な大手企業の求人を数多く提案してほしい場合には、ワークポートから紹介してもらうだけでは満足できないかもしれません。
サポートがしつこいと感じる人もいる
ワークポートの転職コンシェルジュから頻繁に電話やメールがあるなど、サポートが「しつこい」と感じる人もいらっしゃるようです。確かにどんどん矢継ぎ早に紹介される求人案件に圧倒される積極的なサポートがワークポートのデメリットと言えなくもありません。
しかし一人でも多くの転職希望者に一社でも多くの求人企業を紹介したいという企業ポリシーのもと積極的にサポートを続けた結果、ワークポートは各種媒体での「転職決定人数部門 1位」受賞という実績を挙げています。またワークポートのスピーディーで積極的なサポートを歓迎する転職希望者が多いのも事実です。
もちろん転職活動では紹介される案件すべてに応募する必要はありません。どうしてもワークポートの積極的なサポートを負担に感じるようであれば、紹介される案件からこれはと思う案件だけに対応するなど上手く付き合ってみるというのも有効な手です。
※ワークポートは「DODA Valuable Award 2017」(2016年12月1日~2017年10月31日)及びリクナビNEXT「GOOD AGENT RANKING~2017年度上半期~」(2017年4月~2017年9月)で「転職決定人数部門 第1位」をダブル受賞しています。
ワークポートの評判は良いか悪いか

実際のところワークポートの評判は良いのでしょうか、悪いのでしょうか。以下、転職wiki編集部が、実際に転職活動でワークポートを利用した方々に対して口コミ調査を実施しました。以下、ワークポートの様々な口コミを厳選してご紹介します。
ワークポートの評判悪い口コミ
ワークポートで私を担当してくれた人は、他社の担当者と比べて面談等の対応が淡白でとても事務的に感じてしましました。
先ほども説明した通り、ワークポートは一人でも多くの方に一社でも多くの求人企業を紹介するというポリシーがありますので、希望する案件をなかなか紹介してもらえなかったと感じる方や、担当者の方が淡々としていると感じてしまう方もいるようです。
ワークポートの評判良い口コミ
サイト登録から面談、電話・メールなどのレスポンスがとても早く、担当のSさんは、親身になって相談や書類の添削も行って頂けたのでとても助かりました。企業もかなり紹介してくださり、ワークポートさん経由で希望する会社2社から内定を頂くことができました。
他のエージェントと併用していましたがIT系で残業が少ないという条件であるにもかかわらず、一番多くの求人を紹介してくれ、業界事情にも詳しいので親身に対応してくれました。また、ワークポートさんのほか3社のエージェントを併用していましたが、eコンシェルが非常に便利でスケジュールも混乱することなく転職活動を進めることができました。結果、ワークポートさん経由で内定をいただけました。
一人でも多くの転職希望者に一社でも多くの求人企業を紹介したいという企業ポリシーが社内で徹底されており、報告・連絡の速さは転職エージェントの中ではダントツという結果になりました。また、ITをはじめ専門性が強い転職エージェントですので、深い業界知識に裏付けられた最高のサービスを提供することに定評がありました。
ワークポートの再就職支援での評判
転職コンシェルジュが若い人でしたが、業界知識がかなり深い方でした。他に2社併用していましたが、どちらも紹介された求人は20代、30代を対象としたものが多く、わたしの年齢・経歴に合う案件は少なかったですが、ワークポートさんは条件に合う企業を必死になって探してくださり、かなりご紹介してくださったので非常にありがたかったです。 アンケート調査したところ、上記の男性のように、かなり担当者の方は親身になって条件に合う企業を探してくれたという声が多く、ワークポート経由で内定を獲得した方も多くいらっしゃいました。
ワークポートの第二新卒での評判
第2新卒としてワークポートで転職活動を行いました。未経験の職種の希望でしたが、多くの求人を紹介してもらえ無事就職することができました。 ブラック企業に働いていて毎日かなりキツかったのでワークポートに登録しました。社会人経験も少なく不安でしたが、担当のIさんは親身に自分に合う条件の会社を提案して下さり、面接の練習や職務経歴書の書き方、面接時のマナーまで丁寧に教えてくださいました。おかげで良い条件の会社に転職できました。 第二新卒であってもワークポートは会社のポリシーに合わせ、丁寧で質の高いサービスと、無事に内定をとれたという声が多くみられました。転職決定率の高さで勝負しているワークポートだけあって、第二新卒からの評判も高いです。 より詳しく口コミを知りたいという方は以下の記事をご覧になってください。
転職コンシェルジュの評判
メールや電話ですぐに転職コンシェルジュの方にすぐに連絡できるので、わからないことや確認したいことがあった場合はいつでも親切丁寧に対応していただけました。 担当になった人がたまたまなのか、勤務しながらの転職活動なのにもかかわらず3日連続の面接予定を組むなど不誠実に感じる対応を取られたのがとても不愉快でした。 一人でも多くの転職希望者に一社でも多くの求人企業を紹介したいという企業ポリシーが社内で徹底されていることが、逆に不誠実に感じてしまうという声もありました。
ワークポートのより詳しい評判については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
ワークポートの退会手続きはどのような手続きが必要か

他で転職が決まったり、ワークポートのサービスに良い印象が持てなかったなどの理由でワークポートを退会したいと思った場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。
退会前の確認事項
退会の意思表示をする前に、後悔しないで済むよう以下の点を確認してみてください。
- eコンシェルのデータにアクセスできなくなる
- ワークポートに提出している書類は戻ってこない
- 転職コンシェルジュとの相性が良くない場合は変更ができる
- 他の転職エージェントに登録済みなのか
以下、1つずつ解説していきます。
- eコンシェルのデータにアクセスできなくなる
ワークポートを退会するということはワークポートの転職コンシェルジュのサポートが受けられなくなるということは当然ながら、転職活動を管理していたeコンシェルとそのデータが使えなくなるということです。
- ワークポートに提出している書類は戻ってこない
ワークポートを退会すると、転職コンシェルジュのアドバイスを受けて作成しワークポートに提出している履歴書や職務経歴書などの書類は戻ってきません。他で転職が決まった場合などを除いて、引き続き転職活動を行うのに応募書類が必要になるなら、書類のデータファイルを保存しておくか最初から作成する必要があります。
- 転職コンシェルジュとの相性が良くない場合は変更ができる
もし担当になっている転職コンシェルジュとの相性が良くないことが理由で退会を検討しているのであれば、まずは担当の転職コンシェルジュを他の人に変更してもらうことを考えてみましょう。
転職活動は人と人との人間関係の相性の合う合わないに左右される場合も少なからずあります。そして転職者と転職サポートする側の人間関係の合う合わないはどの転職エージェントでも起こりうる問題です。
「転職コンシェルジュとどうも意思疎通がうまくいかないな」と感じた場合、人生を左右する大事な転職活動なので遠慮せずに転職コンシェルジュの変更をお願いしてみましょう。新しく変わった人もダメならワークポートを退会すればよいのです。
- 他の転職エージェントに登録済みなのか
すでにワークポートと他の転職エージェントを合わせて登録していて転職サポートを受けている場合は、ワークポートを退会しても他の転職エージェントを引き続き利用すればいいのでそれほど大きな問題はないのかもしれません。
しかしワークポートしか転職エージェントを利用していない、特に未経験の職種や十分な経験・専門的スキルの乏しい仕事にチャレンジしようとしている人は注意が必要です。
ワークポートはより多くの人により多くの仕事を紹介することを信条としてIT系・ゲーム業界などを中心に未経験者にも多くの求人を紹介してくれる転職エージェントです。他の転職エージェントの場合、未経験者や専門的スキルに乏しい転職希望者にはあまり求人情報を紹介してくれなかったり、そもそも登録自体を断るケースもあったりします。
もしワークポートを退会したいけど他の転職エージェントに登録していない場合、まず希望する職種や業界で他の転職エージェントに登録できるか確認しましょう。そして他の転職エージェントでどれだけの求人情報を紹介してもらえるのか感触を確認してからワークポートの退会を検討しましょう。
退会の意思表示は電話連絡で確実に
ワークポートのサイトには退会するための申込フォームや退会方法についてのはっきりとした記載はありません。また転職活動を管理するeコンシェルのメッセージ機能からワークポートを退会したいと伝えることもできます。
しかし確実にそしてすぐに退会したいというのであれば、担当である転職コンシェルジュに直接電話でワークポートを退会したいと伝えるのがベストです。そして退会してからの電話連絡やメールの送信の停止、提出した書類の破棄、登録した情報の削除もあわせて依頼しましょう。
転職コンシェルジュに退会したいと伝えると理由などいろいろと聞かれると思いますが「転職が決まりました。転職先名などは伏せさせていただきます。」と伝えればよいでしょう。
また登録した情報の削除や提出した書類の破棄など個人情報の取り扱いがどうしても気になるときには、ワークポートに専用の窓口があります。
ワークポートのサイトを見ていただくと個人情報保護法を受けて「当社における個人情報の取扱について」の記載があります。
個人情報の取り扱いが心配な場合は「ワークポートグループの個人情報苦情及び相談口」にも連絡し、電話連絡やメール配信の停止、提出した書類の破棄、登録した情報の削除を依頼しましょう。
<開示対象個人情報の開示等および問い合わせ窓口について>
ご本人からの求めにより、当社が保有する開示対象個人情報の利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加または削除、利用の停止・消去および第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)を受け付けております。開示等を受け付ける窓口は、以下の「個人情報苦情及び相談窓口」をご覧下さい。
ワークポートは使い方次第で、IT業界やWEB系の転職におすすめ

ワークポートはIT業界・WEB系に専門特化していたころに培った確固たる実績・信用から集まる大量の紹介案件とスピーティーで積極的なサポートで、特にIT業界・WEB系の転職においては大手の転職エージェントを凌ぐほどの転職実績をあげています。
この記事をご覧いただいてワークポートはIT業界・WEB系の転職を考える人にとっては登録必須の転職エージェントであることがお分かりいただけたことでしょう。さらに他の業界での求人の案件数や質、サービス等の面で他の転職エージェントも併用することで、みなさんの転職活動をより充実したものにしていただければ幸いです。
経理や総務などの管理系の事務職に転職希望でワークポートに登録しました。しかし実際に紹介される案件は営業職ばかりで希望する管理系の事務職をなかなか紹介してもらえませんでした。